カウンターキッチンの上に、食材や残り物のおかずを置きっぱなしにしてしまったり、汚れた食器が流しにあったりすると、見栄えが悪いですよね。
そんな時にはカーテンを付けて目隠しすることができますので、できるだけおしゃれに見える付け方を考えてみました。
また、カーテン以外の方法で目隠しするアイディアもありますので、いろいろな方法をご紹介します。
カウンターキッチンの生活感が気になる!突っ張り棒を使ったカーテンの付け方
カウンターキッチンは、家族やお客さんとおしゃべりしながら料理をしたり、洗い物をしたりできるので便利です。
また、テレビを見たり、小さなお子さんの様子を見ながら料理をすることができます。
しかし、カウンターキッチンの上をきれいに片付けられないと、一気に生活感が出てしまいます。
洗い物が溜まってしまったり、食べ物が出しっぱなしになっていると、お客さんをご招待するのもはばかられるでしょう。
目隠しカーテンの付け方を知れば、簡単に生活感を隠すことができます。
天井にレールを取り付けるとなるとDIYやリフォームが必要ですが、突っ張り棒と布を使った方法もあります。
突っ張り棒には、いろいろなサイズやデザインのものがあります。
それを、キッチン周りの壁を使って突っ張って、そこに布を通すだけで簡易カーテンのできあがりです。
このようなカーテンは、キッチンの窓にカフェカーテンとして取り入れられることが多いですが、キッチンカウンター前を隠す目的でも使用できます。
カウンターキッチンの目隠し!突っ張り棒と生地を使ったカーテンの付け方
目隠しカーテンの付け方をご説明します。
必要なのは、突っ張り棒とお好きな生地、そして裁縫道具です。
大きなカーテンの場合はミシンが必要になるでしょう。
生地を、使いたい大きさにカットし、ほつれないようにまわりを縫い、カーテンのレールに見立てた突っ張り棒に通す袋を作るだけでいいのです。
また、突っ張り棒に通せる輪がついたカーテンクリップもあるので、これを利用する方法もあります。
布をおしゃれなカーテンクリップで引っ掛けておくだけで、カーテンが完成します。
しかしながら、問題点もあります。
お住まいの家の間取りにもよりますが、カウンターキッチンの前に突っ張り棒でカーテンを取り付けると、部屋を横切るかたちで、大きく遮断してしまう可能性があります。
カウンターキッチン前だけに来るような布のサイズにして、カーテンにすればいいのですが、センスがないとカッコ悪く見えてしまうこともあるでしょう。
次項では、突っ張り棒を使ったカーテンを取り入れても不自然に見えないコツをご紹介します。
チープに見えない手作りカーテンの付け方
突っ張り棒と生地を使った付け方は簡単ですが、どうしても手作り感が漂います。
もちろん、ナチュラルインテリアやレトロインテリア、カントリーチックなキッチンなら相性がいいでしょう。
木目を活かしたあたたかみのある家具、木製の食器、観葉植物やサボテンなどでコーディネートされたキッチンスペースには、ギンガムチェックの手作りカーテンでも合うと思います。
レトロな柄の生地や、花柄の生地なども合うでしょう。
しかし、シンプルなインテリアやモダンなインテリアの場合は、デザインや柄が目立ってしまうため、場合によってはチープに見えてしまいます。
そんな時には、「色」や「柄」をできるだけ抑え、全体的に統一感を出すことをおすすめします。
たとえば、モノトーンのインテリアです。
壁や天井が白なら、突っ張り棒とカーテンも真っ白にすると、空間に溶け込んで違和感がありません。
白いカーテンは汚れやすいですが、漂白剤で再び白さを取り戻すので、カウンターキッチンまわりにも使えます。
ストライプ柄や、キラキラした糸が縫い込まれた生地のカーテンなどでもいいかもしれません。
また、カーテンクリップで吊り下げる時に、ドレープができるようにアレンジしてみると、一気にきちんとした雰囲気になります。
ディアウォールも便利!DIYで部分的にカーテンを付ける
目隠しカーテンのおしゃれな付け方をご紹介しました。
突っ張り棒と布を使った簡易カーテンの付け方を覚えれば、キッチンに置いてある扉のない棚に付けて、中身の目隠しをすることもできます。
玄関を入ったところや、ベッドの前などにも使えるでしょう。
また、DIYが好きなら、カウンターキッチン上にディアウォールを突っ張って、そこにできた柱と壁に突っ張り棒でカーテンを取り付ける方法もあります。
ディアウォールというのは、2×4材という木材をお好みの長さに切って、それを縦に突っ張ることができるアイテムです。
バネが入ったカバーのようなものを、木材の端と端にかぶせるようにして、突っ張り棒のように使うことができます。
天井と床に縦に木材を2本突っ張って、その間に棚を配し、収納スペースを増やすこともできます。
この方法なら、カウンターキッチンの前だけに部分的にカーテンを付けることができるでしょう。
では、次項からはカーテン以外の目隠し方法についてご紹介します。
カーテンだけじゃない!カウンターキッチンの目隠し方法
おしゃれな手作りカーテンの付け方をご説明しましたが、カウンターキッチンの目隠しに使えるアイディアは他にもたくさんあります。
●ロールスクリーン
キッチンカウンターの前にロールスクリーンがあれば、生活感をすっきりと隠せます。
突っ張り棒を使って吊り下げるとチープな雰囲気になるので、リフォームがおすすめです。
リフォームが可能であれば、レールを取り付けて引き戸を設置することもできます。
●パーテーション
キッチンカウンターの前にパーテーションを置く方法もあります。
ぶつかると倒れてしまうため、小さなお子さんがいる場合には不便かもしれませんが、置くだけなので簡単に試せる方法です。
●カウンタースクリーン
カウンタースクリーンは、キッチンカウンターの上のリビング側に置いて、手元だけを隠せるアイテムです。
手作りカーテンよりはスタイリッシュな雰囲気になりますが、隠せる範囲は狭いので、ある程度きれいにしておかなければいけません。
カウンターキッチンをおしゃれに目隠しする方法
引き続き、カウンターキッチンの、カーテン以外の目隠し方法を見ていきましょう。
●棚
カウンタースクリーンと似た考え方になりますが、キッチンカウンターの上に小さな棚を置いて「見せる収納」にし、食べ物やゴミなどを隠す方法があります。
調味料やスパイスなどを同じ小瓶に入れて棚に置くことで、使いやすいですし、統一感が出ておしゃれに見えます。
この場合も、カウンタースクリーンと同様で、キッチンを片付けたり飾ったりする工夫が必要です。
そうしないと、「見せる収納」ではなく「出しっぱなし」になってしまいます。
●植物
キッチンカウンター上に、鉢植えの植物を並べて目隠しをする方法もあります。
料理に使えるハーブや、手間のかからないサボテンなどがいいでしょう。
目隠し効果は低いですが、緑があるだけで和む空間になるのでおすすめです。
本物の植物が扱いにくいと感じたら、フェイクグリーンでもいいですね。
この他にも、園芸用品のルーバーフェンスをキッチンカウンターの前に取り付けたり、木枠から作った飾り窓を置いたり、板などで目隠しすることもできます。
ホームセンターのDIYコーナーや木材コーナーを見ていると、アイディアがひらめくかもしれませんよ。
オリジナルのカーテンの付け方や、棚の作り方なども思いついたら、ぜひ作ってみてください。
キッチンカウンターの生活感を隠そう!
キッチンカウンターの生活感を隠すために、突っ張り棒でカーテンを取り付ける方法があります。
お好きな生地を選べますし、作り方もそれほど難しくはありません。
印象をクールにしたいなら、モノトーンのインテリアにして、真っ白な生地やストライプ柄の生地を選んでみましょう。
また、その他の目隠しアイディアもご紹介したので、参考にしてください。