間接照明でオシャレ空間に!自作のアイデアや作り方をご紹介

最終更新日:2021/07/25

部屋をオシャレにしたいなら、「間接照明」を取り入れてみませんか。

間接照明が作り出す柔らかい光は、心を落ち着かせ、部屋をムードのあるオシャレな空間に変えてくれます。

既製品を購入して取り付けてもよいですが、自分好みの間接照明を自作してみるのもおすすめです。

アイデア次第で、意外と簡単にオシャレなものが作れます。

こちらでは、自作のアイデアや実際の作り方をご紹介していきます。

ぜひ作ってみてくださいね。

間接照明が部屋にもたらす効果とは?

間接照明があるだけで、部屋にムードがでてオシャレな空間になりますよね。

それは、なぜでしょう?

人間は、「光の種類」によって、気分を大きく左右されるといわれています。

例えば、焚き火や暖炉の揺らめく炎を見ると、リラックスして落ち着くことがあります。

逆に、人工的な青白い蛍光灯で照らされている場所などは、冷たいイメージがあり緊張感をもたらすでしょう。

人がリラックスし癒される光は、「柔らかく暖かみのある色」です。

間接照明は、部屋全体を明るく照らすのではなく反射された光を利用するため、光に柔らさがあります。

また、使う色も、太陽光に似たオレンジ系を使うことが多く、暖かみが感じられます。

そのため、間接照明は「癒し」や「リラックス」など、心に働きかける効果が期待できるのです。

また、間接照明は、光を部分的に照らすので暗くなる部分もうまれ、その対比が部屋全体を落ち着いた雰囲気にさせます。

さらに、濃淡があることで立体感や奥行きも強調され、部屋のデザイン性やクオリティーも向上します。

このように間接照明は、部屋の空間演出にとても効果的なアイテムといえるのです。

では、自作で間接照明を作る場合、どんな作り方でどんなタイプのものができるのでしょうか。

自作で間接照明を作る!どんなものができる?

間接照明には、以下のようにいろいろなタイプがあります。

・天井を照らすタイプ
・壁を照らすタイプ
・絵画やオブジェ、観葉植物などを照らすタイプ
・テレビの裏に置いて照らすタイプ
・間接照明自体にデザインが施されているタイプ

天井や壁を照らすタイプの間接照明は、建築時に付けることが多く、価格も高めです。

対して、オブジェやテレビ裏などを照らすタイプ、デザイン性のある間接照明は、後付けや自作が可能で、比較的手頃な価格で設置することができます。

絵画やオブジェ、観葉植物などを照らすのならば、スタンド式の間接照明がおすすめです。

首を自由自在に動かせて、高さ調整も可能なタイプを選べば、どんなシーンにも対応できます。

小型のものならば、テレビ裏に置いても使えるでしょう。

ただ上記のように、ものを照らすだけの場合は、既製の照明器具を購入して後付けするだけで完成なので、自作の間接照明とはいえませんよね。

せっかく自作するのならば、こだわりをもってオシャレな間接照明を作りましょう。

次項からは、アイデアの光るオシャレで可愛い間接照明の作り方をご紹介していきます。

オシャレで可愛い自作の間接照明!「キャンドルライト」を使った作り方

ここからは、ローコストで作り方も簡単でありながら、見栄えがよいおすすめの間接照明をご紹介します。

まずは、LEDの「キャンドルライト」を利用して自作する間接照明です。

キャンドルライトとは、ライトを内蔵したロウソク型の照明器具のことをいいます。

電池式でロウソクの炎のような淡い光を放ち、中には揺らめきを再現したものや、息を吹きかけると消えるタイプのものもあります。

このキャンドルライトを利用して、オシャレで可愛い間接照明を作ってみましょう。

●シーグラスやおはじきでデコレーションした間接照明

【材料】

・瓶(口が広く、キャンドルライトが入る大きさのもの)
・シーグラス
・おはじき
・グルーガンや接着材
・LEDキャンドルライト

【作り方】

シーグラスとおはじきを、色合いや形のバランスを見ながら、瓶に積み重ねるように貼りつけていきます。

出来上がったら、中にキャンドルライトを入れて完成です。

曇りガラスの風合いを持つカラフルなシーグラスを通した光は、淡い色合いで周りを照らしオシャレです。

キャンドルライトには配線がなく、単独で光源となるので、自作の間接照明を作る際にとても使いやすいでしょう。

次も、このキャンドルライトを利用した間接照明をご紹介しています。

キャンドルライトを利用した間接照明の作り方!アイデアを一挙ご紹介

●オシャレな紙コップをランプシェード代わりにした間接照明

【材料】

・柄や絵の描かれている市販の紙コップ
・コーヒーショップなどでもらうオシャレな紙コップ
・LEDキャンドルライト

【作り方】

紙コップは、ほどよく光を通すため、ランプシェードとして重宝します。

オシャレな紙コップを見つけて、その中にキャンドルライトを入れるだけで完成です。

自作といっても材料を集めるだけなので、とても簡単ですよね。

紙コップは、市販のものやコーヒーショップの紙コップなどを再利用しても面白いでしょう。

●レースペーパーのランプシェードが可愛い間接照明

【材料】

・レースペーパー
・風船
・接着材
・LEDキャンドルライト

【作り方】

キャンドルライトが入る程度の、ちょうどよい大きさをイメージして、風船を膨らませます。

膨らませた風船に、接着材でレースペーパーを貼っていきます。

このとき、レースペーパーの端同士が少し重なるよう貼り付けてください。

風船全体の下半分程度を覆うように貼ったら、しっかり乾かします。

接着材が乾いたら風船を割り、余分な部分の風船を取り除きます。

ボール状に形作られたレースペーパーの底に、キャンドルライトを置いたら完成です。

逆さバージョンのランプシェードで、見た目も可愛く、オブジェとしても目を引くでしょう。

「フェアリーライト」でもオシャレ!自作の間接照明の作り方

フェアリーライトとは、クリスマスツリーの飾りやイルミネーションでよく用いられる電飾コードのことです。

コードには、等間隔で小さなLEDライトが付いています。

このフェアリーライトも、自作の間接照明を作るとき利用しやすいライトです。

では、どのような使い方があるのか見ていきましょう。

●ピンポン玉が可愛さを倍増させる間接照明

【材料】

・ピンポン玉
・カッター
・LEDフェアリーライト

【作り方】

ピンポン玉に、フェアリーライトの電球部分が入るくらいの切れ込みを入れます。

カッターで、十字に切れ込みを入れるとよいでしょう。

外れやすい場合には、グルーガンや接着剤で切れ込み部分を補強してください。

フェアリーライトすべてにピンポン玉を取り付けたら完成です。

ピンポン玉の丸みがキュートなので、そのままで利用して十分可愛らしい間接照明になりますが、色付けしたり模様を描いたりすると、さらにオシャレです。

アクリル絵の具でカラフルに塗ったり、ドット柄など描いたりしてもよいでしょう。

オシャレで可愛い糸状ボールの間接照明!使い方もいろいろ

最後に、キャンドルライトにもフェアリーライトにも使える、オシャレで可愛らしい自作できる間接照明をご紹介します。

●糸状ボールの間接照明

【材料】

・風船
・毛糸、麻糸などの糸
・接着材
・針(風船を割るためのもの)
・フェアリーライト(キャンドルライトも可)

【作り方】

風船を好みの大きさに膨らませます。

膨らませた風船に、毛糸や麻糸などをランダムに巻いていき、巻き終えたら糸全体に接着剤を塗りましょう。

しっかり乾いたら、糸の隙間から風船に針を刺して割ります。

慎重に風船を取り除いたら、フェアリーライトの電球に被せて完成です。

フェアリーライトを利用する場合は、電球分作って取り付けましょう。

ガーランドとして、壁や窓際に吊るしてもオシャレですよね。

また、大きなカゴにまとめて入れれば、オブジェのような間接照明にもなります。

作る数が数個の場合は、キャンドルライトを入れて、単独の間接照明として楽しんでもよいでしょう。

簡単に作れるので、是非試してみてくださいね。

自作の間接照明で部屋をオシャレに!癒される空間を作ろう

間接照明は、建築時に取り付ける大掛かりなものだけでなく、自作のものでも部屋に十分雰囲気を出すことができます。

ご紹介してきたように、ちょっとした工夫とアイデアがあれば、簡単にオシャレな間接照明が作れることがお分かりいただけたでしょう。

いろいろなアイデアや作り方を押えて、癒しの空間を作り出すオシャレな間接照明を、是非自作してみてください。