リビングのインテリアで何か足りないと感じた時は、花を飾ってみてはいかがでしょうか?
花はどんなスタイルのリビングにも合わせやすく、気分によって変えることもできるので、雰囲気を変える最適なアイテムだといえるでしょう。
また、見ている方々に安らぎを与えるものでもあります。
今回は、リビングに合う花の飾り方やインテリアに花を取り入れる効果などをご紹介していきます。
リビングのインテリアに花を取り入れるとどんな効果がある?
最初に、リビングのインテリアに花を取り入れることでどんな効果が生まれるのかをご紹介しましょう。
●お部屋の雰囲気が変わる
冒頭でも述べましたが、花は色も形も種類が豊富にあるため、お部屋の雰囲気を変えることができます。
また、季節感を演出することもできます。
●リラックス効果
「花を見ていると気持ちが和む」という方も多いでしょう。
花にはリラックスや癒しの効果があるので、眺めているだけで、ゆったりとした気持ちになることができます。
●生活に楽しみが増える
「今日はなんの花を飾ろうか」など、花を選ぶ楽しみや飾る楽しみが増えます。
少し沈んだ気分の時でも、花を飾って気持ちを慰めることができるかもしれませんね。
●リビングをキレイに保てる
花を飾ろうとする時、テーブルや床が散らかっていると、なんとなく片付けたくなる気持ちになることがあるでしょう。
見た目の問題もありますが、水の入った花瓶を置く時に周りが散らかっているのは心理的にも嫌なものですよね。
花を飾ることでお部屋をキレイにしたいという気持ちが芽生えることもあるでしょう。
少し考えるだけでもこれだけの効果が挙げられる花には、メリットがたくさんあるのです。
リビングに花を飾る時の注意点とは?
リビングに花を飾ることにはメリットがたくさんあるのですが、一方で、注意することもいくつかあります。
ここでは、花を飾る前に気を付けたいことをご紹介していきます。
・花の香り
・花を飾る場所
・こまめな水替え
花を飾る時には、花や花瓶を選ぶよりも先にこの3点を押さえておくようにしたいですね。
リビングは家族が集まる場所であり、お客様を通す場所でもあります。
花はインテリアとしては比較的誰にでも愛されるものだと考えられますが、香りの強いものが苦手だという方は決して少なくありません。
香りは好みの分かれるものですから、誰かにとっては良い香りだとしても、他の方にとっては好みでない可能性もあります。
特別に香りの強い花は避けた方が無難でしょう。
また、花を飾る場所にも注意は必要です。
例えば小さな子どもやペットのいる家では、手の届くところに花瓶があると危険です。
しかし、高すぎるところでも落下の危険性がありますので、安全な場所を選ぶ必要があります。
最後に、花瓶の水替えはこまめに行う必要があります。
花がキレイでも水が汚くては清潔感に欠けますし、なにより花が長持ちしなかったり、病気になる可能性もあります。
汚い水はニオイもきつくなりますから、きちんとお手入れをするようにしましょう。
リビングに合う花の飾り方は?
ここでは、リビングに合う花の飾り方についてご紹介します。
リビングに花を飾る時は、全体のテイストに合わせた花を飾るようにします。
ナチュラルな雰囲気のリビングならばどんな花でも合わせやすいのですが、和風のリビングの場合には、花器や花も和の雰囲気に合うようにしたいものです。
黒と白のスタイリッシュなリビングには、思い切って原色のバラなどを飾ると映えるでしょう。
また、大きさや置き方も考慮する必要があります。
例えば、あまりに大きな花をリビングの真ん中にドンと置いてしまうと、主張しすぎてしまってインテリアの調和が取れなくなってしまう可能性があります。
しかし、あまりにつつましやかな花を飾っても目立たずに、せっかくの花を目に留めてもらえない可能性がありますよね。
リビングのテーブルに花を飾る時には、花や花瓶の高さにも注意が必要です。
テーブルの真ん中に高い花瓶があっては、バランスがあまり良くないと感じます。
花瓶ではなくカップやグラス、お皿を花器の代わりにすると、バランス良く映ります。
また、籐のカゴなどにアレンジされたものも素敵ですね。
リビングでもチェストの上や出窓などのスペースには、花瓶や壺に生けた大ぶりの飾り方でも目を惹くのでおすすめです。
インテリアだけじゃない!花は風水的にもおすすめ
花をリビングに飾るのは、インテリアとして素敵だというだけではありません。
風水の観点から見ても、花をリビングに飾るのはおすすめなのです。
花は、風水で見ると生気を出しているため、家の気の流れを良くしてくれる効果や浄化作用があります。
また、花の種類や色によってもそれぞれに意味がありますので、リビングのインテリアに合わせつつ自分や家族の運気アップを期待できる花を選べると良いですよね。
リビングにおすすめしたい花は、いくつかの種類があります。
●バラ
バラは存在感のある花ですから、リビングを明るく華やかにしてくれます。
風水では強い気を持っているため、赤いバラは恋愛運、黄色いバラは金運など、それぞれに大きな運気アップが期待できます。
ただし、トゲをそのままにしておくとマイナス運気になってしまいますので、取り除くようにしましょう。
●ダリア・ガーベラ
ダリアやガーベラは、明るくやわらかい色味と可愛らしい形で、リビングに飾るのにも人気の高い花です。
風水では、共に恋愛運をアップさせてくれる効果があります。
●芍薬(シャクヤク)
芍薬の花は豪華でありながら品もあるため、洋風和風のどちらのリビングでも素敵に飾れる花だと考えられます。
風水ではピンクや白が財運アップ、紫が家庭運アップなので、家族の集うリビングに相応しい花だといえるでしょう。
花を上手く選ぶ自信がない!そんな時には
リビングには、花を取り入れたインテリアが素敵だということをお伝えしました。
しかし、普段から花を飾る習慣がない場合には、どんな花を選んだら良いのか分からないという方もいらっしゃいますよね。
また、花の生け方はバランスを取るのが難しいので自信がない、という方もいらっしゃるでしょう。
そんな時は、無理をしてアレンジすることを考えずに、一輪挿しを使ってみてはいかがでしょうか。
一輪挿しならば、バランスを考えることなく、すっきりとおしゃれに見せることができますし、チェストでもテーブルでも飾る場所を選びません。
もし「一輪だけでは少し寂しい」と思われる場合には、花を選んでもらうという方法もあります。
近年、「花の定期便」という花の宅配サービスの人気が高くなっていて、自宅用やプレゼントとして贈る方も増えています。
例えば月に1回、あるいは2回など、決まった回数で新鮮な花が自宅に届くため、自分で花を選ばなくても素敵な花を飾ることができます。
自分で花を選ぶ楽しみはなくなりますが、どんな花が届くのかというワクワク感を楽しむことができますね。
定期便を扱う会社によっては、花瓶などがなくても飾れるように開いた瞬間からそのまま置くだけで飾れるタイプの花も取り扱っています。
毎月の自分へのご褒美として注文するのも、楽しいかもしれません。
インテリアに花が欲しくても生花を頻繁に飾れない時は?
インテリアとして花を飾りたいけれど、生花はどうしても金額が嵩むことや花のお手入れに自信がないことから、花を飾ることを諦めている方もいらっしゃるかもしれません。
あるいは、虫が付くことへの恐れや、香りが苦手だと感じる方もいらっしゃるでしょう。
そのような時には、生花ではない花を選んでみてはいかがでしょうか。
例えば、プリザーブドフラワーなどなら水を与える必要がありませんし、ケースに入っていることが多いので、そのまま飾るだけで非常に簡単にリビングを華やかにしてくれます。
価格だけでいうならば生花よりも高いのですが、短期間でしおれることはなく長期間楽しむことができるので、結果的には安く手に入れられると考えて良いでしょう。
また、ハーバリウムもそのまま飾ることができて、華やかな色味のものがたくさんありますのでおすすめです。
リビングに置くには少々小ぶりの瓶に入ったものが多いため、お揃いで何本か並べたりしても楽しいですよね。
自分でも作れるため、自宅のリビングに合った花を選んで作ってみるのも良いでしょう。
ただし、プリザーブドフラワーもハーバリウムも、瓶やケースに入っているからと、全くお手入れをしないのは良くありません。
ケースにホコリが溜まっていては、せっかくの美しい花も残念なものに変わってしまいますので、いつでも清潔に保つようにしましょう。
花のあるリビングで潤いのある生活を
リビングに花を飾るためには、お金も手間もかかるものです。
しかし、それ以上に毎日の生活に潤いを与えてくれるものでもありますよね。
少し疲れている時や気持ちがふさいでしまった時には、リビングに花を飾ってみてはいかがでしょうか?
きっと、明日の元気を作ってくれることでしょう。