2LDKに初めて住む方は、「どのようにインテリアを配置すれば良いのだろうか…」と悩まれるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、2LDKの3つの空間にインテリアを配置する上で必要な情報を詳しく解説します。
2LDKに配置するインテリアを購入する前に、一度この記事の情報に目を通してみてください。
そうすれば、インテリア選びに失敗してしまうのを避けられるでしょう。
インテリアの配置を考えるコツ
どんな間取りの家で生活していたとしても、インテリアの配置を考えるコツが存在します。
インテリア配置のコツを、2LDKの間取りに当てはめていきましょう。
●動線の確保
人の通る場所にインテリアを配置したいのであれば、移動の邪魔にならない方法でインテリアを配置しなければなりません。
●3分の1の割合で家具を配置する
部屋の中にインテリアを取り入れるときには、インテリアと部屋の割合が3分の1程度になるようにしましょう。
すると、部屋の中がごちゃごちゃしている印象を与えずに済みます。
●背の高い家具の配置場所
背の高いインテリアを購入した時には、壁際になるべく配置するようにしましょう。
そうすれば、圧迫感を与えない部屋づくりができます。
●奥行きを統一した家具の置き方
インテリアの奥行きを揃えることで、まとまりのある空間へと仕上がります。
●部屋のテーマに沿ったインテリアを選ぶ
まずテーマを決めて、それに沿ったインテリアを配置していくと上手くいくはずです。
部屋にカラフルなインテリアを配置するのは構いませんが、部屋のテーマが決まっていなければ、落ち着かない印象を与えてしまいます。
上記の5点を意識していけば、2LDKの間取りに対しても上手にインテリアを配置することができるようになります。
2LDKの間取りってどんな部屋?
2LDKの間取りについて理解するためには、「2」と「LDK」に分けて考える必要があります。
2LDKの2は、「2つ部屋があること」を意味しています。
そして、2LDKのLDKは、「リビングダイニングキッチン」を意味しています。
したがって、「2つの部屋+リビングダイニングキッチン」=「2LDK」ということになりますね。
「2つの部屋」はすぐに理解することができても、「リビングダイニングキッチン」は少々イメージしにくいかもしれません。
「リビングダイニングキッチン」は、居間と食堂と台所が一体になった空間で、基本的に10畳以上の大きさがあります。
広いスペースを確保できるため、いくつかのインテリアを配置することも可能になるでしょう。
では、LDK部分には、どのようにインテリアを配置できるのでしょうか。
インテリアを配置する際に役立つ情報について、次項でご説明します。
2LDKのLDK部分のインテリア配置
2LDKのLDKに当たる部分は、家の中で1番大きな空間になるでしょう。
そのため、家族がくつろぐ場所として使用することがありますし、食事をするために用いるケースもあるはずです。
2LDKのLDK部分にインテリアを上手に配置することができれば、そこで過ごす家族のコミュニケーションも円滑になると言っても過言ではありません。
家族が長い時間過ごしたいと感じられるインテリア配置を心掛けましょう。
では、2LDKのLDK部分のインテリア配置は、どのようにして決めるべきなのでしょうか?
●家で食事をする頻度
家で食事をすることが多いご家庭であれば、大きめのテーブルを置いて食事をするために十分なスペースを確保しておきましょう。
しかし、外食の多いご家庭であれば、大きめのテーブルを購入する必要はありません。
特に、LDKのスペースが10畳ほどしかなくて、ほとんど家で食事をすることのないご家庭であれば、必要最低限の食事のスペースが確保されたテーブルを配置すれば十分でしょう。
●来客や家族の人数
来客や家族の人数が多いのであれば、必然的にテーブルを大きくせざるを得ません。
主に上記の2つの点を考慮すれば、インテリアの上手な配置をすることができるでしょう。
また、食事をする時にテレビを見ながらくつろぎたい人は、食事テーブルの横にテレビやテレビ台を配置するのがおすすめです。
さらに、外の景色を見ながら食事を楽しみたいのであれば、窓際に食事テーブルを配置すると良いです。
2LDKの寝室のインテリア配置
ここでは、2LDKの寝室のインテリア配置方法についてご紹介します。
寝室には、ベッドを配置するという方もいることでしょう。
ベッドは、大きなインテリアとも言えますし、ベッドの場所によって他のインテリアの配置場所も影響を与えることになります。
2LDKの寝室が狭い場合には、特にベッドを配置する位置が重要となってきます。
配置の仕方は様々であり、「ベッドのヘッド側もしくはフット側を壁に面するようにする」「ベッドを部屋の四隅に配置する」「部屋の真ん中に配置する」などがあります。
もし、狭い部屋にベッドを配置するのであれば、「ベッドのヘッド側もしくはフット側を壁に面するようにする」、または「ベッドを部屋の四隅に配置する」のどちらが良いでしょう。
部屋の真ん中に配置してしまうと、収納スペースが作りづらいです。
もし、「ベッドを部屋の四隅に配置する」のであれば、必然的に壁に面していないほうにスペースが生まれることになります。
洋服を収納するためのインテリアなどは、その部分に置くと良いでしょう。
そして、「ベッドのヘッド側もしくはフット側を壁に面するようにする」のであれば、ベッドの左右にスペースが生まれることになります。
この場合は、大きすぎるインテリアを購入するのではなく、部屋に圧迫感を与えないインテリアをベッドの左右のスペースに置くことができるでしょう。
しかし、生活動線を考えなければ歩きづらくなりますので、歩ける幅は作っておいてください。
このように、2LDKの寝室のインテリアの配置を考える時には、先にベッドを配置してから、他のインテリアを取り入れていきましょう。
2LDKの2つ目の部屋のインテリア配置
2LDKの2つ目の部屋にインテリアの配置を考える上で、大切なのは次の要素です。
●部屋を使う目的
非常にシンプルですが「部屋を使う目的」を考慮することが大切です。
リビングダイニングキッチンと寝室が決まっているため、残り1つの部屋を自由に使うことができるでしょう。
ここでは、例として仕事や勉強に使う部屋を作ることを考えてみます。
まずは、集中するために机などのインテリアを取り入れていきます。
この部屋は、他の部屋に必要なものを置いているため、不必要なものを置く必要がないことから、集中しやすい環境が整っています。
このようにすることで、部屋を有効に使うことができるでしょう。
また、どうせなら部屋におしゃれ感を出して、机の周りに置くインテリアにもこだわってみましょう。
できるだけ、色や質感などに統一感を持たせられると、おしゃれに見えやすいです。
例えば、木目調の机を配置するのであれば、周りのインテリアにも木目調のデザインが採用されているものを選びましょう。
このように統一感を出すことで、シンプルながらおしゃれに見せやすい部屋を作ることができるでしょう。
まずは、部屋の目的を決めるところから始めてみてください。
2人で話し合ってインテリアの配置を決める
2LDKで2人暮らしすることを考えているのであれば、2人で話し合ってインテリアの配置を決めることをおすすめします。
特に、2LDKの場合は2つ部屋があるとは言え、生活する2人の好みによってインテリアの配置の仕方がだいぶ変わるはずです。
インテリアを配置する上で、気にするべきことは、掃除のしやすさです。
掃除がしづらいとストレスが溜まりやすいですし、掃除を怠るとおしゃれに見えなくなります。
まずは、2人で掃除のしやすさも頭に入れて、インテリアの配置について話し合うことをおすすめします。
そのため、2LDKでのインテリアの配置について考える時には、2人でしっかり話し合って、お互いに気持ち良く生活できるように工夫することが大切です。
2LDKのインテリア配置で大切なのは「好み」と「生活のしやすさ」
2LDKのインテリア配置で大切なのは、「好み」と「生活のしやすさ」と言うことができるでしょう。
自分の好みに合わないインテリアを配置するのは気の乗らないことですし、生活に支障をきたすインテリアを配置すると、満足した生活を送ることができません。
そのため、一緒に生活する人がいるのであればよく話し合って、お互いの好みと生活のしやすさを妨げないインテリアを上手に配置することを心がけましょう。