3Kの間取りの部屋で快適に暮らそう!オススメのインテリア術

最終更新日:2019/04/19

3Kの間取りの部屋に、どんなイメージをお持ちでしょうか。

3DKや3LDKと、大きさや間取りなど、どう違うのか疑問に思っている方もいるでしょう。

この記事は、3Kのメリット・デメリットなどの特徴を踏まえて、オススメのインテリアアレンジやレイアウトをまとめてみました。

今実際に3Kに暮らしている方も、これから引っ越しの予定がある方も要チェックです!

3Kの間取りのメリット!

K=キッチン(台所)と3部屋の居住スペースがある間取りです。

キッチンは明確な規定はありませんが、大体2~4畳ほどの広さになります。

そして、LDK(リビングダイニングキッチン)やDK(ダイニングキッチン)のように、ダイニングテーブルを置いて食事をするスペースがありません。

料理をするだけの独立型キッチンです。

そのため、インテリアとしてどのように家具を配置し、収納をどのようにするのかを考える必要もあるでしょう。

また、3Kは調理をする際に生じる煙や匂いが、他の部屋に伝わりにくいといったメリットがあります。

部屋全体は、40平米~60平米が多いですね。

3Kは新しい物件ではあまりないですが、築年数の古い団地やマンションにはよくある間取りです。

最近はリノベーションされて、室内がきれいな物件もたくさんあります。

しかし、リノベーションされていない場合、設備などの古さが気になるかもしれません。

それでも、広さの割に家賃が比較的安い物件も多く、子育て世代のファミリー層にも人気があります。

夫婦2人暮らしや、友人同士のルームシェアにもオススメです。

3Kでも間取りは様々!ライフスタイルに合わせて選ぶ

1口に3Kと言っても、色々なタイプがあります。

台所を中心として囲むように部屋があるものから、縦型に部屋が並んでいるものなど、物件によって異なります。

どのような部屋を選んだらいいのか、迷ってしまいますね。

広さももちろんですが、部屋の作りによって住み心地は左右されます。

キッチンなどの共有スペースに部屋が直結しているタイプですと、独立性が高くなります。

プライバシーも保たれますので、自分の時間を重視する方や、友人同士のルームシェアにもオススメです。

引き戸などで部屋を仕切るタイプですと、共有スペースや部屋へ行く場合、他の部屋を通らなければならないということがあります。

ただ、引き戸やふすまを外してしまえば、自分たちのライフスタイルに合わせて、部屋をアレンジできるというメリットもあります。

住む人達の関係性によって、選ぶ間取りも大きく変わってきます。

「誰と住むのか?」

「何人で住むのか?」

「どんなインテリアの部屋にしたいのか?」

こうしたことについて、一緒に住む人達と相談してみましょう。

3Kはインテリアが難しい間取り?工夫次第で住みやすくなる

3Kは1部屋があまり広くないことも多く、思ったより狭く感じられることもあるでしょう。

せっかくお気に入りのインテリア家具を置きたいのに、スペースがないためにあきらめてしまうことがあるかもしれません。

例えば、家族団らんのためにソファを置きたいのに、小さなソファしか置けないという問題があるとします。

そんな時には、引き戸やふすまを外せるなら外してしまい、大きい部屋に変身させてしまいましょう。

縦長の部屋は、引き戸を外すだけで一気に開放感が出て、あっという間にリビングダイニングの出来上がりです。

キッチンで料理をしながら、子供の様子を見たり、ソファにいるご家族と会話をすることもできます。

置ける家具の選択肢が多くなるので、インテリアの幅も広がりますね。

自分の好きなように、間取りをカスタマイズしてしまいましょう。

また、家具の置き場所が難しいのは、部屋の広さの他に「壁が少ない」という理由もあります。

引き戸で部屋が仕切られている場合は、引き戸を壁に見立てて家具配置をする方法があります。

実際に暮らしてみると、「テレビはこっちに置いたほうがいいかも」などと思うかもしれません。

色々と模様替えをしてみて、どのインテリアが1番しっくりくるか、試してみるのも楽しいものです。

3Kの間取りをどう使う?

3Kは、2人暮らしからファミリーまで住んでいる方は様々ですが、間取りのレイアウトは、1部屋をリビングにして、残り2部屋を居住スペースにされている方が多いと思います。

荷物の多い方は、思い切って1部屋を収納部屋にしてみてはいかがでしょうか。

普段使わないキャリーケースなどの旅行用品や、アウトドアグッズなどの大きな物の荷物置き場になります。

洋服の多い方は、ハンガーラックや衣装ケースを用意して、季節外の衣服を片付けることも可能です。

棚を置いて、買い置きした飲料水や日用品のストック場所としても使えます。

または、友人や知人の来客が多いのなら、「泊まってもらう客室としてキープしておく」という方法もあります。

さらに、小さなお子さんがいる家庭ですと、子供の遊び場も欲しいですよね。

和室はキッズスペースにするのにピッタリです。

収納するためのインテリア家具も、子供の目線の高さくらいの棚を置くと、お子さん自身でもおもちゃなど片付けやすくなります。

フローリングに比べますと、畳は柔らかく、転んでしまっても大きなけがになりにくいので安心です。

遊び疲れて寝てしまっても、そのままゴロンとお昼寝できます。

そして、夜は寝室としても使えます。

お布団を引いて、子供と川の字になってみんなで眠りにつくこともできますね。

3Kの収納&インテリア家具はどうすればいい?

1部屋があまり広くないことが多いので、3Kの間取りの収納は大きな課題ですね。

寝室にベッドを置く場合、収納ができるベッドがオススメです。

ベッド下に1段引き出しがあるだけで、多くの荷物が収納できます。

しかし、引き出しがなくても、ベッド次第では収納が可能です。

もし、ベッド下にデッドスペースがある場合は、荷物を入れたボックスを置くことができるでしょう。

ロフトベッドの場合ですと、ベッド下にチェストや机なども置くことができます。

また、スペースを有効に使うことでインテリアの幅が広がります。

そこで、小柄な方であれば、ベッドのサイズを考えてみましょう。

ベッドのサイズをセミシングルサイズにしてみてください。

このようにすることで、ベッドで占領するスペースが減ります。

スペースを広く取ることで、ごちゃごちゃした印象を与えづらくなるでしょう。

また、インテリアのことも考えて部屋に食事をするテーブルを置きたいと考えているのであれば、バタフライテーブルが便利です。

バタフライの羽のように、両方もしくは片方の天板を折りたたむことができて、デザイン・機能性に優れたテーブルです。

普段はコンパクトサイズで、来客時には広げて大きなサイズと、シーンに応じて使い分けられます。

また、壁を利用して「見せる収納」をすると、利便性があるだけでなく、おしゃれなインテリアとしても有効です。

洋服屋さんや雑貨屋さんのディスプレイを見本にしましょう。

例えば帽子ですが、クローゼットなどに収納すると、結構かさばり場所を取ります。

そこで、壁面収納用のラックを使ってみてください。

インテリアショップでは、壁面収納用のラックがたくさんあります。

100均やホームセンターで、ワイヤーネットやフックを買って、自分でも作ることも可能です。

また、ラックには木製やメタル製など様々な素材がありますので、自分の好みに合わせて選びましょう。

古い物件でもお気に入りのインテリアへ

築年数が古い物件も多い3K。

レトロな雰囲気も素敵ですが、せっかくなら自分の好きなインテリアにしたいですよね。

賃貸でも原状回復できる簡単DIYで、自分だけのお部屋を作ってしまいましょう。

●ウッドカーペット

敷くだけで手軽に床の雰囲気を変えることができます。

下の床を傷つける心配もありません。

特殊加工で木目調をプリントしたものや、天然木使用のものまで種類は様々です。

ネットでも手に入りやすく、安価なのでインテリア初心者にもおすすめできます。

●ふすまリメイク

壁紙を変えることで、グッと部屋の雰囲気が変わるのですが、いきなり大きいスペースから始めると、初心者は失敗する可能性が高いでしょう。

ですから、もっと狭いスペースから始めてみましょう。

オススメはふすまです。

ウォールステッカーやリメイクシートなどを駆使した、「ふすまリメイク」をすることでお部屋のイメージチェンジができます。

壁には使えないような大胆な柄も、ふすまほどのスペースなら、お部屋のアクセントになって、たちまちおしゃれな部屋に生まれ変わります。

手間はかかるかもしれませんが、自分の好きなインテリアに近付けることができるかもしれません。

3Kの間取りは収納から!アイデア次第でインテリアも自由自在

3Kの間取りが思ったより狭いという時には、仕切りを外して、大きな部屋に変えることも可能です。

また、デッドスペースを利用して収納すれば、部屋がすっきりします。

荷物が多い方は、1部屋を収納部屋にしてしまうというのもアリです。

このように収納をすることで、部屋の印象が変わることでしょう。

また、インテリアに関しても、リメイクシートなどを駆使することで雰囲気を変えることができます。

住む人達とどんな部屋にしたいのか相談しつつ、快適なお部屋作りを目指してみてください。