玄関は家の顔!間接照明でおしゃれな雰囲気を演出してみよう

最終更新日:2019/12/11

玄関は家の顔とも呼ばれることから、玄関に配置する照明器具選びはとても重要です。

玄関照明を設置する際に気をつけたいことをまとめたうえで、メイン照明に合わせて使用する間接照明を取り上げます。

玄関をおしゃれに演出できる間接照明器具なども紹介していますので、参考にしてください。

配置場所や配置する際の注意点なども念頭に入れて、ご家庭の玄関にぴったりの間接照明を選びましょう。

玄関の照明を配置する際に気をつけることは?

玄関は家の顔と呼ばれるほど、インテリアを考えるうえでとても重要な場所です。

玄関の扉から一歩入った瞬間に、玄関に配置されている家具類やインテリア全体の雰囲気によって、その先に続くお部屋の雰囲気もなんとなくイメージできてしまうものですよね。

もちろん、玄関に配置する照明器具もとても重要です。

このことを踏まえて、まずは、玄関に照明器具を配置するうえで重要なことをまとめてみましょう。

●適度な明るさ

玄関照明に必要とされる一般的な明るさは、75~150ルクスとされています。

これは、リビングなどの他のお部屋と比較すると、少し暗いと感じる明るさです。

あくまで、最低限必要な明るさということを念頭に入れておきましょう。

●防犯対策

玄関先の照明がついていることで、防犯対策になります。

小さな常夜灯や、センサー付きの照明器具を配置することをおすすめします。

●照明器具のデザイン

玄関内だけでなく、その家全体のインテリアの雰囲気にあったものを配置することが重要です。

照明器具のデザインなどにもこだわって、おしゃれなものを選びみましょう。

●暖かな雰囲気作り

最後に忘れてはならないのが、帰ってきてほっとするような暖かな雰囲気作りです。

光色選びはもちろん、間接照明などをとり入れることをおすすめします。

玄関をおしゃれに演出!おすすめはメイン照明に間接照明をプラス!

玄関の照明は、天井に設置するシーリングライトやダウンライトなどを取り入れて玄関全体を照らす方法が一般的と言われています。

もちろん、このようなメインの照明が1種類あれば、必要最低限の明るさは確保できますし、防犯対策としても効果を発揮できます。

しかし、玄関照明において忘れてはいけないのが、前項でも示した通り、玄関全体のインテリアのテイストに合った照明選びと暖かな雰囲気作りでしたよね。

特に、遅い時間に帰ってきた時など、暖かな照明の光は身も心を和ませてくれるものです。

玄関の照明が、家に帰ってきたという安心感や心地良さを実感できるものであることはとても大切です。

そこで、是非おすすめしたいのが、メイン照明に間接照明をプラスする方法です。

温かみのある電球色などを間接照明で加えてもいいですし、配置場所や照らし方によってメイン照明1種類を使用する場合よりも、照明器具による玄関全体の雰囲気作りの幅が広がります。

また、間接照明器具の種類は様々でデザイン性に優れたものも豊富に揃っていますので、玄関の照明をインテリアの1つとして捉え、よりおしゃれな空間に演出することもできるのです。

おしゃれな玄関におすすめの間接照明器具は?

玄関のメイン照明にプラスする間接照明で、おすすめのものをご紹介してみましょう。

●スタンドタイプ

様々なサイズのものがあります。

玄関の配置場所によって適したサイズのものを選んでみましょう。

スペースがあるようでしたら、サイズの大きなフロアランプと呼ばれるものを配置してもいいですね。

デザイン性に優れたものがたくさん販売されていますので、玄関のインテリアのテイストに合ったものを探してみましょう。

調光機能付きのものなどを選ぶと、好みの明るさを選択できてとても便利です。

●バータイプ

バー状で下駄箱の上部や下部に取り付けることができ、あまりスペースのない玄関におすすめのタイプです。

サイズも豊富で、しっかりと明るさを確保できるという特徴があります。

目につかない場所にうまく配置することで、おしゃれな玄関を演出することができると言われています。

●スポットタイプ

メーカーによって様々な種類のものが販売されています。

玄関の壁に配置した絵やパネル、直置きしている観葉植物の裏側を照らして使用するのが一般的です。

ディスプレイ用の棚などがある玄関にもおすすめの間接照明器具です。

手軽に間接照明を取り入れるなら!玄関の棚や下駄箱の上がおすすめ

玄関に間接照明を取り入れた際に、さらに重要なのはどこに配置するかということです。

配置場所によって、適した間接照明器具の種類なども変わってくることを把握しておきましょう。

まずは、手軽に間接照明を取り入れる方法をご紹介します。

玄関先にディスプレー用の棚などがある場合は、この棚の上に小さめのスタンドタイプの間接照明器具を配置してみましょう。

シェード付きランプなどは光自体が柔らかく、ディスプレイしている小物や花などをさらにおしゃれに見せることができておすすめです。

また、下駄箱の上にスペースがあるようでしたら、ここにも間接照明を配置してみましょう。

シェード付きランプなどを配置して柔らかな光を演出してみるのも1つの方法ですが、スポットタイプのものをうまく活用してみるのもいいですね。

下駄箱上にパネルや小さめの観葉植物を配置し、スポットライトで照らしてみましょう。

くっきりと際立つ光が対象物を照らし、スタイリッシュな空間を演出することができますよ。

足元の間接照明で玄関全体をおしゃれな雰囲気に!

玄関を足元から照らすことで、ムーディーでおしゃれな雰囲気を醸し出すことができるとも言われています。

そこで、バータイプの間接照明器具がおすすめです。

バータイプは棒状の台にLEDを等間隔に配置した形状のものなので、細長いスペースに利用することができます。

下駄箱の下側や、ディスプレイ棚の下側などのちょっとしたスペースを利用してみましょう。

本体の裏側に両面テープがついているものなどを使えば、取り付け作業もとても簡単です。

磁石を使用して取り付けることができるタイプも販売されていますので、配置場所が幅広いのが嬉しいですね。

玄関の足元に間接照明器具を配置する場合には、1つ注意しておきたいことがあります。

靴の着脱や靴紐を結ぶ際など屈むことが多く、足元に間接照明器具があると光が直接目に入りやすくなってしまうことをしっかりと把握しておきましょう。

できるかぎり光源が見えないように配置することがポイントです。

また、電球色などの柔らかい光色を選んでみるのもいいですね。

玄関ポーチの間接照明は機能性も考慮しよう!

玄関の照明を考えるにあたり、外側のポーチ部分も忘れてはいけません。

玄関は家の顔とも呼ばれることから、外側から目に映る雰囲気というものがとても重要だからです。

また、夜遅く帰ってきた時などに、玄関ポーチに明かりが灯っているととても安心感があるものですよね。

メインの照明器具だけでなく、間接照明器具を合わせることで玄関外側をぐっとおしゃれに演出することができると言われています。

例えば、上方から植木鉢をスポットライトで照らしてみるのもいいですね。

植木鉢や植え込みの後方に間接照明器具を設置すれば、影によってよりスタイリッシュな空間を演出することもできます。

もう1つおすすめなのが、センサー付きの間接照明器具です。

玄関扉の鍵を鞄の中から探し出し、鍵穴に入れるという動作をスムーズに行えるのでとても便利ですよ。

もちろん、こちらを配置することで防犯面も強化されます。

玄関の外側をおしゃれに演出しつつ機能性も考慮して、間接照明器具を上手に配置してみましょう。

玄関の照明にもこだわってみよう!

リビングや自室、寝室などの照明をインテリアの一環として考えるご家庭が多くなっていると言われています。

おしゃれなお部屋作りを考えるのなら、玄関の照明器具にもこだわってみましょう。

メインの照明器具に間接照明器具をプラスすることで、手軽にムーディーな空間を演出することができます。

配置場所や光色を考慮し、間接照明器具の種類も上手に選択して、家全体の雰囲気にぴったりの照明を配置してみましょう。