ご自宅のキッチンの壁を、タイルにしたいと考えている人も多くいるのではないでしょうか。
キッチンの壁には、タイルとキッチンパネルを採用することが多いです。
キッチンパネルは掃除のしやすさが魅力ですが、タイルは見た目のおしゃれさなどからも、人気が高くなっています。
今回は、キッチンの壁をタイルにするメリットや費用について、また、タイルを選ぶコツなどについてご紹介していきます。
キッチンの壁で人気の高いタイル!おしゃれだけど掃除しにくい?
キッチンの壁にはキッチンパネルとタイルがよく使用されます。
この内、キッチンパネルは、汚れやすいキッチンの壁に適した材質で作られていて、つるつるとした見た目で、掃除がしやすいように大きめの板になっています。
掃除がしやすいというのは、非常に大きなメリットです。
しかし、タイルの人気もかなり高くなっています。
では、タイルのメリットとは、どのようなものがあるのでしょうか。
キッチンの壁をタイルにするメリットとしては、やはり、見た目のおしゃれさが1番に挙げられるでしょう。
ただし、掃除のしやすさ、という点においては、キッチンパネルに比べると劣ってしまいます。
タイルの場合には、タイルとタイルの継ぎ目の目地に汚れが付きやすく、そのため掃除も大変になることが多いです。
それでもタイルが人気なのは、やはり理想のキッチンイメージとして、タイルの壁であることを挙げる人が多いからかと思われます。
掃除のしやすさを追求したタイルもあるので、今回は、おすすめのタイル選びなどについてご紹介していきます。
現在、キッチンの壁で悩んでいるという人は、是非参考にしてみてください。
キッチンの壁をタイルに!どのようなタイルを選ぶ?
「キッチンの壁は、絶対にタイルがいい!」という人も多いと思います。
そのような人におすすめの、タイルの選び方をご紹介していきます。
まずは、上記でも触れましたが、タイル目地が汚れにくくなっているものを使いましょう。
キッチンの油汚れに強い材質のものも、最近ではあります。
そういったものを選ぶと、後々の掃除も比較的楽になることが期待できます。
また、タイルは、なるべく大判のものを選ぶという方法もあります。
この場合は、大判のタイルを使うことで、目地も少なくなるので、掃除のしやすさも上がるということが言えます。
このようなタイルを選ぶようにすると、掃除の時に比較的楽になるでしょう。
もちろん、1番大事なのは、自分で納得できる「お気に入りのタイル」を選ぶことです。
機能性にこだわりすぎて見た目が気に入らないタイルを選ぶと、後々後悔するかもしれません。
タイルに見えるキッチンパネル
上記の「タイルを選ぶコツ」の補足となりますが、見た目がタイルのようになっているキッチンパネルも人気が高まっているようです。
近くで見るとキッチンパネルだとわかるのですが、掃除のしやすさやお手入れのしやすさを重視する人にはおすすめです。
遠くから見るとキッチンの壁がタイルに見えるため、「タイルにしたいけどお手入れが大変かな」と考えているなら、このようなキッチンパネルを検討してみる価値があるかと思います。
本物のタイルほどのつるつる感がありませんが、パッと見るとタイルに見えるので、取り入れている人が多いかと思います。
気になる人は、取り扱っているメーカーでリフォームを検討してみるといいでしょう。
どうしても本物のタイルだと掃除のしにくさが出てしまうので、そういったものの対策として取り入れられることが多いです。
キッチンの壁をタイルにしたい!DIYは可能?
「キッチンの壁をタイルに変えたい!でも費用的に厳しい!」という人も多いかと思います。
そのような人は、「自分でタイルを貼ることはできるのか」ということが気になるところですよね。
結論から言うと、DIYでキッチンの壁をタイルにすることは可能です。
ただし、本格的にやるには、ある程度の経験が必要になります。
また、キッチンの設備などによっては、1度作業台などを動かす必要もあるので、大掛かりになってしまいます。
作業もタイルに変更する面積によっては、1日では終わらないことも多いので、本格的にタイル貼りをするのは、なかなか難しいと言えるでしょう。
しかし、現在では比較的簡単にできるタイルシートというものがあります。
こちらを使えば、目地埋めなどの作業やシートを貼り付ける作業でできるので、そこまで大変ではありません。
ただし、きれいに仕上げるには、やはりある程度の経験や技術が必要になるでしょう。
初心者の人やDIY未経験の人にはおすすめできません。
しかし、そのような人にもおすすめできる簡単DIY方法があるので、下記で詳しくご紹介していきます。
初心者におすすめのDIYをご紹介!
この方法では、裏面が粘着性のあるものでできた「タイルシート」を使っていきます。
本物のタイルではありませんが、キッチンの壁をタイル風にしていくことができます。
見た目もかなりリアルになっているものがあり、最近では人気も高くなっています。
キッチンの壁に、粘着面を貼り付けていくだけで完成するので、非常に簡単にできます。
シールを貼るような感覚で、キッチンの壁にシートを貼っていきますが、途中でずれてしまっても貼り直しが簡単にできるのが大きな特徴となっています。
商品によっては剥がした後が残らないものもあるので、こちらの方法であれば賃貸物件の人でも行なうことが可能です。
また、初心者でも簡単に行なうことができます。
「リフォームするのは難しい」といった人で、DIY初心者である場合には、こちらの方法が簡単なのでおすすめです。
このタイルシートは、ホームセンターや100均ショップでも取り扱われているので、気になった人はチェックしてみてください。
キッチンの壁をタイルに変更!費用の相場はどれくらい?
キッチンの壁を本物のタイルに変更したいという人は、やはり費用がどれくらいかかるのか、気になるかと思います。
実際の費用は、そのご家庭のキッチンの壁の面積やタイルの種類などによって異なりますが、目安となる費用の相場をご紹介していきます。
リフォームでかかる費用としては、1平方メートル当たりで、およそ5,000円~15,000円ほどになることが多いようです。
必要になるタイルの種類などによって費用が変わるため、費用相場の幅も大きくなります。
4畳半ほどのキッチンで壁のリフォームをした事例をご紹介します。
床のリフォームを同時に行ったので、一般的なタイルを使っても、タイルの費用だけで126,000円ほどかかりました。
さらに、工事費でだいたい90,000円、それに撤去費なども加えられて、合計の費用が226,000円ほどになったのです。
もちろん、この面積よりも施工面積が狭かったり広かったり、使うタイルの種類にこだわったりすると費用は前後します。
また、工事を依頼する業者によっても費用は前後するので、あくまで目安としてご確認ください。
決して安い金額ではありませんが、納得できる理想のキッチンにするのであれば検討してみる価値は十分にあります。
キッチンの壁をタイルにして理想のキッチンを手に入れよう
今回は、キッチンの壁をタイルに変更する場合のタイルの選び方や、タイルのメリットについてご紹介してきました。
また、簡単なDIYでタイル風に見せる方法や、費用の相場についてもお伝えしてきました。
今回のご紹介を参考にして、それぞれのご家庭に合った方法で、理想のキッチンを手に入れてみましょう。
リフォーム費用はそれなりにかかりますが、本物のタイルにしてみるとキッチンの雰囲気もガラッと変わることでしょう。