マッサージやエステなどのリラックス施設へ訪れた際、アジアンな雰囲気の場所が多いことに気づいた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
落ち着いた雰囲気で施術中もリラックスし、非日常感を味わえます。
そんなお部屋に自宅をアレンジできたら素敵だと思いませんか?
今回は、癒やされるアジアンな部屋を作る方法をお伝えしていきます。
アジアンテイストは手軽にファブリックからアレンジ
アジアンと言えば、暖かい南国のリゾート地をイメージする方が多いでしょうか。
家具にはウォーターヒヤシンスやラタン、バンブーなどの自然素材を使用すると、落ち着いた雰囲気を演出してくれます。
もしも、新しく引っ越しをして家具も購入する場合は、ソファやテーブルなどの大型家具をバンブー素材などにしてみましょう。
一気に異国情緒溢れる、リラックス部屋になると思います。
しかし、今あるソファやテーブルをアレンジするなら、ファブリックなどを変えることから始めてみましょう。
インドネシアの特産品のバティック(ろうけつ染めの布地)で出来たクッションカバーを使用したり、ウォーターヒヤシンス製のテーブルランナーを使用することで手軽にアジアンテイストになります。
テーブルランナーの上に、バリ島に置いてあるようなグッズを飾るのも可愛いです。
ランチョンマットもバンブーやラタン製などにして、お皿やスプーンなどの食器も木製にすると、いつもの食事がリゾート気分で味わえます。
また、ファブリックパネルも部屋の雰囲気が一変します。
お気に入りの布地を使用し、タッカーと発泡スチロールで気軽に手作りできます。
壁に設置するだけで雰囲気が出ますし、飽きてもすぐに変えることができるのでおすすめです。
アジアンな部屋作りには照明が大切!
リラックス施設で「眩しい」と感じる方は、少ないかと思います。
なぜなら、落ち着いた照明が多いからです。
また、間接照明が無いところは、ほとんど見当たらないのではないでしょうか。
落ち着いたリラックス空間においては、光の強さがポイントです。
強い光やスマホなどのブルーライトといった明るい光は、目にとって刺激が強すぎます。
そのため、癒やされるアジアンテイスト部屋にするには、照明も気をつけなければなりません。
照明を購入する際にも、シェードは自然素材の物を選びましょう。
ただ、無理をしてメインの照明を新しく購入しなくても大丈夫です。
メインの照明はシーリングでもかまいません。
リラックスする時に間接照明を使用し、暖かい電球色に癒やされましょう。
さらにアレンジを加えるなら、キャンドルも取り入れましょう。
ユラユラ揺れる光にリラックス効果も上がるはずです。
アロマキャンドルは香りに癒やされますし、リゾート気分になれます。
火を使用するのに躊躇される方は、電池式のLEDの物も販売されております。
こちらも香りつきや無香料の物がありますので、お好みに応じて使用してみてください。
香りをプラスしてアジアンテイスト部屋を演出しよう!
前章でも少し触れましたが、香りもリゾート気分にさせてくれます。
アジアンテイストと言えば、お香でしょうか。
種類も色々あり、形も様々です。
オーソドックスなのはスティック状ですが、小さく燃えカスがまとまる三角の物も人気です。
エキゾチックな香りやどこか懐かしい香り、季節限定の香りまであります。
個人的には、白檀の香りがどこか高貴な雰囲気を醸し出していておすすめです。
また、香木から作られるお香は普通の芳香剤と違い、ヒーリング効果があります。
日本でも古くから浄化作用があると言われており、神社やお寺でも清めの儀式に使われています。
そのため、部屋を掃除する時にお香を焚いてリフレッシュされるのも良いかもしれません。
お香たてにもこだわって、アジアンテイストの物を選びアレンジしてみましょう。
象やプルメリア、ウッドやストーンなど比較的安価で手に入る物が多いので、お好みのデザインをチョイスしてください。
グリーンを加えてアジアンリゾート部屋へアレンジ!
ここまで、自然素材の物を置くことでアジアン部屋になるとお伝えしてきました。
実はその通りで、アジアンテイストな部屋にするには自然の物、天然な物がよく合います。
自然な物と言えば、やはり植物でしょうか。
では、植物を使ってアレンジするにはどうしたら良いか考えてみましょう。
南国リゾートをイメージすると、ヤシなどの観葉植物を連想させます。
アレカヤシなどのヤシ科の植物は比較的育てやすいですし、耐陰性もありますので初心者にもおすすめです。
ココヤシもココナッツの実から生えているような形状で可愛らしく、最近は人気です。
ホームセンターでも手に入るようになりました。
もちろんヤシだけではなく、ストレリチアやモンステラなども南国ムードがあっておすすめです。
観葉植物はそれほど手もかかりませんし、水やりも表面の土に触れて、乾いていると感じたらたっぷり与えます。
できれば、鉢底から水が溢れるくらい与えるのが理想です。
成長すれば株分けや挿し木などで増やすこともできますので、ぜひ取り入れましょう。
アレンジに加えるカラーのポイント
アジアンリゾートから連想する色と言えば、ダークブラウンではないでしょうか。
落ち着いた土の色がメインカラーになると思います。
テーブルやソファ、ラグ、カーテンなどは、ダークブラウンなどの落ち着いたカラーがアレンジしやすいでしょう。
同じカラーでも、素材に変化をつけて楽しむことができます。
また、照明が電球色なら、統一感を出すために差し色は暖色系のオレンジがおすすめです。
オレンジ以外の色ですと、鮮やかなブルー、落ち着いたグリーン、情熱的なレッド、可愛らしいイエロー、高貴なパープルも合います。
ただ、むやみに色々な色を使うのは避けましょう。
せめて3色にまとめることをおすすめします。
あまりに色を使いすぎてしまうと統一感が出ませんし、目がチカチカしてうるさい部屋になってしまいます。
落ち着いた部屋を演出するためにも、現状の部屋の色を把握し、アレンジに加える色を吟味しましょう。
手っ取り早くアジアン部屋にアレンジするアイテム
アジアンテイストな部屋に、手っ取り早く追加するアイテムとは何でしょう。
それはカゴです。
カゴと言えばバンブーや籐、麻など自然素材で出来ていますし、たくさんの種類がありますので取り入れやすいアレンジアイテムだと思います。
また、価格的にも気軽に取り入れやすいのではないでしょうか。
では、どうやって取り入れるか考えてみましょう。
今回は「見せる収納」を取り入れてみたいと思います。
文房具や工具、薬箱や日常品のストックなどを同じサイズのカゴに収納してみましょう。
見せる収納で統一感が出ますし、カゴを使用することでアジアンアイテムとして一役買ってくれます。
また、先ほど記載した観葉植物の鉢カバーもカゴを使用することで、より一層アジアンテイストになります。
他にもリモコン立てやスリッパの収納、部屋着の一時保管場所などもカゴにすることで統一感が出ます。
アジアン部屋にするためのお手軽アレンジ方法
非日常を感じさせるアジアン部屋にするためには、自然素材にこだわった物を置くのが近道です。
照明や香り、植物やファブリックなどを工夫してアレンジしていきましょう。
カラーは多様せず、せめて3色までに抑えます。
カゴや観葉植物を用いて、手軽に癒やし空間を作っていきましょう。