インテリアテイストをアメリカンヴィンテージに仕上げるコツ

最終更新日:2019/09/07

お部屋を古き良き時代のアメリカンなイメージに仕上げたいときにおすすめなのが、「アメリカンヴィンテージ」なインテリアスタイルです。

今回は、お部屋をアメリカンヴィンテージなイメージに仕上げるアイデアをご紹介します。

テイストごとのポイントを詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

正統派なアメリカンヴィンテージのインテリアスタイル!

はじめにご紹介するアメリカンヴィンテージなインテリアコーディネートは、正統派なヴィンテージスタイルです。

正当派なアメリカンヴィンテージスタイルでは、色鮮やかなカラーをあまり使わずに、ダークブラウンやブラックなどのシックなカラーを使ってまとめましょう。

例えば、ブラックの少し使い込まれたような経年変化の趣があるヴィンテージソファに、ところどころ色あせたようなデザインでブラウンの木製テーブルを合わせます。

そして、テレビ台やその他の木製インテリアには、ウォルナット材でできたものを取り入れると重厚感が増し、シックなヴィンテージスタイルによく合います。

加えて、ラグやカーテンなどのファブリック類には、ダークグレーやライトグレーを選んでみましょう。

重厚感のある中に、白に近いグレーを少し取り入れることで、抜け感のあるおしゃれな仕上がりになります。

また、正統派なアメリカンヴィンテージスタイルには、観葉植物もよく合うため窓際などに置いてみましょう。

オールドアメリカンなインテリアスタイルは「デニム生地」がポイント!

続いてご紹介するのは、オールドアメリカンなヴィンテージスタイルのインテリアコーディネートです。

オールドアメリカンなインテリアテイストの中には、西部開拓時代の片田舎のログハウスのようなカントリー調や、ヴィンテージなローカルスタイルなどがあります。

そこで、お部屋をオールドアメリカンなヴィンテージスタイルに仕上げるには、インディゴブルーやライトブルーといったデニムカラーのインテリアを取り入れるのがおすすめです。

西部劇に登場するカウボーイが履いているデニムを取り入れるようなイメージで、ソファやラグなどのファブリック類でプラスしてみましょう。

例えば、ライトブルーで少しシャビ―なイメージのラグに、ブラウンやダークブラウンなどのヴィンテージソファを合わせます。

そこへ、少し色あせたようなデニム生地のクッションをプラスしてみましょう。

また、レトロなイメージでダークブラウンの木製テーブルや、チェストなどを組み合わせると深みのあるヴィンテージなイメージになります。

西海岸風で爽やかなインテリアコーディネートに!

続いてご紹介するのは、アメリカはカリフォルニアの西海岸のカフェを彷彿とさせるようなインテリアスタイルです。

アメリカンヴィンテージスタイルの中でも西海岸テイストは、爽やかなイメージで人気があります。

お部屋を西海岸テイストなアメリカンヴィンテージに仕上げるには、白やライトブルーなどのマリンカラーを積極的に使って仕上げましょう。

例えば、壁やフローリングは白い木目調を選び、潮風で錆びたようなイメージに仕上げるのがおすすめです。

最近では、貼って剥がせる壁紙なども販売されているため、シャビーなデザインの白い木目調のものを選んで貼ってみるのも良いでしょう。

テーブルは白い木製のものを選び、ソファにはファブリック製のライトブルーを選んでみます。

テレビ台やチェストなども、テーブルと素材や色調を揃えるのがおすすめです。

そして、小物類には星条旗をイメージさせるような星やストライプ柄がモチーフのクッションやタペストリーなどをプラスしてみましょう。

小物使いも意識して、お部屋を西海岸テイストなヴィンテージスタイルに仕上げてみてください。

無骨なインテリアを使って仕上げるアメリカンヴィンテージ!

お部屋をアメリカンヴィンテージなイメージにインテリアコーディネートする際には、無骨なアイテムを随所に取り入れるのがおすすめです。

近年人気の男前インテリアスタイルのように、アイアンや錆びついたインテリアなどを選んでみましょう。

例えば、脚がアイアン、天板が木製でダークブラウンのテーブルに黒のヴィンテージソファを合わせます。

そして、星条旗をイメージさせるようなカラーをところどころに加えて、アメリカンなイメージに仕上げるのもおすすめです。

ラグにはインディゴブルーを、クッションやスツールには赤をといったような取り入れ方です。

また、このインテリアコーディネートにも観葉植物が合います。

無骨なイメージがメインのインテリアと、爽やかな観葉植物を組み合わせることで、バランスの良いアメリカンヴィンテージな空間に仕上がります。

レトロダイナー風のアメリカンヴィンテージインテリア!

お部屋をアメリカンヴィンテージな雰囲気にインテリアコーディネートする際には、1950年代のレトロなダイナー風に仕上げるのもおすすめです。

例えば、リビングにアメリカンダイナーテーブルをメインのインテリアとして設置します。

赤や白といったカラーのアメリカンダイナーテーブルを選ぶと、よりレトロな趣が増します。

そして、ソファには黒でヴィンテージチックなものを選んでみましょう。

明るいカラーのアメリカンダイナーテーブルとダークカラーのヴィンテージソファの対比が、とてもおしゃれに演出してくれます。

ラグには赤土のような色合いやグリーンなど選んで、レトロヴィンテージな印象に仕上げてみましょう。

また、小物類にはカラフルなネオンサインやダイカットティンサイン、ブリキ看板などを飾るとおしゃれです。

ネイティブ柄でアメリカンヴィンテージに仕上げる!

最後にご紹介するのは、ネイティブ柄のファブリックでアクセントを効かせるアメリカンヴィンテージなインテリアコーディネートです。

アメリカンヴィンテージなインテリアコーディネートでは、チマヨ柄やオルテガ柄などのネイティブアメリカンなデザインを取り入れることで、より本格的な雰囲気に仕上げられます。

例えば、ヴィンテージ雑貨店で販売されているようなトランクをテーブルとして使い、ソファにはライトブラウンのヴィンテージなものを選びます。

そして、ラグには青や赤、白、黄色といったアメリカンなカラーで構成されたオルテガ柄デザインのものを敷いてみます。

また、クッションにもネイティブ柄を取り入れるとおしゃれです。

さらに、ネイティブ柄の布も万能です。

少しテイストに合わないようなインテリアがある場合には、そこへネイティブ柄のおしゃれな布を無造作にかけてカモフラージュしてみましょう。

横長のネイティブ柄の布をテレビ台にかけたり、大きめのネイティブ柄の布を籐椅子にかけたりして、上手にテイストを揃えてみてください。

加えて、ネイティブ柄のファブリックを使ったアメリカンヴィンテージなインテリアコーディネートには、観葉植物も合います。

グリーンをアクセントでプラスして、明るい印象に仕上げてみましょう。

インテリアテイストを統一してアメリカンヴィンテージに!

ご紹介してきたように、アメリカンヴィンテージなインテリアコーディネートの中にもさまざまなテイストがあります。

正統派や西海岸テイスト、レトロダイナー風など、理想のテイストを決めてコーディネートしてみましょう。

一貫性を持たせたインテリアコーディネートにすることで、本格的なイメージに仕上がります。