間接照明をリビングにとりいれておしゃれな雰囲気の部屋に!

最終更新日:2019/11/25

リビング照明を選ぶときに、快適性のみを求めて照明器具を選んでいませんか?

もちろん快適性は重要ですが、雰囲気づくりもとても大切です。

そこで、リビングに間接照明を取り入れてみてはいかがでしょうか。

間接照明は、光を演出させることでさまざまな雰囲気を出すことができます。

こちらでは、おしゃれな間接照明をご紹介していきますので、照明選びの参考にしてくださいね。

リビングが折り上げ天井の場合はコーブ照明がおすすめ

コーブ照明は、折り上げ天井の中に照明を設置し、間接的な光を明かりとして取り入れる間接照明の一つです。

この折り上げ天井は、フラットな天井の中で一段上に折り上げられている特徴的なデザインで、ホテルのロビーなどでもよく使われています。

一面全てがフラットな天井とは異なり、天井の一部が上に一段上がった状態なので、間接照明の光が醸し出す雰囲気がとても上品です。

さらに、この折り上げ天井の間接照明は、天井を高く見せる効果が期待できます。

そのため、このコーブ照明は、自宅のリビングの天井を高く見せたいという方にもおすすめの間接照明だと言えるでしょう。

ほかにも、コーブ照明をつけることにより、強い光をふんわりとした温かい光に変え、おしゃれで優しい雰囲気の空間を作ることができます。

光による雰囲気を変化させることができるので、強い光を直接明かりとして使用することに抵抗がある人にもおすすめの間接照明でしょう。

もちろんリビングのどの天井部分に折り上げ天井があるかにもよりますが、設置場所によってコーブ照明から照らされる光の帯の演出の仕方が変わるので、部屋のコーディネートの一環として楽しむこともできそうですね。

リビングの壁に当たる光がおしゃれで温かみがあるコーニス照明

コーニス照明は、照明の光を壁に当てて明るさを出す間接照明です。

照明の光を壁に当てることで、明るさをしっかりと確保しつつも、直接当たる光に比べると少し調光を抑えることができます。

調光を抑えるといっても、壁を照らす間接照明の光はけっして暗くなりすぎないので、部屋全体がやわらかな明るさを感じやすいのが特徴です。

しかし、リビングにコーニス照明を取り付ける場合は、部屋が広すぎると部屋全体に光を行き渡らせることが難しい場合があるので注意するようにしましょう。

広すぎるリビングでコーニス照明を取り付けたい場合は、広い範囲にわたってコーニス照明を取り付けるなど工夫をする必要があります。

さらに、広すぎるリビングでは全体を間接照明の光に頼るのではなく、全体の光はシーリング照明などで確保し、コーニス照明をリビングの一部分に向けて取り付けてみることもよいのではないでしょうか。

アクセントウォールやアートなどに向けてコーニス照明を当てると、リビングの一角がおしゃれな空間になるでしょう。

コーニス照明は後付けすることも簡単なので、部屋のコーディネートに合わせて後付けしてもよいかもしれませんね。

コーブ照明とコーニス照明の中間的存在!組み合わせ自由なバランス照明

バランス照明は、コーブ照明とコーニス照明の中間程度の位置づけで、天井面と下部や壁面などを照らすことができる間接照明です。

そのため、空間の上下に光が反射しておしゃれな雰囲気を作ることができます。

家のリビングにバランス照明を取り入れると、縦にも横にも広がりを感じさせてくれる効果があるため、リビングがより広く感じられるようになるでしょう。

さらに、リビングにミラー貼りの柱や光の反射を受けやすい素材などを設置することで、そこにバランス照明の光が反射し、奥行きや立体感を出すことができます。

立体感があるリビングは、モデルルームのようなワンランク上の上品さを醸し出し、生活感が出やすいリビングに高級感をプラスしてくれるでしょう。

このバランス照明は、壁や床の素材や設置する場所によってその空間の雰囲気がガラリと変わってきます。

そこで、照明を設置したい場所をしっかりと決め、リビング全体を客観的に見た際にどういった雰囲気になるのかをあらかじめ想像しておくと、レイアウトの失敗が少なくなるのでやってみてはいかがでしょうか。

間接照明としてスポットライトを取り入れてリビングをおしゃれな空間に

スポットライトは、天井に直付けしたり、ダクトレールを使用して取り付ける照明です。

このスポットライトは、光を照らす場所や向きを調整したり、光の反射を利用して明るさを抑えることができるため、おしゃれな空間づくりにおすすめの間接照明と言えます。

リビングに取り付ける場合は、スポットライトからの光を直接ソファやテーブルに向けると、ストレートな光を照らすことができるのですが、光の線などを演出することができる照明なので、敢えて光の向きを壁や梁の方にし、間接的な光を取り入れてみてはいかがでしょうか。

スポットライトから照らされる光は、テーブルなど決められた場所に直接当てることで、かなりの明るさを得ることができますが、照らされる範囲が限られてくるという特徴があります。

その反対に、壁や梁に向かってスポットライトを照らして間接照明として使用することで、光全体が分散され、部屋全体に明るさを取り入れることが可能になるのです。

シーリングライトを取り付けなくても明るさを確保できるだけでなく、フォルムがおしゃれなスポットライトなので、部屋のアクセントにもなります。

スポットライトを当てる向きを一方向だけでなく、上下左右さまざまな場所に向けて光の動きを演出したおしゃれなリビングを作ってみてくださいね。

リビングの折り下げ天井におすすめの間接照明

折り下げ天井があるリビングでは、折り下げられた部分と天井との隙間に照明を設置し、間接照明として使用すると部屋の雰囲気を変化させることができます。

上に向かって放たれた光は、とても温かい雰囲気を醸し出し、おしゃれで落ち着いた空間を作り出すことができるでしょう。

空間の雰囲気を変えるためには、この折り下げ天井に設置する照明の色味を生活シーンに合わせることがおすすめです。

近年、照明が高機能になり、赤や青、緑などの光を出すことができるものもあるので、生活する上で心地よいと感じる色味の照明を選ぶとよいでしょう。

他にも、蛍光灯や白熱電球、LEDなどによっても照らし出す色味が少しずつ異なってくるので、照明器具に合わせて照明の種類を変えてみてはいかがでしょうか。

蛍光灯や白熱電球は、少し温かみを含んだ光を、そしてLEDは突き刺すような明るい光を出す特徴があるので、間接照明として使用する場合は、反射した光がどのように変化するのかを見ながらリビングに合う照明を探してみてくださいね。

レースカーテンで仕切りを作って光を間接照明としてうまく生かすおしゃれ術

リビングにカーテンをつけ、そこに照明の光をあてて間接照明として活用してみるのはいかがでしょうか。

壁や天井に光をあてて間接照明を作る場合とは少し違ったおしゃれな光を作り出すことが可能です。

カーテンにはさまざまなデザインやカラー、素材がありますが、リビングに仕切りとして取り付けるカーテンはレース素材のものがおすすめです。

レースの細い糸状のデザインが照らされた光に動きを作り、ムードがある空間を作り出すことができるからです。

さらに、洗練された高級感ある雰囲気の光にすることもできるでしょう。

そして、レースカーテンに照らされた照明の光は凹凸があり、立体感が出ることも特徴です。

この特徴を活かし、リビングの壁側に少し空間を作ってレースカーテンを取り付けてみてはいかがでしょうか。

狭い空間から照らされる間接照明の独特な雰囲気が、おしゃれなリビングを演出します。

さらに、間接照明の光の色や明るさによって独創的な空間を作ることもできるので、試してみてはいかがでしょうか。

間接照明の光でリビングの雰囲気を自由に変えることができる

間接照明は、天井や壁に照明の光を照らすことで、光を優しい雰囲気にすることができるおしゃれな照明です。

天井のつくりに合わせるだけでなく、カーテンなどのアイテムを加えて間接照明を作り出すこともできるので、シンプルなリビングでも間接照明のある部屋を作ることができます。

おしゃれ感だけでなく、落ち着いたリラックス効果のある明るさのリビングを作ることができるので、ぜひ試してみてくださいね。