ウッド調の扉や小物など、どこか懐かしくて可愛らしいカントリーキッチンは、女性ならば憧れたことのある方も多いのではないでしょうか。
キッチンは女性にとって特別なスペースですし、インテリアにこだわりがある方も多いと思います。
温もり溢れるカントリーキッチンを手軽に取り入れられるなら、やってみたいと思われるのではないでしょうか。
そこで今回は、カントリーキッチンにフォーカスしてご説明していきます。
カントリーキッチンとは?!
カントリーキッチンと一括りにしても、たくさんの種類があります。
たとえば今流行りのカフェ風なもの、イタリアンやフレンチなどのヨーロッパ調、ブルックリンスタイルや古き良きアメリカの懐かしい田舎町を連想させるものなど、様々なテイストがあります。
考えるだけで構想が膨らみワクワクします。
ただ、どのテイストのカントリーキッチンにも言えることは、自然素材を盛り込み、温もりを感じるインテリア空間にするということです。
木材や石、タイルやテラコッタなどの天然素材を使用することで、柔らかな温もりを感じられます。
洗練されたシステムキッチンも素敵ですが、素朴な温もりがあるカントリーキッチンは居心地も良くほっこりします。
ワンポイントとして壁に木製アイテムを加えたり、グリーンを加えたりするだけでもずいぶん印象は変わります。
いつも過ごすキッチンを、居心地が良いと感じるスペースへコーディネートしてみましょう。
理想のカントリーキッチンへの構想
まずは、どの国のカントリーキッチンを目指すのかイメージしてみましょう。
オーソドックスなフレンチカントリーキッチンも可愛らしいし、最近流行りのブルックリンスタイルもカッコいいですね。
ただ、どのカントリーキッチンを作る上でも、大事なことは天然素材を上手く使うことです。
木材や石材などのナチュラルなインテリア素材を取り込むことが、カントリーキッチンを作る近道になります。
せっかく作る自分だけのキッチンなので、使用したい素材や配色にもこだわって作り込んでいきたいです。
素材そのものの風合いを活かすのも良いですし、ペンキを使ってカラーリングして好きな色を用いるのも楽しいです。
また、ワックスやサンドペーパーを使用し、エイジング処理を活用してアンティークに加工しても良いですね。
もちろん国にこだわらず、感性を活かしたミックススタイルもオススメです。
カントリーキッチンにハーブのインテリアアクセントを!
カントリーキッチンに、是非取り込んでいただきたいのはハーブです。
あるだけで可愛らしいハーブはインテリアアイテムとしても優秀ですが、ちぎって料理にプラスすることもできるのでメニューのレパートリーも増えそうです。
ハーブはかなり強い植物で、栽培初心者の方にもオススメです。
ミントはその爽やかな清涼感がデザートに使用できますし、デトックスウォーターに入れるのも人気ですね。
セージやレモングラス、ローズマリーもお肉料理や煮込み料理にアクセントを加えてくれます。
実用的な面でもオススメのハーブですが、自分が育てた植物を摘み取ってお料理に加えると、更に自己達成感が増します。
しかし、もちろん植物なので日照が必要不可欠です。
特にハーブは太陽が大好きな植物なので、日当たりが良い箇所に設置しましょう。
日当たりがどうしても悪い環境ですと、残念ながらハーブが徒長してしまい環境的には生育できないのです。
そんな時はベランダや玄関先、お庭などで栽培しましょう。
ただし、ミントをお庭に直植えするのは絶対に避けてください。
なぜなら、ミントはかなり根の成長が強い植物なので、お庭を覆い尽くすほどの繁殖力を発揮してしまい、他の植物の成長を妨げてしまうのです。
下手をすればお隣にも飛び火してしまいますので、くれぐれもお庭にミントの直植えは避けてください。
瓶や缶をキッチンインテリアに加えてみよう!
キッチンをカントリー調にするなら、可愛いインテリアグッズを加えたいですね。
そんな時、瓶や缶なら目にする機会も多いですし手軽に取り入れられますよ。
新しく購入しても構いませんが、ジャムやお菓子、お土産などのいただきもののパッケージを再利用するのもエコで実用的です。
パッケージデザインも近頃は可愛いものが多く、「売り物かしら?」と見間違えるくらいです。
瓶の活用方法としては、調味料入れをお揃いの瓶に入れ替えて並べているだけで絵になりますし、キッチンに統一感が出てスッキリします。
見た目も可愛らしく、中身が見えると残りの量が把握できてお買い物をしやすくなります。
生活感が出やすい米びつやウォーターサーバー、シリアルを入れるのも良いですね。
また、ペットを飼われている方はフードを入れて見せる収納にしてもおしゃれですし、洗えるので衛生面でも優れています。
缶の活用方法としては、生活感が出やすい菓子パンや乾物などを入れると上手に隠せますので、蓋付きのものがオススメです。
お菓子専用ボックスとして活用すれば、それ以上お菓子は買わないと決めて、ダイエットやお子さんとのコミュニケーションに使えますよ。
カントリー調に変身させるインテリアグッズは籠!
籠はカントリーキッチンにとても合うインテリアグッズの1つです。
ほっこりするようなコロンとしたフォルムや、ずっしりした色の濃いものなど、籠にはたくさんの種類がありますよね。
冷蔵庫保存に向かない根菜類を入れてみたり、果物などを盛り付けて飾るのも可愛いですね。
籠は通気性も良いのでカビ対策にもなります。
そのまま野菜を入れると土が気になるという方は、新聞紙やジュート布を敷いてから入れると良いですよ。
その他にもキッチンクロスや食器、コーヒーセットなどを入れてディスプレイするのもオススメです。
よく使う食器は食器棚に収納するよりも、自分の扱いやすい場所に置いておきましょう。
すると、家事動線がスムーズになります。
また、洗濯したクロス・使用したクロスと籠を分けて決めておくと、お洗濯にも便利です。
コーヒーセットもそのままテーブルに持ち運べますし、今日の豆はどれにしようかと家族で選びながらコーヒータイムを楽しめますね。
もちろん紅茶や焼き菓子入れなどもオススメです。
ちょいDIYでカントリーキッチンにしよう!
「DIY」と文字にしてしまうと、すごく大変そうなイメージを持たれる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、貼るだけの壁紙シートも立派なDIYですし、手軽に取り入れられます。
最近では、リメイクシートというのもホームセンターなどでよく見かけます。
大きさや材質もたくさんの種類があり、壁一面となると大変ですが、腰板くらいの高さなら女性一人でも貼ることが可能です。
また、レンガ調のリメイクシートなどは、ランダムに貼ることで壁のアクセントになりおしゃれに見えます。
壁だけではなく、収納棚やカラーボックスに使用し、インテリアに統一感を持たせます。
DIYが得意な方でしたら、カラーボックスでカウンターキッチンを作成すると更に演出効果が高くなります。
また、インテリアショップには壁に差し込むだけの棚も販売されています。
壁に棚を取り付けて、お気に入りのインテリアグッズを飾るのも可愛いですし、その棚にアイアンなどを付け、吊り下げ収納をしてみるのもカントリー調の幅が広がります。
取り外した際、穴が目立たないタイプもありますので、賃貸物件でも安心です。
手軽なインテリアグッズで憧れのカントリーキッチンを作ろう
今回は憧れのカントリーキッチンへの第一歩として、様々なご提案をさせていただきました。
まずは、手軽に取り入れられる便や缶、籠などから始めてみてはいかがでしょう。
季節がちょうど良ければ、ハーブ苗も安く手に入りますのでこちらもオススメですよ。
壁に貼るだけでイメージがガラリと変わるリメイクシートや、棚なども上手に取り込んで、色々なテイストのカントリーキッチンを楽しみましょう。