「お昼寝アート」という写真の撮り方が流行り、ショッピングモールでイベントに参加したり、ご自宅で赤ちゃんの写真を撮ったご両親も多いと思います。
おしゃれに子供を飾るのは、ストレスがたまりがちな育児の癒しの時間。
子供が少し大きくなり「自分のお部屋」が必要な年齢になると、男の子のママでも「お部屋をかわいくしたい…」とウズウズしてくるかもしれません。
子供の好みに寄り添いつつお部屋をおしゃれにする方法や、子供部屋の注意点などをまとめました。
子供部屋を作ってあげよう!
ママと一緒に寝てママと一緒にお風呂に入り、いつでもママの背中を追いかけていた赤ちゃん。
いつからか自分の頭で考えて行動するようにもなり、好き嫌いができて、「ママには内緒のこと」も増えます。
押し入れにオモチャなどを持ち込んで秘密基地を作ったり、誰かに触られたくないものを、どこかに隠すこともあるのではないでしょうか。
「いつ子供部屋を作るのか」ということは、子育ての方針や兄弟姉妹の多さ、その他環境によっても変わるものです。
もし、「ぼくの部屋が欲しい」と子供が言い始めたなら、プライベートな場所を作ってあげたいですよね。
小学校にあがれば宿題が出ます。
集中して取り組める場所は必要です。
もしかしたら、お友達を家に呼んで遊びたいと言い始めるかもしれません。
親の姿が見えるリビングよりは子供部屋のほうが、お友達もきっと緊張せずに過ごせます。
お友達を招いた時に「かっこいい!」と思われるような、おしゃれなお部屋にしてあげたいと考える方も多いでしょう。
子供がどんな風に成長して、どんなお友達と遊ぶのか楽しく想像しながら、「男の子が喜ぶお部屋」について考えていきましょう。
キャラクター好きな男の子のお部屋!後で気軽に交換できるものを
アニメやゲーム、戦隊ヒーローのキャラクターが好きな男の子は多いです。
子供のかわいいおねだりに屈して、気が付くと家がキャラクターグッズだらけ、という困った事態になっている方もいるのではないでしょうか。
キャラクターのぬいぐるみやオモチャが所狭しと置かれ、家具にはシールがベタベタと貼ってあるお部屋はおそらく、おしゃれには見えません。
物がたくさんあると掃除が大変で、いつの間にかホコリだらけになってしまうことも考えられます。
子供がママの言うことを聞いてくれるうちは、できるだけ片付けてもらうようにしたいですね。
すべて片付けるように言うと、子供は好きなものを否定されたような気分になるかもしれませんので、特別にお気に入りなものだけ飾るようにしましょう。
今はキャラクター雑貨でもおしゃれなデザインの商品が増えています。
ウォールステッカーやパズルなどで壁を飾ったり、キャラクターのクッションカバーやカーテンを取り入れてみてもいいかもしれません。
キャラクターデザインの学習机など、成長したら確実に使えなくなるようなものを置くよりは、簡単に交換できるもので子供の好みに合わせましょう。
おしゃれなお部屋は楽しい!インターネットやSNSを参考に
「男の子のお部屋」というと、シンプルで味気ないお部屋を想像される方もいるかもしれませんが、おしゃれでかっこいいお部屋にすることもできます。
DIYが好きな方で、家具をリメイクしたり、イチから作ったりしている方もいます。
インターネットやSNSにあふれる「子供のおしゃれ部屋」を見ると、「もし、ここに我が子がいたら...」と想像してワクワクしてきます。
動物が好きな子供なら、壁にウォールステッカーで好きな動物や草木などを貼り付けて、絵本のような楽しいお部屋を作ることができます。
海賊の漫画が好きな子供なら、海や錨、宝箱などのデザインでコーディネートするとおしゃれです。
「船の形のベッド」もあります。
子供が小さいうちしか使えませんが、海賊船の上ではしゃぐ子供の姿を思い浮かべると、つい欲しくなるアイテムです。
スポーツ好きな男の子!おしゃれなお部屋にするには?
スポーツが大好きな男の子なら、お部屋にいてもボールを手放さなかったり、飛びはねて遊んでいたりするかもしれません。
「将来の夢はスポーツ選手!」と言っている子供を応援するために、スポーティなお部屋にしてみるのはいかがでしょう。
賃貸にお住まいの場合には難しいかもしれませんが、マイホームであれば、壁面にボルダリングコーナーを作ることができます。
また、ボクシングのサンドバッグ(ミニサイズ)や、折りたためるトランポリンなど、実際に運動できるものを置くこともできるでしょう。
天井から縄を吊るしたり、ゴルフのパター練習ができるアイテムを置いたりと、アイディア次第で様々なお部屋にコーディネートできます。
お部屋では落ち着いて過ごして欲しいなら、雑貨やファブリックにスポーティな柄のものを取り入れてみましょう。
サーフィンが好きなら海のアート、スキーが好きならゲレンデのポスターを壁に貼ってみてもいいかもしれません。
サッカーが好きならお部屋全体の色を青と白で統一し、そこにサッカーボールのようなクッションを置いていくだけでも雰囲気が出ます。
「おしゃれにしたい」というママの想いをこめつつ、子供が好きなものに寄り添えるので一石二鳥です。
「男の子らしく」を押し付けない!収納スペースは多めに
男の子のお部屋というと、「色は青系で元気な雰囲気」、乗り物、生き物などをイメージされる方が多いと思います。
とはいえ、「男らしい」「女らしい」というイメージが徐々に曖昧になっている時代ですから、子供が好きなものを分かってあげると喜ばれるでしょう。
女子向けのアニメキャラやピンクが好きな男の子のお部屋を、黒と青でおしゃれにコーディネートしたインテリアにすると、「居心地が悪いな」と思われてしまう可能性もあります。
かといって、あまりにもガーリーなお部屋にしてしまうと、お友達が居心地悪く感じてしまうかもしれません。
そうしたことから、男女どちらでも違和感がないような、シンプルなインテリアやナチュラルインテリアも人気です。
兄弟姉妹がいてお部屋を交代するなら、世界観を作りこまないお部屋の方が使いまわせて楽です。
また、収納スペースを多めに確保することもおすすめです。
活発な男の子は大胆にお部屋を散らかすことが多いです。
子供向けの小さくてかわいい収納棚もありますが、いろいろなものを片付けなくてはいけないことを考えて、収納ケースは大きめのものが役立ちます。
机やベッドと収納が一体になっているような家具もあります。
子供が片付けやすいような収納法を選んで、お部屋が散らからないようにしていきましょう。
大切なことは「おしゃれ」だけじゃない
最後に、子供部屋を作るうえで注意したいことをご紹介します。
子供が男の子でも女の子でも、どちらでも参考にできますよ。
●お部屋は明るく!
暖色系の間接照明は落ち着きますし、おしゃれでもありますが、子供部屋には向きません。
もし、おしゃれな照明を選んでから全体的な明るさが足りないと思ったら、机だけでもしっかりと照らせるライトをつけましょう。
そして、暗いところでゲームをしたり漫画を読んだりしないように教えてくださいね。
視力の低下は遺伝的な要因もありますが、親が気を付けてあげることで、ある程度は防げることもあります。
●安全なお部屋に!
子供が幼いうちは特に、家具は丸みのあるものを選びましょう。
とがった部分がある家具や、割れやすいガラス家具は避けた方が安心です。
●清潔なお部屋に!
定期的にお掃除をしてホコリを取り除き、清潔な環境を保ちましょう。
シーツや枕カバーなどはこまめに洗濯し、お布団は定期的に干してあげてください。
成長するにしたがって、親が子供部屋に入るのを嫌がるようになる子供も多いです。
少しずつ片付けやお掃除の習慣をつけさせて、自分できれいな状態を維持できるように教えていきましょう。
子供部屋をおしゃれにコーディネート
子供の好きな色や趣味に合わせて、センスのいいお部屋を作ってあげましょう。
いくつかキャラクターグッズを飾ったり、アクティブに遊べるコーナーを作ったり、家具をDIYすることもおすすめです。
子供に見せた時に、「すごい!」と目を輝かせる姿を思い浮かべながら、インテリアコーディネートしてみてください。