玄関先に明かりがあると、帰宅時間が遅い人は特にありがたく感じることも多いでしょう。
玄関の鍵穴が見えにくい時でも、玄関灯があれば、手元を明るく照らしてくれます。
しかし、玄関灯の電球も消耗品なので、いつかは交換する必要があります。
今回は、玄関灯の電球交換の仕方やカバーの外し方、センター付きのLEDへの交換方法についてご紹介していきます。
玄関灯がつなかいのは電球以外の要因もある!?
玄関灯がつかなくなった場合には、真っ先に疑われるのが、電球の寿命かと思います。
その場合は電球の交換をすることにより、対処することができます。
しかし、玄関灯がつかないのは、その他の要因がある場合も多くあるので、ご紹介していきます。
まずは、玄関灯自体の寿命によるものが考えられます。
電球を交換したにもかかわらず、玄関灯が点灯しないなどの場合には、玄関灯自体の寿命がきている可能性もあります。
電球に寿命があるように、玄関灯自体の照明器具にも寿命があります。
今お使いの玄関灯の使用年数が10年以上の場合は、寿命を迎えている可能性が高いです。
また、経年劣化により故障頻度も高くなりがちなので、玄関灯が古い場合には、新しいものに交換することを検討してもいいでしょう。
古い場合には、故障が原因でショートしたり、発火などの可能性もあるので注意が必要です。
玄関灯を新しく交換する場合には、比較的長寿命なLED照明にすることもおすすめです。
玄関灯の電球を交換しよう!種類ごとのカバーの外し方
玄関灯には、電球のカバーが取り付けられていることが多いです。
電球を交換するためには、まずはそのカバーを取り外さなければなりません。
玄関灯の種類などにもよりますが、カバーにも種類があり、それぞれ外し方が違っています。
それぞれの外し方は、玄関灯がLEDの場合でも対応しているので、参考にしてみましょう。
代表的なカバーの種類を取り上げて、それぞれの外し方をご紹介していきます。
●回転することで外せるカバー
玄関灯のカバーをくるくると回すことで、ロックが外れカバーを取り外すことができます。
この場合は特に工具もいらず、簡単に取り外すことができます。
●ボタンでロックを解除できるカバー
玄関灯の本体に付いているボタンを押すことで、ロックを解除できるカバーです。
こちらも、特に工具は必要なくカバーを取り外すことができます。
●ネジで固定してあるカバー
カバーが玄関灯の本体にネジによって固定されているカバーです。
こちらは、ネジをドライバーで使って取り外すことができます。
●本体とカバーが一体化しているタイプ
玄関灯の本体とカバーが一体化しているタイプです。
こちらは、ネジなどで固定されている玄関灯本体を取り外すことで、カバーも取り外すことができます。
特に、古いタイプの玄関灯に多く見られるタイプです。
玄関灯の電球を交換しよう!注意点もご紹介
カバーの取り外し方がわかったところで、玄関灯の電球を交換していきましょう。
電球の交換前に、まずは電源をオフにして、次にブレーカーをオフにしておきましょう。
通電したままの電球の交換作業は、感電などの恐れもあるため、非常に危険です。
必ずブレーカーを落とした状態になっているのかどうかを確認した上で作業に入りましょう。
それぞれのカバーに対応した方法で、カバーを取り外していきます。
そして、今まで使っていた電球が冷めていることを確認してから古い電球を取り外しましょう。
その際には、軍手などをしておくといいでしょう。
その後、用意しておいた新しい電球を取り付けていきましょう。
そして、カバーを戻して、電源を入れて問題なく点灯することを確認します。
もし、点灯しない場合には、玄関灯の故障や寿命の可能性があります。
これを機会にLEDの玄関灯に変えるのも、1つの方法でしょう。
玄関灯をセンサー付きのLEDにすると便利!
もし、経年による劣化などの原因により、古い玄関灯が故障、寿命となってしまった場合には、新たに玄関灯を取り付けなくてはなりません。
そこで、おすすめの玄関灯をご紹介していきます。
最近では、センサー付きのLED玄関灯の照明器具が販売されています。
近所の家などで見かけたことのある人も、多いのではないでしょうか。
センサー付きの玄関灯は非常に便利です。
「帰宅時間には辺りが暗くなっている」という人には、特におすすめできるものとなっています。
センサーが取り付けられているので、辺りが暗くても、家の玄関前に来た時に、センサーが反応して自動的に玄関灯が点灯します。
明るさのタイプも様々あり、ぼんやりと点灯して徐々にはっきりした明かりになっていくものや、じんわりとやさしい明かりで点灯するものなど非常に豊富にあります。
お好みのタイプを選ぶこともできるので、自分の気に入った玄関灯に交換してみてはいかがでしょうか。
LEDの玄関灯に交換する場合には業者に依頼しよう
前項でご紹介したような、センサー付きのLED玄関灯の照明器具に交換したい場合には、自分で交換するのはやめましょう。
最近ではDIYが流行していて、ある程度の知識があったり、工具があるという人も多くいますが、電気の配線を扱う必要があるため、専門の業者に依頼して交換してもらうようにしてください。
素人では、漏電や感電、発火や火災といった事故、怪我に繋がる恐れがあるためです。
自信があったとしても、自分で交換するのはやめましょう。
ホームセンターなどでは、玄関灯を購入した場合にそのまま取り付けサービスを行なってくれるところもあります。
そのようなサービスを活用してみるといいでしょう。
また、賃貸物件の場合には、もちろん勝手に玄関灯を交換することができません。
そのため、こちらのご紹介内容は、持ち家の場合に限らせていただきます。
賃貸物件の場合で、玄関灯の故障や点灯していないことに気づいたら、管理会社や大家さんに伝えておくといいでしょう。
LEDは水に弱い?玄関灯は防水に
LEDの玄関灯に交換すると、以前までの明かりとは違った明るさを感じられることでしょう。
省電力であるため、電球の寿命はより長くなり、交換する頻度もかなり違ってきます。
しかし、気をつけたいこともあるのでお伝えしていきます。
玄関灯は、建物の外側でも使われることがあります。
LED電球には、上記のような省電力、長寿命といった特徴が挙げられますが、注意が必要な部分もあるのです。
それは、雨や湿気といった「水分」に弱いということです。
そのため、新しく交換する玄関灯などの照明器具は、防水であることを確認しておきましょう。
もし、防水でない場合には、建物の内側に取り付けるようにしましょう。
そうすることで、トラブルを防止することに役立ちます。
防水ではない玄関灯を建物の外に取り付けて使っていた場合には、劣化も早まり、故障や点灯しなくなることも多くなる可能性があります。
商品の説明をよく確認して、適した場所で使用するようにしましょう。
玄関灯の明かりで帰宅時も安心!
今回は、玄関灯の電球の交換方法や、玄関灯に取り付けられているカバーの外し方についてご紹介してきました。
また、便利なセンサー付きのLED玄関灯についてもおすすめしました。
帰宅時に玄関先が明るく照らされていると、疲れた心もほっと安心してやすらぎます。
玄関灯の明かりで、帰宅時も安心できるようにしておきましょう。