お部屋の雰囲気を演出するアイテムとして、間接照明器具に人気が集まっています。
様々な種類の中でも、スタンドタイプは手軽に配置できデザインが豊富であることからおすすめの間接照明器具です。
特にLED対応のスタンドタイプの間接照明器具を取り上げ、その魅力をまとめてみました。
光色選びのポイントや、スタンドタイプゆえのコードに関する注意点などもご紹介していますので、参考にしてください。
まずはおさらい!間接照明ってどんなもの?
照明器具を変えると、お部屋の雰囲気をこれまでと違う雰囲気にすることができます。
そこで、おすすめなのが間接照明をうまく取り入れる方法です。
間接照明は、壁や天井などに光をあて、その反射光を使用する照明方法です。
反射光を使用することから、一般的な直接照明と比較すると柔らくお部屋を照らすことができ、ムーディーな雰囲気を演出することができると言われています。
また、お部屋全体を照らすのではなく空間を部分的に照らすことになりますので、空間に陰影ができ、お部屋をより広く見せる効果もあると言われているのです。
間接照明というと、ダウンライトなどの天井や壁に埋め込んで設置するものをイメージする方も多いと思いますが、実は様々な種類があります。
ざっとその種類を挙げてみましょう。
●スタンドタイプ
●スポットタイプ
●バータイプ
さらに、このような多種類の関節照明器具の中にLED対応のものが多く普及してきています。
LED対応間接照明のメリットは?
スタンドタイプ、スポットタイプ、バータイプのそれぞれの間接照明器具において、LED対応のものが近年急速に普及されているということは、前項でご説明しましたね。
そこで、LED対応の間接照明器具のメリットもまとめておきましょう。
まずは、寿命の長さが挙げられます。
LEDは約40,000時間使用できるとされ、これは一般的な白熱電球の寿命の約20倍にあたります。
例えば、1日に5~6時間毎日使用したとしても、LEDの交換は20年以上も先のことになりますよね。
この寿命の長さは、何よりも大きな魅力です。
また、電気代を節約できるという嬉しい利点も挙げられます。
LEDの年間電気料金は、一般的な白熱電球の約10分の1と言われています。
もう1つ、LEDは発熱しないということも挙げておきましょう。
火事などの心配がほとんどないということに加えて、従来設置できなかった場所にも配置することが可能です。
大切な本や絵画に光があたっても傷めることがないことや、虫を寄せ付けにくいなどのたくさんの利点が考えられますね。
手軽におしゃれに設置できる!スタンドタイプのLED対応間接照明がおすすめ
様々なタイプのLED対応間接照明器具がある中でも、手軽に設置できるものとしておすすめなのがスタンドタイプです。
基本的にコンセントがあれば配置できるため、大規模な工事を必要とせず、ご自分で気に入ったものをすぐに設置できるからです。
デスクタイプと呼ばれる小さなサイズのものは、ソファのサイドテーブルの上やベッドサイドの手元灯としても重宝します。
また、フロアタイプと呼ばれる大きなサイズのものを選べば、リビングや寝室などの補助照明としての役割を十分に果たすことができると言われています。
このようにスタンドタイプのLED対応間接照明器具の魅力は、お部屋のインテリアの1つとして配置できるところにあります。
小さなサイズのものは、お部屋にさりげなく配置する小物や飾りパネル、観葉植物などのようにアクセント的な要素を持ち合わせており、大きなサイズはテーブルや棚類などの家具のように、部屋全体の雰囲気を印象付ける存在感があるからです。
配置したい場所やどれだけの光量が必要かなどを考慮して、お部屋のインテリアのテイストにぴったりのスタンドタイプのLED対応間接照明を選んでみましょう。
インテリアに合わせてスタンドタイプのLED対応間接照明を選んでみよう!
スタンドタイプのLED対応間接照明は、デザイン性に優れたものがたくさん販売されているのが大きな特徴です。
例えば、畳に障子の和室でしたら、和紙や竹をあしらった和風テイストのものがおすすめです。
布製の可愛らしいシェードが付いた北欧テイストのものや、都会派のブルックリンテイストなどのインテリアに多用される、アイアン素材をメインにしたクールなデザインのものなども素敵ですね。
バリ島などのリゾートコテージにぴったり合いそうな、アジアンテイストのものも人気が集まっているようです。
また、木製のアンティークテイストのものなども販売されていますので、高級感を演出したいお部屋などにさりげなく配置してみるのもいいですね。
ホテルの1室に置かれているようなモダンテイストのものなどは、和風テイストと洋風テイストの両方のお部屋に配置できる魅力があるとも言われています。
このように、配置するお部屋の他の家具類のデザインや、お部屋全体のインテリアの雰囲気にぴったりのものを、楽しみながら選んでみましょう。
LEDだから光色選びも楽しめる!
LED対応間接照明の場合、光色を選ぶことができます。
基本的な光色の種類は、電球色、昼白色、昼光色の3種類です。
電球色は、落ち着いた雰囲気のオレンジ色の光色です。
リラックス効果が期待できるとされることから、寝室などにスタンドタイプのフロアランプを配置して柔らかく照らしてみるのもいいですね。
昼白色は、太陽光に最も近い色味です。
この光色を使用した間接照明器具をうまく配置することで、屋外で過ごすのに近いシチュエーションで化粧をしたり衣服を選んだりすることができるとされています。
化粧をしたり衣服を選ぶ場所に、この光色を設置したスタンドタイプの間接照明器具があるととても重宝しますよね。
また、食材の色を的確に見極めることができる色味であるとも言われていますので、キッチンの手元灯として小さいサイズのスタンドタイプの間接照明を配置するのもいいですね。
昼光色は、青みがかった白色でクールな印象の光色です。
手元がはっきりと見える光色で、集中力を高める効果があるとされていることから、デスクワークなどを行うお部屋におすすめです。
子供部屋の勉強机の上などに、スタンドタイプの間接照明器具を配置してもいいですね。
LED対応のスタンドタイプの間接照明を活用すれば、お部屋の雰囲気を演出するだけでなく、使用用途に合った光色を選んで配置することもできるのです。
スタンドタイプを選ぶ際の注意点
インテリアの1つとしてお部屋の雰囲気作りに役立ち、細かな使用目的に合ったサイズや光色を選べるスタンドタイプのLED対応間接照明器具ですが、選ぶ際にいくつか注意しておきたいことがあります。
スタンドタイプのLED対応間接照明器具の多くは、コンセントから電源を引いて使用するコード式になると言われています。
特に、サイズの大きなフロアランプなどは、このコード式が一般的です。
配置場所のコンセント位置の確認なもちろんのこと、照明器具本体のコードの長さなどをしっかりとおさえておきましょう。
コードが丸見えでごちゃごちゃしていては、いくらおしゃれな照明器具を選んでみても台無しです。
つまづくことなどもありますので、コードの纏め方などもきちんと考慮しておきましょう。
また、床に置くタイプのLED対応間接照明器具を選んだ場合は、床面への配慮も必要になります。
特に、フローリングに配置する際には、傷防止加工が施されている間接照明器具などを選ぶことをおすすめします。
床に置いたり、本体に貼り付けるタイプの滑り止めなども販売されていますので、上手に活用してみましょう。
もはやインテリアの1つ!お部屋にスタンドタイプのLED対応間接照明を取り入れよう
様々なLED対応の間接照明器具の中でも、スタンドタイプは手軽にお部屋に取り入れることができます。
サイズの小さなものなら、ちょっとした手元灯としてデスク、棚の上に配置でき、便利で見た目にもおしゃれですね。
サイズの大きなフロアタイプなら、その存在感から配置するだけでお部屋の雰囲気を一気に変えることも可能とされています。
見た目と機能性にこだわり、インテリアの1つとして取り入れてみましょう。