間接照明を配置する際はチェック!電気代を節約するポイント

最終更新日:2020/01/23

部屋をおしゃれにしようと、間接照明を検討している方もいるかと思います。

しかし、自分の好きなように好きな数だけ間接照明を配置してしまうと、使い始めた後で高額な電気代に嘆くことになるかもしれません。

そうならないよう、この記事で間接照明の電気代を節約するためのポイントについてお伝えします。

間接照明の選び方についてもお話ししますので、参考にしてみてください。

間接照明のメリット

間接照明とは、名前の通り、間接的な光で周囲を照らす照明のことをいいます。

下に向かって部屋全体を照らす直接照明とは違い、天井や壁など空間の一部を照らすのが間接照明です。

間接照明のメリットを、ここでお伝えしましょう。

●部屋を広く見せやすくなる

間接照明は天井などの一部を照らすことで、その空間に陰影ができます。

これにより、部屋に立体感が生まれ、広く見せる効果も期待できるのです。

●リラックス効果

直接照明と比較すると、光が柔らかく穏やかであることが多いので、リラックスできる空間にしてくれます。

●モダンな雰囲気のお部屋に

上記した穏やかな光によって、ムードのあるモダンな雰囲気を演出してくれます。

そのため、おしゃれなインテリアとしても、間接照明は活躍します。

間接照明には種類がいくつかあるので、選ぶものによって、ほかのメリットも期待できるでしょう。

そんなメリットの多い間接照明ですが、配置する前には電気代について考えておくと良いでしょう。

直接照明とは違い、間接照明は一部分しか照らさないので、「電気代はそんなにかからないだろう」と考える方もいるかもしれません。

しかし、そのようなことはなく、消費電力が同じであれば間接照明も直接照明も、どちらの電気代もそこまで違いはないそうです。

次の項では、間接照明の電気代を節約するためのポイントについてお伝えします。

間接照明の電気代を節約するためのポイント

前述したように、配置する前には電気代について考えておくことが大切です。

間接照明も直接照明も、照明器具の電気代は、消費電力の数値で決まります。

したがって、間接照明がどうこうというより、照明に使用される電球の消費電力が大きく関わってきます。

そのため、電球の選び方が、間接照明の電気代節約のポイントの1つといえるでしょう。

ご家庭で使われるものとしては、

・白熱電球
・蛍光灯
・LEDランプ

の3つが挙げられますが、電気代節約に期待できるのは「LEDランプ」です。

LEDランプはほかの2つと比較すると、年間の電気代が10分の1近くほどといわれるくらい省エネです。

また、電球自体の寿命も長いので、1日10時間ほど点灯していても、8~10時間程度は持つ計算になるそうです。

購入するときの価格はほかの2つと比べると高額ですが、電気代節約・長い寿命などのメリットがあるので、毎月の電気代節約を優先するならLEDランプを選ぶことをおすすめします。

もちろん、照明の数が増えれば増えるほど消費電力も増えますから、間接照明を配置する際はどのくらいの数を置くかも検討することが大切です。

電気代節約のポイントはもう1つある!

もう1つ、間接照明の電気代を節約するためのポイントがあります。

それは、「配置を考えてから効果的に使用する」ということです。

間接照明は光を反射させて使用するので、天井などの色味が暗い場合は、光の反射が弱くなる可能性があります。

そうなると、間接照明を点灯しても部屋が薄暗い雰囲気になってしまうかもしれません。

「薄暗いなら間接照明の数を増やせば良い」と考える方もいるかもしれませんが、先ほどもお伝えしたように、照明の数が増えれば増えるほど消費電力も増えてしまいます。

消費電力の数値が電気代につながるため、電気代のことを考えるなら数を増やすことはおすすめしません。

数を増やさないかわりに、配置する場所を考えてみましょう。

明るさを必要とする空間に間接照明を配置する場合、下記の2点を考えることで、電気代をあまりかけずに効果的に使用できるでしょう。

●反射させる天井や壁の色味を検討すること

●直接照明と組み合わせて使用すること

2つのポイントを参考に、間接照明の配置を検討してみてくださいね。

間接照明の選び方!まずは種類からチェック

電気代節約のポイントについてお伝えしたところで、ここからは、間接照明の選び方についてお話ししていきましょう。

間接照明には種類があり、部屋のどこに、どのように間接照明を置くかで、選ぶものも違ってきます。

ここで代表的な種類を見ていきましょう。

●スタンド

置き型の間接照明で、テーブルや棚などの上に置けるサイズのものから、床に直接置きリビングなどの補助照明として使えるサイズ感のものまであります。

デザインのバリエーションも豊富です。

和風テイストのものもあれば、人気の北欧テイストのものもあります。

ほかにも多くのテイストの照明があるので、自分の好みのものが見つかりやすいといえます。

●スポットライト

1点を集中的に照らしてくれるので、壁などを照らして奥行きを出したり、アートなどを照らして強調させたりと、工夫次第でさまざまな楽しみ方ができる間接照明です。

●バー

棒状の台に等間隔で電球を配置したものです。

壁につくった棚の下などの細長いスペースに配置すれば、少しムーディーな雰囲気を演出することも可能です。

ほかにもテープタイプなどの照明もあるので、どのように配置するか考えておくと、どの種類の間接照明を選べば良いかも判断しやすくなりますよ。

種類だけでなく照明の色も検討しよう!

間接照明を選ぶ際は種類だけでなく、照明の色も重要です。

照明の色でも、部屋の雰囲気は違ってきますので、使用するシーンや時間帯、雰囲気などを考えて色味を使い分けると良いでしょう。

ここでは、代表的な3つの照明の色をご紹介します。

●電球色

白熱電球の色に近いオレンジの色味で、温もりがあり落ち着いた雰囲気を醸し出してくれます。

寝室など、リラックスしたい空間にはこの電球色はおすすめです。

●昼白色

太陽光のような自然な明るさで、人にとっては3つの中で身近な色味といえるでしょう。

爽やかな色味で頭を覚醒させる効果があるともいわれているので、近年ではオフィスの照明によく使用されているそうです。

自宅ではリビングや子供の学習部屋などの使用におすすめの色ですね。

●昼光色

先ほどの昼白色に、青みをやや加えたような白色です。

光が強く、手元をはっきりと見せてくれるので、子供部屋や書斎などにおすすめです。

青みのある色は食欲を減退させる効果があるといわれているので、キッチンやダイニングには避けたほうが良いでしょう。

選び方についてお伝えしたところで、次の項では電気代節約に期待できるLEDランプ対応のおすすめの間接照明をご紹介していきます。

電気代の節約も可能なLED対応のおすすめ間接照明

最後に、LED対応の間接照明のおすすめをご紹介していきます。

LEDランプやお伝えしたように、電気代の節約にも期待できますから、おしゃれなお部屋にするためにぜひ参考にしてみてくださいね。

【システムK:大人の空間を作る間接照明 おしゃれスタンドライト】

取り扱い店:AMAZON「システムK 快適プラザ」

床に直接置くフロアスタンドの間接照明で、天井をやさしく照らすアッパーライトと、手元などの1点を集中的に照らしてくれるスポットライトの2つを備えています。

2つのライトは個別にも使用でき、シーンや好みなどに応じて使い分けることが可能です。

モダンでおしゃれな雰囲気の演出もしてくれるので、おしゃれな空間づくりにも役立つことでしょう。

【DTOETKD:月ランプ】

取扱店:AMAZON「DTOETKD」

幻想的な突きの灯りを味わえる間接照明です。

自然の月光に近い穏やかな光が、ベッド横のサイドテーブルに置くことで、心地よい眠りへと導いてくれます。

タイマー機能が搭載されているので、点灯したまま眠りにつくこともできます。

また、16色のグラデーションを切り替えられ、調光機能も備わっているので、好みの光に調節できるのも魅力です。

間接照明で電気代の節約をしながらおしゃれな空間に

おしゃれな空間を演出できることから、間接照明の配置を検討する方も増えています。

しかし、何も考えずに好きなように間接照明を配置してしまうと、使い始めた後で、電気代の高額さに嘆くことになるかもしれません。

そのため、ここでお話ししたような電気代節約のポイントを押さえてから、配置すると良いでしょう。

選ぶ際は、配置する場所にぴったりの種類の照明と、照明の色を考えることが大切です。