おしゃれな「デニムソファ」をインテリア空間にプラス!

最終更新日:2019/04/19

ファッションの定番アイテムとも言える「デニム」ですが、インテリア素材として取り上げられることも増えてきました。

カジュアルなアメリカンスタイルだけでなく、大人っぽいヴィンテージスタイルや、シンプルスタイル、ナチュラルスタイルにもマッチします。

この記事では「デニムソファ」を特集し、インテリアコーディネートのポイントなどをご紹介していきます。

そもそも「デニム素材」ってどんなもの?

デニムソファのコーディネートポイントを学んでいく前に、まずは「デニム素材」について知識を深めておきましょう。

〈デニムの歴史〉

デニム発祥の地は、フランスにある「ニーム地方」です。

アンドレ一族が生み出したデニム生地は、もともと「セルジュ・ドゥ・ニーム」という名称で輸出されていました。

とても頑丈なので、北米の鉱山では作業着として活用されていたと言います。

鉱夫の仕事用パンツとして開発されたのが、のちの「ジーンズ」です。

〈デニムの特長〉

一般的なデニム素材には、厚手のコットン糸が使用されています。

織り方は「綾織り」で、インディゴブルー色のタテ糸と、白色のヨコ糸を組み合わせることでつくられます。

使い込んでいくうちに豊かな風合いが生まれるのが特長で、あえてダメージ加工を施すこともあります。

デニムソファにおいても、経年による表情の変化を楽しんでみてはいかがでしょうか。

次項では、インテリア空間の印象を左右する、デニムの「色」についてお話しします。

インテリアの雰囲気が変わる!デニムソファは色の濃さに注目

一口に「デニムソファ」と言っても、その種類や見た目はさまざまです。

カラーバリエーションも豊富なので、ここでは代表的なものをご紹介していきます。

●ブルーデニム:オーソドックスな濃さのブルー

カジュアルながら、少しレトロな印象のブルーです。

色がはっきりしているので、西海岸風のアメリカンスタイルに合います。

●インディゴブルーデニム:濃いめのブルー

ブルーデニムよりも暗いので、シックなイメージとなります。

あえてダメージ加工を施し、ヴィンテージスタイルのインテリアに合わせたいですね。

●ライトブルーデニム:薄めのブルー

ときに、「ウォッシュドデニム」と呼ばれることもあります。

ブルーデニムよりも色が薄いので、軽やかな雰囲気になります。

明るいシンプルスタイルや、爽やかなナチュラルスタイルとも相性が良いでしょう。

《ブルー以外のデニムについて》

代表的なカラーリングはブルーですが、ブラックやホワイトのデニム生地もあります。

また、「カラーデニム」と言って、多彩な色使いをしたものも多く販売されています。

デニムソファに合わせてラグをチョイス!

さまざまなデニム生地があるということは、お分かりいただけたと思います。

選んだデニムソファの色と合うように、その下に敷く「ラグ」を決めていくようにしましょう。

インテリアコーディネート初心者の方は、ブルーデニムのソファに、同じくブルー系統のラグを合わせてみてください。

すると違和感なくアイテム同士が馴染みます。

自然とお部屋の一体感や統一感が生まれますから、失敗は少なくなるでしょう。

このとき、ソファとラグでブルーの濃淡を変えるのがポイントです。

グラデーション効果で、ちょっとしたメリハリをつけることができます。

また、暗めのインディゴブルーデニムのソファなら、ラグは明るめのオフホワイトにしてみるのも良いですね。

デニムソファが引き立ち、すっきりとしたコーディネートとなります。

少し個性的な雰囲気を出したいときには、ストライプ柄やネイティブ柄のラグもおすすめです。

デニムソファの色やお部屋のテイストに合わせながら、ラグ選びをしていきましょう。

インテリアのアクセントに!おしゃれなクッションをコーディネート

デニムソファのコーディネートポイントとして、「クッション」との組み合わせは外せません。

複数クッションを用意し、デニムソファの上に並べてみましょう。

きちっと整列させるのでなく、ランダムに間隔をあけながらラフに並べていきます。

こうしたインテリアテクニックを使えば、海外風でおしゃれな印象になりますよ。

そして、クッションカバーにおすすめなのは、やはりソファと同じデニム素材です。

ユーズド感のあるデニム素材をアクセントにすると、一気にこなれた雰囲気が出ます。

その他、デニムソファと相性が良いクッションカバー素材には、レザーやファーなども挙げられます。

特にレザー素材は、デニムと同様に使い込むだけ味が出ることから、その相性は抜群です。

男前風なテイスト感が高まり、流行のブルックリンスタイルのお部屋にもマッチするはずです。

また、チェック柄や星条旗柄などの柄物クッションをミックスしてみても面白いでしょう。

デニムソファはコーディネートの幅が広いですから、いろいろなスタイリングにチャレンジしてみてください。

デニムソファに合う「ナチュラルオブジェ」でおしゃれなインテリアコーディネート!

カジュアルなデニムソファは、自然素材のインテリアアイテム、いわゆる「ナチュラルオブジェ」との相性も良いとされています。

特に、さまざまなデニム生地をつなぎ合わせたような「パッチワークデザイン」のソファだと、素朴な雰囲気で自然素材と馴染みます。

流木をそのまま活かしたデザインの照明器具や、貝殻を使ったフォトフレーム、ガーランドなど、「海」を連想させるナチュラルオブジェがおすすめです。

こうしたナチュラルオブジェは、ご自分で材料を揃えてハンドメイドしてみるのも楽しいですね。

海や川、山へ出向いて使えそうなものを拾ってきたり、通販サイトで材料を手に入れることができます。

また、デニムソファのサイドには、観葉植物をレイアウトするのも良いでしょう。

垂れ下がる観葉植物である「グリーンネックレス」や「ウスネオイデス」は、インテリア空間のアクセントになります。

通販でゲットできる!おすすめのデニムソファをご紹介

最後になりますが、通販サイトで購入可能な、おすすめのデニムソファをご紹介していきます。

デニムソファをインテリアの一部に取り入れたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

【ジャーナルスタンダード・ファニチャー:フランクリン ソファ3シーター ダメージデニム】

・サイズ:幅2100mm×奥行860mm×高さ730mm

ユーズド加工のブルーデニムを使用しています。

1950年代頃の工事作業着がモチーフになっていて、オイルやペンキの汚れまで細かく再現してあります。

ところどころ擦れていたり、小さな傷があったりと、デザイナーのこだわりが感じられる仕上がりです。

ヴィンテージ感と今風のトレンドが程良くミックスされている、おしゃれなデニムソファでしょう。

【リセノ:2人掛けデニムソファー DORF】

・サイズ:幅1540mm×奥行830mm×高さ760mm

こちらのソファには、コットン100%のインド産デニム生地が使用されており、使い込んだ風合いが出るよう、縫製後にドラム洗いをしています。

丸みのあるフォルムがかわいらしく、全体的にやわらかい雰囲気なのでお部屋に圧迫感を与えることがありません。

幅の広い肘掛け部分にもクッションが入っていますから、枕代わりにしてゴロンと横になれそうです。

リラックスムード満点のデニムソファで、くつろぎの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

デニムソファで魅力的なインテリアコーディネートを!

洋服の定番素材であるデニムですが、ぜひインテリア空間にも取り入れてみましょう。

デニム生地の色によって雰囲気は異なり、周辺アイテムとのコーディネート次第でも印象は大きく変わります。

西海岸風のアメリカンスタイルだけでなく、さまざまなインテリアスタイルに取り入れてみてください。

きっと、お部屋のアクセントになるはずです。