ホットカーペットとこたつの電気代は?節約方法も解説

最終更新日:2019/02/14

ホットカーペットは電気代が高いというイメージがある方もいるのではないしょうか。

一方、こたつは電気代が安く経済的なイメージが強いかもしれません。

そこで今回は、ホットカーペットとこたつの電気代について解説します。

電気代を節約する方法や、電気代の節約になるアイテムもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

ホットカーペットの電気代はどれくらい?

ホットカーペットとこたつは、電気代にどれくらいの差があるでしょうか。

まず、短時間で足元を暖めてくれるホットカーペットは、電気代がかかるイメージがある方も多いかもしれません。

そこで、この章ではホットカーペットを1日8時間として、30日間使用する場合の電気代について解説します。

3畳用のホットカーペットを使用した場合、出力はおよそ740wです。

そして、出力が740wのホットカーペットの温度設定を5段階のうち、中設定の3で使用した場合の出力は、740wの半分340wとし、計算してみます。

そうすると、1時間あたりの電気代は、両面仕様のホットカーペットの場合、およそ11.1円になります。

これを1日、8時間連続して使用したとすると、88.8円かかります。

この計算から、1日8時間を30日間使用した場合の電気代は、およそ2,664円かかることになります。

1つの暖房器具の使用で、電気代が1ヵ月に2,664円かかるとなると、高く感じる方もいるのではないでしょうか。

次の章では、ホットカーペットの電気代を節約するための方法について解説します。

ホットカーペットの電気代はどうやって節約する?

ホットカーペットの電気代について少しわかったところで、ホットカーペットの電気代を節約する方法について解説します。

今回の計算では、両面仕様のホットカーペットの例を出しましたが、片面仕様の場合は単純計算で月の電気代もおよそ半分の1,332円となります。

したがって、ホットカーペットは片面仕様の物を選ぶことで、電気代を節約することができます。

また、ホットカーペットの温度設定も5段階式の物であれば2程度にしておくことで、その分の電気を抑えることができます。

ただ、寒冷地では片面仕様のホットカーペットを使用したり温度設定を下げて使用すると、暖かさが足りないと感じてしまう方もいるかもしれません。

そこでおすすめしたいのが、ブランケットも一緒に使用するという方法です。

ホットカーペットをつけた状態で体にブランケットを掛けることで、保温効果が生まれます。

個人差や地域差で変わるとは思いますが、ホットカーペットとブランケットを組み合わせるだけで体感的な暖かさは大きく変わってくるでしょう。

そのため、電気代の節約方法としておすすめの方法となります。

次の章では、こたつの電気代について詳しく解説します。

こたつを使ったときにかかる電気代はどれくらい?

ホットカーペットの電気代と節約方法がわかったところで、この章ではこたつの電気代について詳しく解説します。

こたつは、暖房器具の中でも比較的経済的と言えます。

まず、家族4人以上で使用できる大きなタイプのこたつの出力は、500~600wです。

しかし、こたつは暖め始めこそ電力を使いますが、暖まってから継続的に使用している間の消費電力量はそこまで上がりません。

そこで、消費電力量を0.5kwとして、最低出力が100wとしたとき、こたつを継続して1時間使用した際の電気代は、3円になります。

ただし、これは単純計算した場合の電気代となります。

こたつは一定の温度に達した際にスイッチが自動で切れ、温度が下がった際に再びスイッチが入る温度自動調節機能が付いています。

したがって、実際の電気代はもっと安くなるでしょう。

また、こたつの電気代は温度設定や地域によって変わります。

あくまで目安としての数字ですが、こたつを1時間、強設定で使用した場合の電気代は、およそ3.3円となり、関東ではおよそ4円かかります。

次に、こたつを1時間、弱設定で使用した場合の電気代はおよそ1.3円となり、関東ではおよそ1.6円かかります。

ホットカーペットに比べるとだいぶ経済的であるこたつですが、次の章ではこたつの電気代を節約する方法について詳しく解説します。

こたつの電気代を節約する方法は?

ホットカーペットなどの他の暖房器具と比べると経済的なこたつですが、そんなこたつの電気代をもっと節約するには、どうすれば良いでしょうか。

まず、こたつはフローリングの部屋で使用すると放熱量が上がってしまうため、しっかりと保温できる環境を整えなければなりません。

そこで、こたつの下に敷くのにおすすめなのが断熱シートです。

アルミ製の断熱シートは価格も安価で扱いやすいです。

効果的な使用方法としては、フローリングの上にカーペットを敷き、その上に断熱シート、さらにその上からこたつ用の敷布団を敷くと良いでしょう。

敷布団もしっかりと敷くことで、こたつの保温効果が高まります。

また、掛け布団の上にさらに上掛け布団を掛けることでも保温効果に繋がります。

さらに、こたつはヒーターの熱を利用して暖める省エネダクトを使用するのもおすすめです。

省エネダクトを使えば、こたつのスイッチを切った状態でも暖かく使用することができます。

パナソニックの室温センサー付きホットカーペットは省エネ!

この章では、電気代の節約に繋がる省エネ性が高いホットカーペットをご紹介します。

複数のネットショップで取り扱っているパナソニックの「ホットカーペット 本体 (2畳用)室温センサー搭載 DC-2NKM」は、安全性と省エネ性が高いホットカーペットです。

コントローラーは、ヒーター線の異常や部品の故障といった不具合が発生した場合に、二重にチェックする安全回路設計になっています。

また、他の暖房器具と併用した際などに、カーペットの表面温度を自動で調節する省エネ運転機能を搭載しています。

さらには、省エネ機能と連動してカーペットの無駄な温度上昇を防ぐ室温センサーも付いており、非常に高機能なホットカーペットです。

ヒーターユニットは、ヒーター線の熱をアルミシートで均等に広げることができるようになっており、ヒーター線への水の侵入も防ぎます。

シンプルなデザインも嬉しいホットカーペットの参考価格は、ショップによって異なり、9,000~10,400円となっています。

次の章では、こたつの電気代節約に役立つおすすめの省エネダクトをご紹介します。

バクマ工業の省エネダクトはこたつの電気代節約に最適!

省エネ性の高いおすすめのホットカーペットがわかったところで、この章ではこたつの電気代節約に役立つおすすめの省エネダクトをご紹介します。

複数のネットショップで取り扱っているバクマ工業の「省エネダクト 80cm~320cm 温風ヒーターの熱を利用する温風ジャバラパイプ SD-890」は、ヒーターの温風をこたつの中に引き込むことができる省エネダクトです。

伸縮式で、ヒーターとこたつが離れていても温風を送ることができます。

また、筒径が10cmと大きい点もポイントで、こたつの中までしっかりと温風を届けます。

さらに、移動式スタンドが付いているため、高さの調整が可能で、ヒーターの温風が吹き出す所に合わせてスタンド位置を調整することができます。

参考価格はショップにより異なり、1,500~2,000円となっています。

ホットカーペットとこたつの電気代は賢く節約しよう

電気代が他の暖房器具に比べて高めのホットカーペットは、片面仕様の物を選んだりブランケットと併用することで電気代を抑えることができます。

また、今回ご紹介したホットカーペットは、ホットカーペットの中でも省エネ仕様でおすすめです。

比較的電気代の安いこたつも断熱シートや省エネダクトを使用して賢く節約しましょう。