流木をお部屋のインテリアとして取り入れてみませんか?
自然から作られた流木は独特な雰囲気がありますが、意外にもさまざまなインテリアとも相性がいいのです。
また、流木インテリアは簡単に作ることができるものも多く、DIY初心者にもおすすめです。
ここでは、流木を使ったおすすめのインテリアや、作り方などの情報をご紹介していきます。
流木インテリアはどんなお部屋に合う?
なんとも言えない風合いがあり、魅力的なアイテムである流木。
お部屋に1つ無造作に置くだけでも存在感を発揮してくれるため、インテリアとして取り入れている方も多いでしょう。
流木は、色あせていたり枯れたような質感が特徴です。
いろいろなインテリアに合わせることができますが、特におすすめなのが、シャビーシックやインダストリアルなどのお部屋です。
ほかにも、シンプルでナチュラルなお部屋や、西海岸スタイルなどのお部屋とも相性がよいとされています。
流木を使ったインテリアは実に多くのテイストがあり、誰でも簡単に真似できるものも多いです。
照明と合わせてみたり、観葉植物と合わせてみたり、実用的なポールとして活用したり、さまざまな方法で流木インテリアを楽しんでみましょう。
では、一体どのように流木インテリアを作り上げるのか、おすすめのインテリアと作り方についてご紹介していきます。
流木を照明と合わせたインテリアは作り方も簡単
まず、ご紹介するのは流木と照明を合わせたインテリアです。
流木と照明の合わせ方としては、「裸電球のペンダントライト」との組み合わせがおすすめです。
ペンダントライトとは、天井からぶら下げるタイプの照明です。
シェードがついていたり、ホーローや和紙など素材も形も数多くありますが、流木と合わせるのなら質感を邪魔しないシンプルな裸電球のものがよいでしょう。
その作り方も非常に簡単で、電球から繋がる照明のコードを流木に巻き付けるだけです。
裸電球は3~4つほどあるものを選ぶと、お部屋のメイン照明としても使うことができます。
その場合は、流木の長さは細くて軽く、長めのものを選ぶといいですね。
1mほどの長さがある流木であればインパクトもあり、お部屋のインテリアとして存在感を放ってくれると思います。
さらにもう一手間加えるとしたら、流木にフェイクグリーンをプラスする方法です。
フェイクグリーンを流木に巻き付けたり、吊り下げるようにして飾ってみましょう。
流木とグリーンはとても相性がいいので、活用しない手はありません。
こうしたインテリアにするときには、電球部分に流木やフェイクグリーンが接触しないように注意してください。
巻き付ける際にも、怪我をしないように気を付けましょう。
エアプランツと合わせた流木インテリアがおしゃれ!
では続いて、流木とエアプランツを組み合わせたインテリアの作り方をご紹介していきます。
エアプランツは「エアー」という名前の通り、土を不要としている植物で、空気中のわずかな水分を吸収し成長します。
土を入れ替えたり頻繁に水やりを行わなくてもいい手軽さや、可愛らしい見た目が人気を集め、インテリア雑誌などでもよく紹介されています。
そして、このエアプランツは流木とも非常に相性がよく、流木と組み合わせることで立派なオブジェにもなります。
その作り方も簡単で、流木のくぼみにエアプランツを置いてみたり、エアプランツをワイヤーで軽く流木に巻き付け、壁に飾ったりすることができます。
比較的小さめのインテリアになりますので、設置場所を選ぶことがありません。
玄関先の棚の上や、トイレ、キッチンなどにもおすすめです。
また、先ほどの照明と同じように、「天井から吊り下げた流木にエアプランツをいくつか吊るす」という方法もおすすめです。
空間を利用したインテリアは目線が上がるため、お部屋を広く見せる効果も期待できるでしょう。
小さい流木を組み合わせてフレームに!作り方は?
流木の使い方は、ほかにもたくさんあります。
ここでご紹介するのは、いくつかの流木をくっ付けてフレームにする方法です。
では、作り方についてご紹介していきます。
まず小さめの流木を、数本~数十本程度用意しておきましょう。
流木の長さや太さは多少異なってもかまいません。
バランスを見ながら重ねて組み合わせ、一つ一つボンドでくっ付けたり、縛り付けていきます。
これだけで立派な「小枝フレーム」の完成です。
流木の形やアイデア次第では、さまざまな形や大きさのフレームを作ることができます。
写真を入れるフレームとして使ってもいいですし、お好きなポスターなどを入れて飾ってもおしゃれです。
ほかにも、鏡の周りや時計の周りに飾ってもいいですね。
シンプルで味気のなかったインテリアが一気におしゃれに変身しますので、挑戦してみてください。
作り方も簡単!流木を使って実用的なインテリアを作ろう
流木は、実用的なインテリアとしても活躍できます。
●鍵やアクセサリーかけとして
流木に細めの釘やフックを取り付ければ、鍵やアクセサリーをかけるインテリアが出来上がります。
ほかにも、長めのサイズのフックを取り付ければ、ちょっとした上着をかけたりバッグや帽子をかけることも可能です。
●ハンガーポールとして
長めの流木を使って天井から吊るせば、ハンガーポールとして活用することができます。
いつもの洋服も流木で作ったポールにかけるだけで、なんだかお店にディスプレイされているような印象になりますね。
お気に入りのお洋服や、普段よく着る洋服などをかけて見せる収納として使用してもよいでしょう。
このように、流木は単に飾るだけのインテリアだけでなく、実用性のあるインテリアにも活用することができます。
作り方も簡単にできるものが多いですので、ぜひ挑戦されてみてはいかがでしょうか。
流木は意外に高い?自分で拾ってくる方法もあり!
流木インテリアを作り方についてご紹介してきましたが、インテリアを作るにあたり、まずは流木を手に入れる必要がありますよね。
実際、流木はネットショップやホームセンター、雑貨屋などでも購入することができますが、「意外に高いな」と感じたことがあるかもしれません。
販売元やそのものによって値段はさまざまですが、大きいものは5,000~7,000円するものまであります。
「もう少し安い値段で流木を手に入れたい」という方におすすめなのが、ご自分で自然のものを拾ってくる方法です。
流木は、川や海などに行けば簡単に見つかることも多いです。
ただ、どうしても天然物ですから、好みの大きさのものが見つからなかったり、腐ってしまっている場合もあります。
それでも、「費用を抑えたい!」「自分好みの流木を探したい!」という方はご自分で探してみてもいいと思います。
そして、天然の流木でインテリアを作るときは、いくつか注意点があります。
まず、虫が付着している可能性があること、そしてもう1つ、アクアリウムのように水槽で使用する場合にはアク抜きの作業が必要になることです。
基本的に海にある流木は、海水に長時間さらされているため虫がついていないことが多いです。
ただし、塩素が溜まっていることが多いので、アクアリウムに使用する際は真水に長時間さらしたり、煮沸する必要があります。
また、川で流木を拾ってきた場合も、虫が生息している可能性があるため、こちらも煮沸して消毒しておくとよいでしょう。
真水にさらしたり煮沸することは面倒かもしれませんが、虫を消滅させたりニオイを取り除く効果もあります。
その他の注意点ですが、拾う場所や方法に気を付けましょう。
観光地として知られている自然公園や国立公園のものを持ち帰ることが、よく思われない場合もあります。
海や川で拾う場合は、数本くらいならいいのですが、軽トラックなどでたくさんの木を集めるようなことはしないほうがいいでしょう。
場所によりますが、販売目的と思われるような行為をつつしんだほうがいい場合もあるようです。
また、拾った場所でそのままDIYして塗料を流すようなことは避けましょう。
流木は1つあるだけでおしゃれなインテリアになる
今回は、誰でも簡単にできる流木インテリアの作り方についてご紹介しました。
今は、流木をネット通販やホームセンターなどでも購入することができますが、ご自分で素材から探してDIYするのも楽しいですよ。
流木は同じ物が1つとしてないですから、インテリアの幅は無限大であると考えられます。
さまざまなアレンジで、流木インテリアを楽しんでみてください。