1LDKは、キッチンが8畳以上もある上に、寝室が別になりますので、リビングを最大限に活用できます。
自由にレイアウトができるメリットを生かして、ライフスタイルに合わせた、インテリアの選び方をまとめてみました。
キッチンとリビングの過ごし方で、レイアウトも変わります。
快適にお洒落に過ごせる女子の部屋作りの参考にしてみてください。
1LDKの間取り!キッチンとリビングのどちらを広く使う?
1LDKは、リビングのL、ダイニングのD、キッチンKを合わせたリビングダイニングキッチン+1部屋の間取りです。
この間取りは十分な広さがある一方で、ライフスタイルに合わせた使い方をしないとスペースを無駄にしてしまうことにもなりかねません。
そこで、インテリアを選ぶ前に、キッチンとリビングのどちらを広く使うのかを一度考えてみましょう。
・キッチンのスペース
食事をするスペースだけならば、キッチンカウンターや奥行きのないテーブルを使用してみてはいかがでしょうか。
このようなカウンターやテーブルを使うことで、キッチンスペースを狭くしてリビングを広く使うことができます。
・リビングのスペース
リビングを広く使う場合は、ソファを一人掛け用、二人掛け用など選べますし、ソファベッドを置けるスペースも取れるので、女子会の後も泊まることができたりと、友人を招いたときに対応できます。
もし、リビングが狭いと感じた場合は、テーブルのサイズや収納インテリアをコンパクトにしてみてはいかがでしょうか。
また、動線を考えて確保すると、狭さからのストレスが軽減されます。
キッチンインテリアの選び方!テーブルのサイズや位置を決める
1LDKは、友人や家族と一緒に、テーブルを囲んで賑やかに食事を楽しめる広さがありますが、用途に合わせてテーブルのサイズや位置を決めるのがコツです。
・テーブルのサイズ
一人分の食事スペースは、幅60cm、奥行き35~40cmほどが目安と言われています。
小さなダイニングテーブルは、二人で使用するタイプが多く、70cm前後のサイズが多いようです。
・用途別にテーブルと位置を決める
キッチンカウンターがあるのなら、そこにパイプ椅子などを組み合わせると、食事スペースが作れます。
また、一人用もしくは、二人用の奥行きのないテーブルをキッチンカウンターに寄せることでもリビングを広く使うことができます。
もし、来客に応じてリビングを広く使いたい場合があるのなら、折り畳みのテーブルが便利です。
・ソファダイニングで、リビングのようにくつろぐ
女子会やホームパーティーのとき、リビングのソファのように、くつろぎながら食事を楽しめる「ソファダイニング」の人気が上がっているようです。
テーブルの高さに合わせたソファがセットになっているインテリアで、食事が終わった後リビングに移動することもなく、そのまま会話を楽しめます。
リビングを広く快適に過ごす!便利なインテリア
1LDKは、寝室と別になるので、リビングにソファやテーブル、チェストなどのインテリアをレイアウトする広さがあります。
その広さを生かして、さらに趣味のスペースが作れます。
・メイクアップコーナー
女子の部屋では、メイク道具の収納場所に困ったことはありませんか?
メイク道具の収納と他の用途を合わせた、便利なインテリアをまとめました。
①センターテーブルとドレッサーの組み合わせ
センターテーブルの片方の延長に、ドレッサーが付いているタイプがあります。
このようなタイプは、鏡が付いている扉を倒すことで、テーブルの天板として使用できます。
また、ドレッサーに引き出し収納があるタイプでは、ネイル道具なども収納できます。
テーブルで爪のお手入れなどをしながら、メイクができて便利です。
②デスクとドレッサーの組み合わせ
この組み合わせでは、デスクの天板の下にメイク道具の収納スペースがあり、天板を開けると鏡が付いていることがあります。
普段は勉強やパソコン、ハンドメイド作業などのスペースとして使用しつつ、メイクアップすることもできますので、必要最低限のインテリアで生活することができ、リビングを広く使えます。
・本棚
少量の本や雑誌ならば、カラーボックスなどを本棚代わりにすることで解決しますが、大容量の本を収納する場合は、本棚が必要になってしまいます。
しかし、本棚に収納した際、来客時に本の背表紙が見えるのが気になる場合も少なくないようです。
その場合、縦長の本棚に、姿見の鏡が扉のタイプがおすすめです。
扉が付いているため、中のものが見えず、本だけでなく小物類も収納することができます。
女子に人気のインテリア!お洒落な1LDK生活を楽しむ
部屋のインテリアを、ファッションのようにお洒落に楽しむ女子が増えているようです。
そこで、女子に人気のお洒落なインテリアをまとめてみました。
・マントルピース
暖炉の周りを囲む壁面の装飾を「マントルピース」と言います。
マントルピースの上の部分は、「マントルシェルフ」と言い、この上のフラットな部分に小物や写真などを飾ることができます。
最近では、暖炉型ファンヒーターが手頃な価格で購入できるので、マントルピースをDIYする方や、市販のタイプも多くの種類があるようです。
活用している方の中では、マントルシェルフをテレビ台にしたり、マントルシェルフに鏡を置いてドレッサーにするなど、さまざまな方法で楽しまれています。
・黒板
壁面をお洒落にするアイテムのひとつが黒板です。
黒板の壁紙は、貼り直しができるタイプがありますので、賃貸でも貼ることが可能です。
カフェのメニュー風に予定をチョークで書いたり、ポップなイラストなど部屋の雰囲気に合わせると、味気ない1LDKのお部屋がお洒落な空間になるでしょう。
収納たっぷり!女子の部屋がスッキリ片付く
女子の部屋で、多くの方が抱えている悩みといったら収納ではないでしょうか。
特に季節物のダウンコートなどは厚みがある分、かなり場所を取ります。
かと言って収納家具を増やしてしまうと、1LDKを広く使うことは難しくなってしまうかもしれません。
そこで、収納の機能性を備えたインテリアをご紹介します。
・収納付きソファ
ブランケットや夏用のラグなどを、ソファ近くに置いてひざ掛けやお昼寝用の布団として使用している方も多いでしょう。
しかし、季節によっては入れ替える必要も出てくると思います。
そんなとき、いざ使いたいのに、どこに収納したのか忘れてしまうことがあるのではないでしょうか。
そこで、おすすめなのが、収納付きのソファです。
最近のソファは、足元に引き出しがあるだけでなく、座面の下にも収納スペースがあるタイプがあります。
座面の下が収納スペースとなっていれば、かなりの容量が確保できますので、ラグやブランケットだけでなく、ほかのものも収納することができるので便利です。
また、使いたいときにサッと取り出しやすく、どこにしまったか忘れてしまう心配も少ないので、おすすめです。
・収納付きベッド
ベッド下の引き出しは、一段が一般的ですが、実は二段のタイプもあります。
こちらのタイプでしたら、容量も多く季節ごとの衣類なども収納することができます。
また、引き出しタイプのほか、ベッドのマットレス部分が跳ね上がる跳ね上げ式もあります。
こちらのタイプでしたら、より長さがあるものをベッド下に収納できるので、収納するものに合わせてベッドのタイプを選びましょう。
1LDKの床座生活!くつろげる女子の部屋
日本には、和室があるように、床に座って生活する風習があります。
床座生活は、空間を広く見せる効果がありますので、お部屋を広く見せたいという方におすすめです。
ただ、座ったり立ったりの動作が面倒で、床からの床付き感が気になるという方もいるでしょう。
ここでは、どのようなインテリアを取り入れれば、床生活を快適におくれるのかまとめました。
・ビーズクッション
ビーズクッションは、どの姿勢でも合わせて変形しますので、くつろげると人気のインテリアです。
生地やカラーの種類が豊富にありますので、部屋のインテリアテイストと合わせて購入してみましょう。
・ローソファ
1LDKほどの広さがあれば、ローソファを置けるスペースは十分に取れるでしょう。
座面高が10cmのタイプでは、ほぼ床とフラットになります。
ローソファは、こたつと組み合わせると、座椅子のような感覚でくつろげます。
・こたつ
冷え性でお悩みの女子は、こたつを愛用する人が少なくないようです。
こたつ布団を外せば、センターテーブルとして使用できますし、天板がリバーシブルのタイプは、季節や好みに合わせて変えることができます。
1LDKを自分好みのインテリアと楽しむ暮らし
1LDKは、広さがある分、無駄なスペースがあちこちに生まれかねません。
キッチンで食事をするとき、リビングでくつろぐとき、それらの暮らしを快適に楽しむためには、インテリアを最小限に抑えつつ自分好みのテイストで揃えてみましょう。
その際、機能性や利便性だけではなく、ただ飾っている雑貨ひとつにしても心が満たされるのなら、それは自分にとって最高のインテリアになるのです。
自分好みのインテリアに囲まれて、快適に暮らしを楽しむ参考にしてみてください。