自分好みのスツールを作ろう!木製なら簡単にDIYできる!

最終更新日:2021/09/26

自分好みのイスがなかなか見つからないという方は、DIYで手作りしてみませんか?

背もたれのない木製のスツールであれば、DIY初心者でも無理なく作ることができます。

スツールは用途の幅が広く、アイデア次第でイス以外の使い方もいろいろできるので、あると便利です。

使う用途に合わせて、デザインを変えることも簡単にできるので、ぜひこの機会にトライしてみてください。

木製スツールをDIY!アイデア次第で用途がたくさん!

スツールの用途は幅広く、イスとして使うだけでは「もったいない!」と思うほど、いろいろなものに使えます。

例えば、玄関先に置いておけば、靴を履くときに腰掛けられるので楽ですし、一時的な荷物置きにもなります。

かわいいデザインであれば、お部屋のアクセントにもなりますし、ソファの脇やベッドサイドに置いておけば、サイドテーブルとしても使えます。

花瓶や鉢植えの台にしても良いでしょう。

また、イスの脚を短くすれば、小さなお子さんの腰掛けや踏み台、オットマンとして使うこともできます。

実際に、さまざまなデザインのスツールが販売されていますが、自分好みのものを探すとなると、「思うようなものが見つからない」ということが多いようです。

それならば、自分好みのスツールをDIYで作ってしまいましょう。

木製のスツールであれば、デザインも比較的自由にできます。

では早速、作り方をご紹介しましょう。

木製スツールをDIYするための道具を揃えよう

まずは、スツールをDIYするための道具を揃えましょう。

①ドライバー&ネジ

釘で打ち付けるのも良いのですが、真っすぐに釘を打つのは案外難しいので、DIY初心者の場合は、ネジで留める方が良いでしょう。

ドライバーは、電動でも手動でも構いませんが、何本もネジを留める場合は、手動だとかなり大変なので電動ドライバーをおすすめします。

電動ドライバーであれば、ネジ締めだけでなく緩めることも簡単にできますし、先端を換えれば穴をあけることもできるので便利です。

ネジは、木の厚さによって長さなどが変わってくるので、木を選んでから購入しましょう。

②メジャー&さしがね

メジャーとさしがねはどちらも寸法を測るときに必要な道具です。

メジャーはなるべく幅が広く、スチール製でストッパーが付いているものが使いやすいでしょう。

さしがねは、内側と外側に目盛りが付いている金属製のL字型の物差しのことで、直角かどうか確かめたり、直線を引くのに適しています。

③のこぎり

ホームセンターによっては、木材をカットしてくれるところもありますが、細かいサイズ調整にはのこぎりがあった方が良いでしょう。

④サンドペーパー

木製のスツールなので、木の切断面や角を磨いて滑らかにするときに使います。

また、塗装をする前にサンドペーパーで表面を滑らかにしておくと、仕上がりがきれいになります。

⑤木工用ボンド

ネジと一緒に使うことで、強度を上げるために使います。

木製スツールをDIY!木製スツールにはどんな木材が合うのか?

道具が揃ったら、木製スツールに合う木材を用意しましょう。

【SPF材】

2×4工法でよく見かける木材、SPF材とは、エゾ松を表すスプルース(Spruce)、松のパイン(Pine)、もみのファー(Fir)の3種が混在した木材のことです。

やわらかくて加工がしやすく、安価なことからDIY向きの木材と言われています。

その反面、やわらかいからこそ、キズ付きやすいという特徴もあるので、取り扱いには注意しましょう。

【パイン材】

カントリー家具などに多く使われているパイン材は、日本でお馴染みの松とは違い、北米産のものを特に「パイン材」と呼びます。

数ある種類のなかでも、ホワイト、イエロー、ポンデロッサのパイン材と欧州アカマツなどが、家具の材料になります。

強度がありながら、やわらかく加工しやすいという特徴があり、使い込むと白っぽい黄色から、あめ色に変化していきます。

【スギ材】

日本の代表的な木材で、木目が美しく、軽くてやわらかいので、加工しやすい木材のひとつです。

耐水性が高いので、風呂桶などにも使われています。

以上、3つの木材は、いずれのも安価で手に入りやすく、やわらかく加工がしやすいので、DIY初心者向けの木材です。

木製スツールをDIY!まずは木材を切る

それでは、座面が四角い基本的な木製スツールを作ってみましょう。

今回はDIY初心者向けとして、2×4でカットされたSPF材を利用します。

【用意する木材】

・座面用 1×4(19mm x 89mm)長さ6ft(1820mm) 1本
・脚用角材 2×2(38mm x 38mm)長さ3ft(910mm) 4本
・ネジA(32mm) 6本
・ネジB(54mm) 2本

*海外基準なので長さの単位は、ft(=フィート)で表されています。

【木材を切る】

①角材を並べ、メジャーで500mmにサイズを測り、さしがねを使って線を引きます。

②線を引いたところをのこぎりで切ります。

③切り口をサンドペーパーで磨き、滑らかにします。

④同じ要領で、余った角材を194mmに切り、これを6本作ります。

⑤角材を並べ、端から100mmと138mmのところにさしがねで線を引いておきます。

⑥線を引いた部分の真ん中にネジで留める印を付け、電動ドライバーなどで下穴をあけます。

対角線上に線を引いて、×になったところが真ん中です。

⑦印を付けた部分を上にして4本並べて、右2本を一度左に倒し、左2本を一度右に倒します。

⑧下穴をあけた反対の端から194mmのところに線を引きます。

⑨先程と同じようにして真ん中に印を付け、下穴をあけます。

⑩194mmの角材4本の両端から81mmのところに線を引き、真ん中に下穴をあけます。

木製スツールをDIY!スツールを組み立てる

木製スツールの脚の部分ができたので、次は座面です。

⑪1×4の板を270mmのところで切って、3枚の板を作ります。

⑫切り口をサンドペーパーで磨き、滑らかにしておきます。

色を付けたい場合は、イスを組み立てる前のこのタイミングで塗料を塗ることをおすすめします。

組み立ててからだと、細かい部分を塗るときにムラになってしまったり、塗りにくかったりするので、木材を切ったこのタイミングで色を塗ってしまいましょう。

次に、スツールの脚の部分を組み立てていきます。

いよいよ、スツールDIYも佳境に入ってきました。

(1)⑨で下穴をあけた部分がそれぞれ外を向き、⑥であけた下穴が上になるようにして並べます。

(2)⑨の下穴の間に下穴のあいていない194mmの角材挟み、コの字を作ります。

(3)挟んだ角材を木工用接着剤で付け、下穴からネジBを差し込み固定します。

(4)もうひと組も同じようにコの字にします。

(5)ふたつのコの字を付けるために、⑥であけた下穴の部分に下穴をあけた194mmの角材を挟み、下穴が外側を向くようにして、接着剤で留めてからネジBで固定します。

(6)反対側も同じようにして固定します。

木製スツールをDIY!座面を付ける

引き続き、木製スツールの脚を作っていきます。

(7)194mmの角材の間にもう1本、194mmの角材を挟み、H字になるようにして、両側をネジBで固定します。

(8)上の部分も真ん中に194mmの角材を挟み、片方だけネジBで留めます。

(9)脚部分を立たせ、ぐらつきがないか調整してから、反対側をネジBで留めます。

ここまでで、脚の部分は完成です。

最後に座面を付ければ、木製スツールの完成です。

(10)座面用の板をイスの脚に乗せていきます。

(11)座面を固定するネジ穴6か所に下穴をあけておきます。

(12)ネジAで脚と座面を固定したら完成です。

木製スツールをDIYできましたね。

この基本型を参考に、座面や脚の長さを変えて、自分好みのスツールを作ってみてください。

基本を元に木製スツールをDIY!

このようにDIY初心者であっても、木製スツールを作ることができます。

次は自分の好みに合ったスツールを作ってください。

そのときには、ラフで良いので設計図を書き、サイズを書き込み、どのくらいの木材が必要なのかを計算してみましょう。

設計図を作っておくと、材料の買い忘れやサイズのミスも起きにくいので、必ず設計図を作ってからDIYしてください。