カーペットの滑り止め方法!おすすめアイテムを紹介!

最終更新日:2019/02/17

フローリングの上にカーペットを直接敷くと、歩いた拍子や座った際にズレてしまうことがあります。

また、カーペットの端に足を引っかけてめくれてしまうこともあり、小さいお子さんがいるご家庭などは特に気を付けたいところです。

そこで今回は、カーペットの滑り止め防止になる方法や、滑り止めに役立つおすすめのアイテムについて解説します。

手軽にできるおすすめなカーペットの滑り止め方法

まず最初に、手軽にできるカーペットの滑り止め方法について解説します。

安価で簡単にできおすすめなのが、カーペット用の両面テープを使った方法です。

カーペット用の両面テープの中には、表と裏で粘着力が同じタイプと、カーペットに貼る面はしっかりとした粘着力で、フローリングに貼る面がやさしい粘着力になっているタイプがあります。

前者はよりしっかりと固定できるのでおすすめですが、フローリングに粘着物が残ってしまう可能性があります。

一方、後者はカーペットにはしっかりと粘着し、フローリングにはやさしくフィットするので、床面に粘着物が残る心配が少ないというメリットがあります。

どちらにもメリットがあるので、理想に合った方を選んでみましょう。

また、カーペットの下にホットカーペットを敷く方法も滑り止めに効果的です。

ホットカーペットは、冬のみ使用している方が多いかと思いますが、電源を切って敷いておくだけで、滑り止めになるだけでなく、厚みが出て床付き感も軽減できるでしょう。

食品用ラップを使ったカーペットの滑り止めになるアイデア

続いてご紹介するのは、どの家庭にも必ずと言っていいほど置いてある、身近なアイテムを使ったカーペットの滑り止め方法です。

その身近なおすすめアイテムとは、食品用ラップです。

食品用ラップには程よい粘着性があるため、フローリングとカーペットの間に敷くことで、滑り止めの役割を果たしてくれます。

設置方法も簡単で、しわにならないようにラップを取り出し、二重にしてフローリングの上に敷き、その上からカーペットを敷くだけです。

小さいサイズのカーペットの場合には、四隅に二重にしたラップを敷くと良いでしょう。

大きいサイズのカーペットの場合には、四隅だけでなく、適度に間隔を空けながら二重にしたラップを敷くと、よりズレにくくなりおすすめです。

また、座ることが多い部分や、よく歩く部分のカーペットの下には、間隔を狭めてラップを敷くと良いです。

ただし、ラップを使ったカーペットの滑り止め方法は、持続性があまりありません。

1か月程度で効果が弱まってくるため、その際には新たにラップを敷き直す必要があります。

ボンドや工具を使ったカーペットの滑り止め方法!

カーペットの滑り止めには、ボンドや工具を使った方法もあります。

カーペット用のボンドを使ってフローリングにカーペットを貼り付ける方法では、「直貼り工法」が一般的です。

直貼り工法とは、フローリングにボンドを塗り、カーペットを直接貼る方法です。

カーペットにしわなどができにくく、綺麗な仕上がりが期待できるため、おすすめです。

しわやたるみが出にくく安全性が高いことから、直貼り工法は階段にカーペットを敷く際にも採用されています。

また、専用の工具を使用してカーペットの滑り止めを防止する「グリッパー工法」という方法もあります。

グリッパー工法とは、釘が出た角材にカーペットを引っ掛けて固定する方法です。

専用の工具を使用するため、業者に施工してもらう場合が多いです。

このグリッパー工法は、6畳の部屋でカーペットの張り替えを行う場合、3~4万円の費用がかかりますが、ボンドで貼る方法よりも張り替えが簡単であるというメリットがあります。

カーペットの滑り止めアイテムのおすすめの選び方

カーペットの下に敷くことで滑り止めになるアイテムには、さまざまな種類があります。

まず、比較的安価で使いやすくおすすめなのが、メッシュタイプの滑り止めです。

ロール状になって販売されている物が多く、柔らかい素材であるため、はさみで切ってサイズを調整できるのが大きなメリットです。

使い方はとても簡単で、フローリングとカーペットの間に敷くだけで滑り止め効果を発揮します。

大きなサイズのカーペットの場合には、滑り止めが複数枚必要になるため、安価である点もメリットと言えます。

また、カーペットの滑り止めになるアイテムには、シールタイプもあります。

これは、カーペットの裏に貼り付けることで滑り止め効果を発揮する物です。

シールタイプも使いやすいですが、一度剥がすと粘着力が弱まってしまうというデメリットもあります。

さらに、カーペットの滑り止めになるアイテムは、ポリエチレン製やウレタン製の物もあります。

ウレタン製のアイテムはクッション性がある分、断熱効果や防音効果も期待できます。

断熱効果があるという点では、冬にフローリングの上にカーペットを敷いた際に底冷えが気になる方にもおすすめです。

パール金属の滑り止めシートは大容量でおすすめ!

ここからは、ネット通販で取り寄せが可能な、カーペットの滑り止めにおすすめなアイテムをご紹介します。

まず最初にご紹介するのは、複数のネットショップで取り扱っているパール金属の「敷くだけで滑り止め効果 滑り止めシート 30cm×5m」です。

こちらは、メッシュタイプの滑り止めシートで、フローリングとカーペットの間に敷くだけで効果を発揮します。

接着剤などを使用せずにカーペットの固定ができるため、床やカーペットを汚したり傷めることがありません。

また、滑り止めのほか、カーペットの端に合わせてしっかりと敷くことで、カーペットがめくれてお子さんが足を引っかけてしまうのを防止することもできます。

柔らかい素材で扱いやすく、カーペットの大きさに合わせてはさみでカットして調整することもできます。

サイズは30cm×5mと非常に長く、たっぷりと使用できる点でもおすすめできます。

参考価格は取扱店によって異なりますが、およそ300~500円となっており、大容量と安価な価格も大きな魅力です。

ストリックスデザインの滑り止めシートは水洗いできおすすめ

続いてご紹介する、カーペットの滑り止め防止になるおすすめのアイテムは、複数のネットショップで取り扱っている、ストリックスデザインの「すべり止めシート ホワイト HS-074」です。

こちらは、しっかりとした厚みのあるメッシュタイプの滑り止めシートです。

しなやかな柔らかい素材で、はさみで自由に切って設置することができます。

大きめのカーペットに使用する場合にはちょうど良い大きさにカットして、カーペットの四隅に敷くことで、十分に滑り止め効果を発揮します。

また、こちらの滑り止めシートの最大のメリットは、繰り返し洗って使用できる点です。

シーズン物のカーペットを張り替える際や、カーペットを洗うタイミングで滑り止めシートも一緒に洗うことができ、清潔な状態で使い続けることができます。

サイズは、約45×125cmとなっています。

参考価格は取扱店により異なりますが、およそ400~700円で、求めやすい価格も大きな魅力と言えます。

カーペットの滑り止めはおすすめアイテムを活用して!

カーペットの滑り止め方法の中には、身近な食品ラップを使用したアイデアから、業者に依頼して施工する方法まで幅広くあります。

また、ネット通販では安価に購入でき、しっかりとカーペットの滑り止めになるアイテムが豊富に取り揃えられています。

おすすめしてきた中から、目的や理想に合ったアイデアやアイテムを試してみてください。