赤ちゃんは、成長していくにつれて行動範囲が広くなり、ママも目が離せないようになってきますよね。
そのため、赤ちゃんの成長に合わせて部屋のインテリアやコーディネートを変え、赤ちゃんが快適で安全に過ごせる部屋を作る必要があります。
そこで、ここからは赤ちゃんが快適で安全に過ごせるという条件に加え、部屋におしゃれ感がプラスされるようなアイデアをご紹介していきます。
新生児期の赤ちゃんの部屋はベビーベッドがおすすめ
新生児期の赤ちゃんは、一日の大半を寝て過ごします。
そのため、赤ちゃんにとって安心して寝ることができる場所をしっかりと作ってあげることがもっとも重要といえるでしょう。
そこでおすすめなのが、ベビーベッドを使用したアイデアです。
ベビーベッドの置き場所をリビングにしすることで、赤ちゃんは日中もママを感じながら安心して眠ることができます。
赤ちゃんだけでなく、赤ちゃんのお世話をするママにとっても目が届く部屋にベビーベッドがあれば安心ですよね。
では、ベビーベッドをリビングに置く場合、どういったことに注意しなければならないのかをご説明していきます。
①エアコンの風が直接赤ちゃんに当たらない場所に置く
体温調整のためにエアコンを使用することが多いのですが、直接風が赤ちゃんに当たってしまっては快適に過ごすことができません。
そのため、エアコンとの位置関係を考慮して置くことが重要です。
②近くにインテリアを置かない
地震の揺れや赤ちゃんの動きによって、近くの棚の上にあるインテリアが落下することが考えられます。
飾ってあるインテリアなどは、違う場所に移動させましょう。
③窓付近は避ける
窓付近は直射日光が直接赤ちゃんに当たってしまうことがあります。
窓から離れた場所にベビーベッドを置くようにしましょう。
おしゃれなせんべい座布団を利用したアイデア
せんべい座布団というものをご存知でしょうか。
その名のとおり、せんべいのような形をした平たい座布団で、普通の座布団に比べると、かなりの大きさがあります。
直径が1メートル近くあるので、赤ちゃんにとってはベッド代わりにもなる優れものです。
このせんべい座布団を利用して、赤ちゃんに快適なアイデア部屋作りをしてみましょう。
せんべい座布団は、大きさや柔らかさ、安定感があるので、赤ちゃんが休む場所としてもまったく違和感なく使うことができます。
また、赤ちゃんが眠る場合は、せんべい座布団の上にタオルやシーツなどを敷いてより快適な環境を作ってあげましょう。
このせんべい座布団は、もちろん赤ちゃんだけでなく大人も快適に座ることができ、とてもリラックスできるリビングになります。
さらに、せんべい座布団はカラーや生地が豊富に選べるので、部屋のインテリアとして取り入れることも可能でしょう。
デザイン性が高く、リビングにある他のインテリアにも馴染みやすいので小さな赤ちゃんがいるご家庭でもおしゃれなリビングを作ることができます。
赤ちゃんのお昼寝にも安心!ローソファを使用するアイデア
リビングのソファを赤ちゃんのお昼寝用ベッドとして活用したい場合は、ローソファを使ってみましょう。
とくに床と座面との高低差があまりないローソファを選ぶことがおすすめです。
ローソファであれば、赤ちゃんがお昼寝をする際に、バスタオルなどを敷いてベッド代わりにして寝かせられるので、赤ちゃんを見守りながら家事をすることができます。
さらに、プラスのアイデアとして床に厚みのあるプレイマットを敷いておくことも良いでしょう。
動くことができる赤ちゃんが万が一ローソファから転落しても、怪我を防ぐことができます。
そして、ローソファの肘掛けや背もたれなどもクッション素材であること、カバーは取り外し可能なものを選ぶことを心がけることもポイントです。
木などのフレームは赤ちゃんが怪我をしてしまう可能性があります。
また、よだれや食べこぼし、おむつ漏れなどでカバーが汚れても、簡単に取り外して洗濯できるカバーであれば安心です。
ローソファをリビングに置く場合は、リビングの部屋のコーディネートに合わせて選ぶことができることも、ママやパパにとってはうれしい点ですね。
素材や生地、カラーなど部屋の雰囲気に合わせて選ぶことで、おしゃれな空間作りにも活用できるでしょう。
ハイハイやよちよちの赤ちゃんの部屋にはおしゃれなベビーマットを敷こう
ベビーマットを部屋に敷いて赤ちゃんの部屋をかわいくおしゃれにしてみましょう。
ベビーマットは生地や質、柄などが豊富で、部屋にも馴染みやすく、用途別に利用することができるので、アイデア次第で部屋のインテリアとしても活用できます。
そこで、赤ちゃんのためのベビーマットを選ぶ場合の注意点についてご説明していきます。
①滑り止めがついて安全であるもの
赤ちゃんがハイハイやよちよち歩きをし始める時期は、まだまだ体が安定しないためマットが動くとすぐに転んでしまいます。
そのため、滑り止めがついているものを選びましょう。
もし滑り止めがついていない場合は、滑り止めシールなどを使用して補強するようにしてください。
②厚みがあるもの
赤ちゃんは転倒しやすいので、頭などを打たないように厚みがある素材のベビーマットを選ぶと安心です。
厚みがあることで、衝撃をやわらげてくれるだけでなく、防音対策にもなります。
③防水性があり洗濯可能なもの
赤ちゃんのよだれやミルクの吐き戻しなどで、マットはどうしても汚れがちになります。
防水性のベビーマットであれば、少しの汚れはサッと拭くだけできれいになるのでとても手入れが楽ですよね。
さらに、おむつ漏れなどで汚れてしまって何度も洗濯しなければならないということも珍しくないので、予備のマットを数枚用意しておくことがおすすめです。
ママの育児のしやすさも抜群!収納ができるインテリアを使ったアイデア
ママの育児のしやすさや収納を重視して赤ちゃん用の部屋を作りたい場合は、部屋に棚やラックを置いてみましょう。
棚やラックは、部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができるので、赤ちゃんがいるご家庭でもおしゃれな部屋を作ることができます。
おしゃれなだけでなく、赤ちゃんのおむつやおしり拭き、日用必需品などをしまうことができるアイデア収納もできるのでとても便利です。
しかし、棚やラックを置く場合は、赤ちゃんの成長を考慮して設置する場所や棚やラックのデザインなどを考えてみる必要があります。
おしゃれで利便性の高い棚やラックですが、角や引き出しが多いと赤ちゃんが怪我をすることがあるのでとても危険です。
新生児の頃はどんなインテリアでも問題ありませんが、赤ちゃんが動けるようになれば、少し棚やラックを取り替えてみることを検討してみましょう。
もし、そのままの棚やラックの使用を続けるのであれば、少し場所をずらしたり角にコーナーガードなどの安全対策を装着したりしてあげると良いです。
赤ちゃんの行動範囲が広くなれば畳の部屋を利用しよう
赤ちゃんがよく動くようになり、和室がある場合は、和室を赤ちゃんの部屋にしてみましょう。
和室の畳の上で遊んだり眠ったりすることは、赤ちゃんにとって良い効果がたくさんあります。
では一体どのような効果があるのでしょうか。
・リラックス効果がある
・防音性がある
・布団なので赤ちゃんが転落する心配がない
このように和室は赤ちゃんの部屋として利用することはメリットが多く、赤ちゃんもママも快適な生活を送ることができます。
さらに、この快適さにプラスしておしゃれ感やかわいい雰囲気を出したい場合は、和室の雰囲気を活かし、季節感あるアイデア小物を取り入れてみても良いでしょう。
例えばどういったものがあるのかをご説明していきますので、参考にしてみてください。
・春は桜をモチーフにしたのれん
・夏は風鈴を吊る
・秋は照明の光のトーンを少し落とす
・冬は暖色系のクッションを置いてみる
しかし、小物をプラスするのであれば、しっかりと赤ちゃんに危険が及ばないかどうかを確認してから置くことがとても大切です。
赤ちゃん目線で考えて小物を選び、部屋におしゃれ感をプラスするようにしてくださいね。
実用的な小物をプラスするだけ!快適さとおしゃれ感がある赤ちゃん部屋ができる
赤ちゃんの部屋を作るポイントは、赤ちゃんが快適に過ごせるか、そして育児やしやすい環境かどうかということです。
そのためには、ママパパも普段から使用しているアイデア小物やインテリアなどを上手に利用することで実用的に活用することができます。
さらに、小物の選び方次第で、快適だけでなくおしゃれ感も漂う素敵な赤ちゃん部屋作りをすることができるでしょう。