大人女子の部屋に!白・黒・グレーでも女性らしいインテリア

最終更新日:2019/04/08

部屋に「白・黒・グレー」を使用したモノトーンインテリアは、大人女子にも人気の高いインテリアコーディネートです。

ただし、単純に白や黒、グレーのものを詰め込んだ空間は、ありきたりだったり無機質な印象になりやすいです。

今回は、モノトーンでも女性らしさをプラスすることができるインテリア術をご紹介していきます。

お部屋に白や黒、グレーを使ったモノトーンインテリアとは

白や黒、グレーを主に使用したモノトーンインテリアは、男女共に人気のあるコーディネートです。

そもそも、モノトーンインテリアとはどのようなインテリアのことをいうのでしょうか。

モノトーンインテリアは、「白・黒・グレー」の色を主に使い、コーディネートしたインテリアのことを指します。

かっこいいモダンな雰囲気や「生活感を感じにくい」という特徴があり、万人受けするカラーですので、大人女子にも取り入れやすいインテリアといえるでしょう。

ただし、モノトーンのお部屋は、無機質な印象を受けたり、冷たい印象を受けやすいものです。

そのため、女性的というよりは男性的や男前というイメージが強いかもしれません。

女性らしさを出すためのモノトーンインテリアのポイントについては後にお伝えしていきますが、続いては白、黒、グレーがお部屋にどのような印象を与えるのか、ということについて考えてみましょう。

「白」「黒」「グレー」がお部屋に与える印象

モノトーンと聞くと、「どんなカラーでも相性がいい」というイメージがあります。

そのため、「モノトーンインテリアは簡単にできるのでは?」と思われるかもしれません。

しかし、この「白」「黒」「グレー」は、色の配分次第でお部屋の印象が大きく変化してしまうので、慎重に配分を決める必要があります。

まず白ですが、最も無難なカラーであり、膨張色です。

そのため、住宅やアパートの壁や天井などは白であることも多いでしょう。

壁や天井などに白を取り入れることで、お部屋を広く見せる効果もあります。

続いて、グレーです。

モノトーンと聞くと「白と黒」という印象が強いかもしれませんが、グレーもモノトーンに分類されます。

白と黒の2色のみを使ったインテリアも、非常にクールな印象で素敵ではあるのですが、人によっては「落ち着かない」と感じることもあるようです。

そこで中間色であるグレーを使うことで、うまくまとまりを持たせ、モノトーンでも落ち着きのある空間を作ることができます。

最後に黒になりますが、白やグレーと並んで、インテリアの中でも多く支持されている色です。

また、黒は空間が収縮して見える色であるため、お部屋にメリハリをつけたり、ポイントとして使用するのに適しています。

ほかにも黒という色には、重厚感や高級感を感じさせる効果があるため、高価なイメージを与えやすいというメリットもあります。

ただ黒は、使用しすぎるとお部屋が狭く感じたり、重たい雰囲気になってしまいます。

色の配分としては、白を6~7割、グレーを2~3割、黒を1~2割程度の割合を目安に取り入れるとよいでしょう。

大人女子のお部屋を目指すのであれば、特に黒の割合には注意しましょう。

大人女子の部屋に憧れる!モノトーンでも女性らしい部屋にするには

ここまでご説明したとおり、白、黒、グレーを使ったモノトーンインテリアは無機質で男性的な印象を与えやすいことがあります。

しかし、モノトーンを使ったインテリアでも、いくつかのポイントを押さえるだけで、女性らしいお部屋にすることができます。

早速、大人女子のお部屋にぴったりなインテリア術をお伝えしていきましょう。

●柄を取り入れる

マリンスタイルでもよく取り入れられるボーダー柄やストライプ柄は、白と黒でもポップな印象を与えてくれます。

壁紙やクッション、ベッドカバーなどに取り入れれば、モノトーンでもどこか可愛らしい雰囲気にしてくれるでしょう。

ほかにも、ギザギザ模様やダマスク柄、ダルメシアン柄やホルスタイン柄(牛柄)なども、小物で取り入れるのがおすすめです。

グレーを多く取り入れて女性らしいお部屋にするインテリア

白と黒の中間色であるグレーは、上品さをアップさせる色味です。

モノトーンインテリアでも柔らかい雰囲気を作り出しやすいため、大人女子のお部屋にぴったりなカラーなのです。

特にグレーの中でも「ライトグレー」は、お部屋全体を爽やかな印象にしてくれます。

白と同じようにメインカラーとして使用すれば、大人っぽく女性らしいお部屋に近づくことができるでしょう。

グレーを多く取り入れたインテリアの一例では、お部屋の面積を多く占める家具「ソファ・ラグ・カーテン」をグレーで統一する方法があります。

また、グレーといっても同じ色みのグレーでまとめるのではなく、ソファは濃いグレー、ラグやカーテンはライトグレーといったようにコーディネートするのもおすすめの方法です。

色を変化させることで、お部屋にメリハリが生まれ、おしゃれに見せることができます。

ただ、いくら上品とはいえグレーだけではお部屋全体がぼやけてしまうかもしれません。

やはり、モノトーンの中でも引き締め効果のある黒を取り入れることが、おしゃれに見せるポイントになります。

例としては、クッションやブランケットなどの小物に黒を取り入れてインテリアコーディネートしてみるといいですね。

「白・黒・グレー」+「ビビッドカラー」で大人女子の部屋に!

ここでは、白、黒、グレーのモノトーンにビビッドカラーをプラスしたインテリアコーディネートをご紹介していきます。

ビビッドカラーの中で、大人女子におすすめしたいカラーは赤です。

モノトーンのお部屋に赤を取り入れることで、シンプルだけどおしゃれで、女性らしいお部屋を作ることができます。

インテリア例としては、黒を多めに取り入れたお部屋に赤をプラスするとシックでエレガントな印象になり、白を多く取り入れたお部屋に赤をプラスすると、ポップで可愛らしい印象になることが多いでしょう。

また、モノトーンにプラスするビビッドカラーは、季節によって変えることもおすすめです。

例えば、夏はブルーやグリーンなどの寒色系を使ったり、秋や冬にはオレンジや赤といった暖色系を使うことで、季節感を演出することも可能です。

小物にビビッドカラーを取り入れる方法は、模様替えも簡単に行えますし、なにより大人女子にぴったりです。

モノトーンにビビッドカラーを加えて、どこか垢抜けたおしゃれなお部屋を作るのも楽しいですよ。

また、前にもお伝えしたように、白、黒、グレーの配分によって、お部屋の印象は大きく変わりますので、どのようなお部屋にしたいのか色の配分を考えながら、インテリアコーディネートしてみてください。

大人女子の部屋におすすめ!モノトーンに観葉植物を取り入れたインテリア

白、黒、グレーでまとめたモノトーンインテリアは人気のあるインテリアテイストになりますが、色味がないため味気なく感じることもあります。

大人女子のお部屋にするのなら、ビビッドカラーをプラスするのもいいですが、落ち着ける雰囲気を好むのであれば観葉植物を取り入れてみるのもおすすめの方法です。

最後に、モノトーンのお部屋に観葉植物を取り入れたインテリア方法をお伝えしていきます。

●高さのある観葉植物を置いてみよう

まず、観葉植物を取り入れるのであれば、高さのある大きめなものを1つ置いてみましょう。

大きめの観葉植物は1つあるだけで存在感があり、それだけで素敵なインテリアになります。

置く場所としては邪魔にならないよう部屋の隅に置いたり、テレビや家具の横に空いたスペースに置いてみましょう。

テレビなどの電化製品は、コンセントやコードなどの配線がごちゃごちゃとしてしまうこともありますよね。

観葉植物を置くことには、これらを隠す役割もあります。

また、天井から吊るしてインテリアとして飾る方法もおすすめです。

天井から吊るすインテリアは視界に入りやすく、子供やペットがいじってしまう心配もありません。

白、黒、グレーにまとめたモノトーンインテリアに観葉植物を取り入れたコーディネートは、モダンながらもどこかリラックスできる雰囲気に仕上げてくれます。

モノトーンでも女性らしい部屋にできる!

白、黒、グレーでまとめたモノトーンコーディネートは、男女共に人気の高いインテリアです。

ただし、色味がないため「寒々しい」と感じたり無機質な印象になりがちです。

そんな時には、ボーダーやダルメシアン柄などお好きな柄を、小物やファブリックに取り入れてみましょう。

ビビッドカラーの小物や観葉植物などのアイテムを加えて、女性らしさをプラスすることもできます。

このような方法で、モノトーンでもどこか温かみを感じたり、可愛らしい雰囲気のインテリアにすることができるでしょう。

どれも簡単な方法ですから、ご自分のお好みのものを選んでコーディネートしてみてくださいね。