海外のベッドルームは、鮮やかな色使いや大胆なインテリアコーディネートが目を惹きます。
今回は、そんな海外のベッドルームのインテリアコーディネートを参考にしつつ、ポイントについて解説していきましょう。
海外ならではの文化を感じるインテリアの取り入れ方もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
海外のベッドルームはベッドスローが特徴的!
海外のベッドルームは、寝具のコーディネートが美しいです。
土足文化がある海外の国では、靴のままベッドに上がるため、一般的な住宅でも自然にベッドスローを使用しています。
ベッドスローとは、靴のままベッドに上がった際にベッドカバーが汚れないように敷く、帯状の布のことを指します。
日本は土足文化ではないため、一般的な住宅のベッドに用いられることは比較的少ないと言えます。
そのため、あまり馴染みがない方もいらっしゃるかもしれませんが、ホテルのベッドメイキングを思い出すとイメージしやすくなるはずです。
そんなベッドスローは、ベッドカバーが汚れるのを防ぐだけでなくインテリア性も高いです。
海外のベッドルームでは、ゴールドやエメラルドグリーンなど、ゴージャスなベッドスローを取り入れたインテリアコーディネートが目を惹きます。
また、ベッドスローの中には柄ものもあるため、インテリアのテイストに合わせて取り入れると良いでしょう。
ベッドスローは、ベッドルームの大きなアクセントになります。
海外のベッドルームは大胆な色使いのインテリアも素敵!
海外のベッドルームのインテリアコーディネートでは、大胆な色使いも特徴的です。
例えば、ピンクを取り入れたベッドルームのインテリアコーディネートは、難易度が高いため嫌厭されがちですが、海外ではピンクをメインカラーとしたコーディネートも注目されています。
その特徴を見てみると、ビビットなピンクではなく、桜色やスモーキーピンクといった上品な色合いを使用しています。
例えば、白を基調としたお部屋に白の木製ベッド、桜色の無地の枕、白地に桜色の花柄がデザインされたベッドカバーの組み合わせは、春らしく日本人好みのコーディネートではないでしょうか。
それに加えて、枕と同系色の一人掛けソファなどを取り入れるとおしゃれです。
また、スモーキーピンクのベッドカバーは、木製のインテリアやグレーのインテリアとの相性が良いです。
落ち着いたトーンのピンクを取り入れて、海外のベッドルームのような大胆なコーディネートをしてみましょう。
白をメインにした海外のベッドルームは一味違う!
白を基調としたナチュラルテイストなベッドルームのインテリアコーディネートは、日本でも人気があります。
日本では、ナチュラルテイストなベッドルームは、木製のベッドに白のベッドカバーといったようにリラックスできる空間を優先させた無難なコーディネートが多いです。
一方、海外のベッドルームでは、一味違った魅力を放つナチュラルテイストなインテリアコーディネートが目を惹きます。
例えば、ライトベージュのフローリングのお部屋に木製のベッド、白地にグレーのサークル柄がデザインされたベッドカバー、グレーの枕を組み合わせます。
そして、壁には図形がモチーフのアートを飾り、丸いシルエットの小さな木製テーブルを合わせれば、個性的で統一感のあるナチュラルテイストのベッドルームが完成します。
また、白いフローリングとベージュの壁のお部屋に、白の天蓋が付いた木製のベッド、生成りのベッドカバーを組み合わせます。
そこへ、ヘッドボードの上の壁に白いドリームキャッチャーを取り付けたコーディネートなども、一風変わった趣でおしゃれです。
海外の飾り枕を取り入れたインテリアコーデも斬新!
海外のベッドルームでは、メインの枕のほかに飾り枕を取り入れたインテリアコーディネートも目立ちます。
日本での一般的な認識として、枕はあくまで寝具として扱われ、使用する数だけ置くというのが通常かと思います。
一方、海外ではユーロ枕、スタンダード枕といった飾り枕で、ベッド全体にゴージャスなイメージをプラスする方法があります。
飾り枕を取り入れる際のポイントとしては、ベッドカバーなどの寝具や、前述したベッドスローと統一感のあるデザインのものを選ぶのがおすすめです。
例えば、白とグレーを基調とした寝具とゴールドのベッドスローを合わせたベッドに、無地のグレーにゴールドのフリンジが付いた枕、白地にゴールドの模様が入った飾り枕を組み合わせると統一感が生まれます。
また、ゴールドを選ぶことでゴージャスなイメ―ジを効果的にプラスすることができます。
ベッドルーム全体のインテリアコーディネートとしては、猫脚のチェストやフレームがゴールドのミラーといった、ラグジュアリーなイメ―ジのインテリアを組み合わせるとおしゃれです。
海外のベッドルームは壁のデザインも大胆!
日本では、ベッドルームをリラックスできる空間になるようにインテリアコーディネートする場合が多いです。
壁も白やアイボリーといった落ち着いたナチュラルカラーであることが多いですが、海外では大胆なデザインが施された壁を設けたベッドルームも目立ちます。
例えば、白と黒の2色で構成されたモノトーンな印象のベッドルームでは、黒い線で植物などが描かれた白い壁を設けるとシックでおしゃれです。
また、オレンジをメインカラーとして、白・ブラウン・エメラルドグリーンを使ったベッドルームには、白地にオレンジのダマスク柄などがデザインされた壁があると、インパクトのあるおしゃれなベッドルームになります。
柄のある壁は、ベッドルーム全体よりもアクセントクロスとして一面のみに設けるのがおすすめです。
加えて、ベッドの頭側の壁一面をアクセントクロスにすることで、ベッドと合わせたコーディネートとして見やすいです。
また、ベッドに横になった際には柄が目に入りにくいので、リラックスできる点でもおすすめです。
海外ではベッドルームにアートを飾るインテリアコーデも豊富!
海外のベッドルームでは、アートを飾ったインテリアコーディネートも多く見られます。
例えば、グリーンを基調としたベッドルームに植物画を飾ったコーディネートは、自然を感じさせつつ爽やかなイメージを与えることができます。
また、無彩色でまとめたモノトーンなベッドルームに、明るい色使いのポップアートをひとつ飾ると、インパクトのあるアクセントになります。
さらに、海外のベッドルームでは、アートの配置にもこだわったコーディネートが多く見られます。
例えば、正方形で黒のフレームに入れた同じ大きさのアートを横に2つ、縦に2つ並べたシンメトリーな配置は、すっきりとした印象です。
また、3つのアートをL字になるように飾ったり、大きさが異なる複数のアートをランダムに飾ったりと、配置にもこだわるとおしゃれなベッドルームに仕上がります。
加えて、フレームのデザインやカラーにもこだわって飾るとよりおしゃれです。
海外のベッドルームは大胆なインテリアコーデが魅力!
海外のベッドルームのインテリアコーディネートに目を向けると、大胆な配色やデザインが目立ちます。
色鮮やかなアクセントクロスを設けたり、アートを飾ったりすると、アーティスティックな印象のベッドルームに仕上がります。
また、ベッドスローや飾り枕など、海外ならではのインテリアを取り入れたコーディネートも斬新です。
ご紹介したインテリアコーディネートを参考に、ベッドルームをおしゃれに仕上げてみましょう。