毎日仕事を終えて帰る部屋。
整頓されていて、癒やされる空間が理想的と言えるのではないでしょうか。
さらにおしゃれで快適な空間ですと、明日へのモチベーションも上がることでしょう。
このような癒し空間のあるおしゃれ部屋を作るには、選ぶインテリアにちょっとしたコツがあります。
おしゃれ部屋を作ることを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
おしゃれ部屋インテリアの作り方のコツ!配色に注目
おしゃれ部屋に仕上げるには、まず色選びが重要になってきます。
これはファッションでも言えることなのですが、3色でまとめるのがベターです。
この3色とは分類であり、「ベースカラー」「メインカラー」「アクセントカラー」のことで、これら3色の占める割合が大切になってきます。
●ベースカラー
ベースカラーは基本となるカラーであり、全体の70%を占めることが多く、ほとんどの部屋では床や壁、天井の色になります。
賃貸物件では、ホワイトやオフホワイトが多いでしょう。
ホワイト系の色にすることで清潔感もあり、他の色と合わせやすく、その色が映えやすいです。
●メインカラー
メインカラーには、好きなカラーを持ってきましょう。
「青だと癒やされる」「赤は興奮する」など色々諸説ありますが、自分の「好き」がやはり一番モチベーションが上がりやすく、癒し効果も期待できます。
色の割合は20~30%程度と考え、インテリアなどの配色として持ってくると良いでしょう。
また、面積含有率で考えますとカーテン、カーペット、寝室ならベッドメイキングにも持ってくると良いです。
●アクセントカラー
アクセントカラーは、全体の5%程度です。
クッションやポスター、ランプシェードなど全体のメリハリになる形で加えましょう。
ここで配色の重要性に気付かれた方も多いと思います。
配色によって部屋の印象は随分変わります。
【例】
ベース「茶」・メイン「ネイビー」・アクセント「黄色や白」など
→ブルックリンスタイル
ベース「白」・メイン「グレー」・アクセント「赤や黒」など
→モダンスタイル
このように色の組み合わせで部屋のスタイルにも関わってくるところです。
また、色が3色以上(あえてアクセントカラーを増やしている場合は別ですが)の場合は、急に生活感が出やすい部屋になってしまいますので注意しましょう。
おしゃれ部屋にするための大前提
おしゃれ部屋を考えた際にどのようなイメージをするでしょうか。
ナチュラル系、モード系、アジアン、癒しの和などファッションと同じで多種多様な可能性があります。
しかし、共通していることがあります。
それは、「生活感がないインテリア」でしょう。
そこで、「生活感がないインテリア」を作るにはどうしたら良いのか考えていきます。
生活感漂うとして思い浮かぶものは、ゴミ箱でしょう。
基本的に生活する中で必要になるもののため、一つはあるかと思います。
できることなら隠したいと思っている方もいるかと思いますが、このようなゴミ箱でも、中には優れた機能を持ち合わせたものもありますし、見た目が可愛いものもあります。
パッと見てゴミ箱だと気付かない可愛いブリキデザインのものや、スタイリッシュなデザインで部屋に溶け込むものまで様々あります。
また、ゴミ箱自体を見えないようにしたいのであれば、収納棚に入れて目につかないように工夫する方法もあります。
このように見た目上で生活感をなくすこともできるでしょう。
また、見た目ではなく、臭いが気になる方もいるのではないでしょうか。
臭いを少しでも防ぐことを考えるのであれば、蓋付きゴミ箱をおすすめします。
蓋付きゴミ箱には、種類があり、手で開けるものから足で開けることができるものまであり、最近では手をかざすだけで開くセンサー付きのものもあります。
手をかざすだけのため、お料理の最中で手が汚れているときでも気にせず使用できるので、とても便利です。
このように多種多様なゴミ箱がありますので、お気に入りのものを見つけて、生活感をなくすインテリアを心がけてみましょう。
おしゃれ部屋インテリアにマストな癒しアイテム
冒頭でお伝えしたとおり、おしゃれ部屋というだけではなく癒し空間のある部屋にしていきましょう。
癒し空間を作るために、ぜひおすすめしたいインテリアがあります。
それは、「植物」です。
グリーンは、やはり癒し効果が高いアイテムと言えます。
日頃パソコンやスマートフォンなどで目を酷使しがちですが、グリーンがあると目も癒やされ、触るとさらに癒やされます。
そして、植物が存在するだけで、おしゃれ部屋に見えやすいでしょう。
それでは、どの植物を置くのが良いのでしょうか。
お部屋が明るいのであれば、お花を育てるのもおすすめです。
フラワーベースに飾って、きれいに置くことで癒しとおしゃれが両立します。
しかし、「お花だとお世話が大変かも」という方もいるでしょう。
そのような方には、観葉植物がおすすめです。
そんなに日が当たらない場所でも育つ種類もありますし、水やりもお花ほど頻繁にしなくて大丈夫です。
また、「土が苦手」という方にも炭で育てるハイドロカルチャーや水で育てる水耕栽培などもあります。
今はキット販売もありますので、手軽にハーブやミニトマトなどをキッチンで育てるのも良いでしょう。
このように植物にも様々な種類がありますので、ご自身にあったものをチョイスしてみてはいかがでしょうか。
香りで癒しを感じるインテリア雑貨
視覚を使った癒し空間のおしゃれ部屋を作るために植物を置くことをおすすめしましたが、次は嗅覚で癒しを加えられるインテリア雑貨をご紹介します。
どのような香りが好みでしょうか。
先ほど挙げたお花や植物であるならば、良い香りもしますし一石二鳥と言えます。
しかし、お花を置くことを避けたい方もいるでしょう。
そこで、手軽に取り入れられるものとして、アロマをおすすめします。
種類も豊富ですし、使い方も幅広くてお部屋だけではなく玄関やお風呂にも使えます。
そして、お部屋で使うなら、インテリア雑貨としても見栄えのしやすいディフューザーが人気です。
スティックタイプやオイルを拡散させるもの、水と混ぜてミストにするものなどたくさんの種類があります。
デザインも豊富なため、インテリアに合わせて選べます。
使用するアロマオイルやアロマウォーターも、今ではたくさんの種類があります。
代表的なものでは、「癒しのラベンダー」「元気が出る柑橘系」「リフレッシュならティートゥリー(インフルエンザや花粉症にもと耳にします)」があります。
個人的には、ローズゼラニウムも女性らしい香りでおすすめです。
また、オイルを何種類か持っているとブレンドも可能です。
アロマウォーターもブレンドされた香りがたくさん出ており、オイルよりも手軽に取り入れられることから、加湿器に使用される方がいます。
このようにアロマを取り入れることで、良い香りが行き渡り、癒やされるかと思います。
癒しインテリアに明かりを
夜過ごすときに欠かせないものとして、照明があります。
読書や勉強など集中したいときには、明るい昼光色の照明が良いですが、夕食時やその後のゆったりタイムにはオレンジ色の電球色の照明をおすすめします。
電球色は、食材や飲みものを美味しそうに見せてくれる効果が期待できます。
「目で見て、香りを楽しみ、舌で味わう」ことからも、食事はとても楽しく癒やされる時間でしょう。
食べ過ぎ、飲み過ぎには注意が必要ですが、一日頑張った自分へのご褒美に、照明も気にして美味しく楽しいディナータイムを過ごせる空間を作ってみてはいかがでしょうか。
また、電球色には、癒し効果も期待できます。
癒やされたい時間帯としては、睡眠のタイミングもあるでしょう。
そこで、寝室に電球色の照明を取り入れることをおすすめします。
電球色にすることで、メラトニンの分泌が妨げられづらくなり、快眠しやすくなります。
そして、おしゃれ部屋にするためのことを考えるのであれば、間接照明をインテリア雑貨として加えましょう。
ペンダントライトやキャンドル型、最近はフィラメントが可愛いエジソン電球も人気です。
また、お風呂の照明も「湯船に浮かせるタイプ」「湯船に沈めるタイプ」「アロマオイルを入れて香りを楽しむタイプ」などがあります。
お風呂用はとても淡い光のものが多いので、普段使う照明を落として使用します。
淡い光の中で良い香りに包まれると、とても癒やされます。
未来のおしゃれ部屋にするインテリアアイテム
これから増えてくるアイテムは、IoT家電です。
IoTは、「モノのインターネット」とも言われており、インターネットに繋がれたモノのことです。
そして、IoT家電として、スマートフォンのアプリを通すなどインターネットによって、遠隔操作できる機器が出回っています。
その他には、スマートホームシステムも増えてきており、このスマートホームシステムとは、家にあるお風呂の温度設定や鍵の開け締めなどを遠隔で行えるものです。
それだけではなく、テーブルやソファなどのインテリア雑貨もIoT開発が進められています。
身近なところでは、スマートスピーカーが着々と供給されています。
買いものやネット検索が便利なのはもちろん、会話もしてくれます。
冗談を言ったりして、癒してくれることもあります。
そのスマートスピーカーと連動するスマートリモコンなどのIoTアイテムを追加すると、家にあるリモコン付きの家電がほぼ声で操作できます。
設定さえすれば「おはよう」と言っただけで、テレビや音楽が鳴ったり、今日の天気や予定などを教えてくれます。
また、お布団から寒くて出られないときも「エアコンつけて」と言えば暖房をつけたり(もちろん冷房も)、目覚まし機能でアラームを使えばあと5分寝たいときも便利です。
キッチンタイマーや筋トレタイムにも「○分計って」と言えば良いだけなので、手が離せないときはとても楽です。
夜に帰宅した際に「ただいま」と言えば明かりやエアコンが点いたり、「おやすみ」と言えば逆に消えたりします。
スマートフォンでも操作可能なので、お掃除ロボットを動かしたりエアコンを消し忘れたかもなんてときにも外出先から操作できます。
未来のおしゃれ部屋に今後採用されていく可能性を秘めています。
癒しインテリアとおしゃれ部屋の作り方
今回ご紹介したとおり、まずはおしゃれ部屋インテリアとして、3色で統一感を出すようにしてください。
そして、生活感が出やすいものは、デザイン選びや収納の工夫をして出ないようにしましょう。
その他にも、植物を置くこと、アロマ、照明を工夫することで癒し効果とおしゃれ部屋に見える効果の2つが得られます。
また、IoT家電も実際使ってみると便利なものですので、興味が湧いた方は未来のおしゃれ部屋に加えてみてください。