和風な玄関インテリアを活用・演出して素敵な空間にしよう!

最終更新日:2019/07/18

部屋に入る前に、まず先に目に入り、足を踏み入れる場所が「玄関」になります。

そこで、玄関から部屋の雰囲気作りを始めてみませんか。

しかし、賃貸などでは玄関も狭く、思い通りのインテリアを使うことができない、という場合もあります。

今回は、そんな時にもインテリアを上手に活用して和風な玄関を演出するコツや例をご紹介していきます。

和風な玄関で素敵な空間を演出してみましょう。

観葉植物をインテリアとして活用!和風な玄関を演出

和風な玄関を演出するのに、観葉植物がおすすめです。

一般的に、観葉植物には洋風なイメージがありますが、実は和風な空間に合う観葉植物もあるのです。

玄関にグリーンのインテリアを配置することで、爽やかな雰囲気を演出してくれることが期待でき、部屋に入る前に良い気分にする効果も期待できます。

例えば、グリーンのない空間と、グリーンのある空間では、与える印象は大きく変わってきます。

多くの人が、グリーンのある空間の方が良いイメージを持つかと思います。

和風にも合う観葉植物を配置することで、玄関を和風な雰囲気に近づけることができます。

観葉植物を配置する際には、設置する余裕がある場合には、段差のある棚などを活用して配置すると、高さも出てより雰囲気が出るでしょう。

また、賃貸物件などの場合は、配置するスペースも限られてくるので、シューズボックスなどの上になるかと思います。

その際には、直接観葉植物を置くのではなく、台を使ったり、敷物を使ったりと工夫することで、より雰囲気を出すことができます。

和風な玄関に適した観葉植物をご紹介

上記で和風な玄関を演出するのには、観葉植物をインテリアとして配置すると良い、とお伝えしましたが、観葉植物には多くの種類があります。

ここでは、和風によく合うおすすめの観葉植物をご紹介していきます。

●オリヅルラン

よく目にする観葉植物なのではないでしょうか。

葉の大部分が緑ですが、葉の縁が白になっています。

ボリューム感があるので、比較的玄関の広さに余裕がある場合におすすめです。

シンプルながらも、しっかりとした存在感を感じさせてくれます。

オリヅルランは、丈夫で育て方も簡単な部類なので、初めての人でも安心して育てることができます。

●セラギネラ

すこし小ぶりな観葉植物です。

小さめな葉が茂っていて、玄関に配置するには適した観葉植物です。

日本では、古くから愛されている観葉植物で、可愛らしい印象も与えることができ、確かな存在感が魅力です。

ただし乾燥には弱いので、土の湿度管理に気をつけなければなりません。

●ポリシャス・フルティコーサ

少し薄みがかった緑が特徴的で、イメージするなら「小さな柳」のような観葉植物です。

細めの葉が繊細で、美しい日本らしさを演出してくれます。

日本はもちろん、海外でも人気が高い観葉植物です。

耐寒性は高くないので、寒い地域では注意が必要になります。

玄関の照明を和風にしよう

和風な玄関を演出する上では、照明インテリアも和風なものに変えてみましょう。

最近では、照明も多くの種類が販売されています。

照明を変えるだけであれば、賃貸物件でもできるのでおすすめです。

和風な照明にはどんなものがあるか、チェックしておきましょう。

まずおすすめなのが、和紙を使ったペンダントライトです。

灯篭のような優しい明かりで玄関を照らしてくれるペンダントライトが、和風な玄関を演出するのに適しています。

他には木を使ったペンダントライトも販売されています。

スギの木を使った和風ペンダントライトなどもあり、玄関を素敵な雰囲気にしてくれそうです。

シェードに和紙や木を使用したペンダントライトなどがあるので、そういった「和」を取り入れた照明を取り付けてみましょう。

注意点としては、ペンダントライトの大きさを確認して、玄関の広さとのバランスが取れているのかをチェックしましょう。

また、その他の玄関インテリアとのバランスも同時に確認しておいてください。

賃貸物件の玄関にもおすすめ!和風な暖簾を活用

賃貸の物件では、壁に釘などを打ち込むことができないため、壁面のインテリアを選ぶのが難しくなります。

そこでおすすめしたいのが、暖簾(のれん)です。

暖簾なら突っ張り棒などを使うことで、壁に釘などを打ち込むことなく使用できます。

賃貸物件に住んでいる人は、是非活用してみましょう。

もちろん持ち家であっても、暖簾はおすすめです。

まさに和風といったこのインテリアを上手に活用すれば、玄関の雰囲気もグッと和に近づくでしょう。

玄関から部屋に繋がるドアに使えば、簡単な目隠しにもなり、一石二鳥です。

さらに、玄関の広さに余裕がある場合には、大きく存在感のある暖簾を使うと、印象も大きく変わります。

ただし、あまり派手な暖簾を使ってしまうと、他のインテリアの存在感を薄くしてしまったりするので、バランスを考えて選びましょう。

すのこを活用して和風なインテリア空間に

玄関の床部分にも目を向けてみましょう。

多くの玄関では、ベージュなどのクッションフロアなどになっているかと思います。

そのままでは、和風な印象を与えることは難しいです。

そこで、床にはすのこを使って、和風な印象を与えるようにしてみましょう。

サイズも様々あり、自宅の玄関に適したサイズを選ぶことができるのでおすすめです。

部屋の上がりかけに、すのこを配置すれば、使いやすく、簡単に和風なインテリアになります。

すのこは100均ショップでも販売されていますが、少しこだわって、竹などの材料を使ったものを取り入れてみるものおすすめになります。

また、すのこを利用して、観葉植物などのインテリアを配置することもできます。

小さめで、少し高さのあるすのこもあるので、そういったすのこを活用することで、他のインテリアと組み合わせることもできるでしょう。

より、存在感のあるインテリアに演出することができますよ。

狭い玄関にはインテリアを置きすぎないこと

自宅の玄関が狭い場合には、あまりインテリアを多く置きすぎないことも重要になります。

和風なインテリアであったとしても、ゴチャゴチャとしすぎてしまっては、印象も良くありません。

例えば、賃貸物件の場合には、玄関は狭いことが多いかと思います。

その場合には、幾つかのインテリアをピックアップして、配置するようにしましょう。

照明には控えめなものを選び、存在感のある観葉植物を配置して暖簾も少し控えめなものにするなどして、玄関全体のバランスを重視しましょう。

いくら和風なインテリアで玄関を飾っても、それぞれの存在感が強すぎたりする場合には、まとまりがない空間、という印象を与えてしまいます。

他の部屋のインテリアコーディネートでも言えることですが、その空間のインテリアバランスを考慮しながらレイアウトいくことがとても大切です。

まずは、どんなインテリアをどのように配置するのか、イメージしてみることから始めてみるのが良いでしょう。

それが失敗しないコツとも言えます。

バランスを考えて和風な玄関を演出しよう

ここまで、玄関を和風にするインテリアやコツをお伝えしてきました。

現在では、様々な和風インテリアが販売されています。

賃貸物件などの狭い玄関でも、それらを活用することで、素敵な和風空間を演出することができます。

今回ご紹介した方法を参考にして、自宅の玄関を和風な空間にしてみましょう。

バランスを考慮してインテリアを配置すれば、失敗も少なくなるので、是非チャレンジしてみてください。