ベッドはどこに配置するべき?風水を意識した寝室づくり

最終更新日:2019/04/19

家の中でも長い時間を過ごす寝室は、風水において「運気を吸収しやすい重要な場所」とされています。

風水では、寝ている間に「厄」をはき出し、替わりに良い運気を吸収すると考えられています。

この記事では、風水を意識した寝室づくりとして、カーテンの工夫やベッドの配置の仕方、やってはいけないポイントなどを分かりやすくまとめました。

風水を意識した寝室づくりをして、運気アップをはかってみませんか。

運気アップ!風水に基づいたインテリア

風水と聞くと、少し怪しく思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、風水は何千年ものあいだ、人間の行動や環境によって起こる結果を蓄積した統計学です。

良い結果を得た人たちに共通していたことをデータとして積み重ね、参考にし、良い結果へと導く試みであるとも言えます。

そんな風水をインテリアに取り入れることは、心地良い環境をつくることにも繋がります。

それは、風水の基本が「掃除」であるからです。

掃除を基本とした風水を取り入れることで、お部屋はいつもキレイな状態を保てるようになり、気持ちも前向きになります。

心の運びが良くなれば、体もそれに呼応します。

そうすることで、周りのさまざまな運びも円滑になり、程良く活動的な自分を保つことができるようになるでしょう。

また、寝室は風水においてとても重要な場所とされています。

次項では、カーテンの工夫やベッドの配置など、風水における寝室づくりの基本のお話をします。

寝室風水の基本!カーテンの工夫とベッドの配置

風水では、人は寝ている間に「運」を吸収するとされているため、寝室は玄関の次に重要とも言われている場所です。

この項では、風水で寝室づくりの基本とされている、カーテンの工夫やベッドの配置などについてお話をします。

●まずは掃除

繰り返しになりますが、風水の基本は掃除です。

まずは、寝室を掃除することから始めましょう。

動かせるものはどかし、床や壁、お部屋の隅まで丁寧に掃除しましょう。

●カーテンを二重にする

寝室は運を吸収するお部屋なので、運を逃がさないようカーテンを二重にしましょう。

ナチュラルな雰囲気になる「レース+カーテン」の組み合わせがおすすめです。

●ベッドの配置を決める

寝室風水では「枕の位置」がとても重要で、頭が冷たく足があたたかい状態を理想とします。

そのため、ベストな方向は枕が「北」向きです。

北向きにできない場合には、東~北の間に向くようにベッドを配置すると良いですよ。

枕が「南」と「西」向きになることだけは、避けるようにしましょう。

上記の3つのポイントを押さえて、風水における基本的な寝室づくりをしてみてください。

ステップアップ!風水における寝室づくり

前項では、寝室風水の基本的なことをお伝えしてきましたが、ここでは少しステップアップしたお話をしていきます。

基本にプラスして気を付けたいポイントをお伝えしていきますが、決して無理をする必要はなく、できる範囲で取り入れやすいものだけを参考にしてみてください。

●寝室に明かりを

寝室は睡眠をとるお部屋ではありますが、就寝時に真っ暗だと陰気が溜まりやすくなり、嫌な気を吸収してしまいます。

テーブルランプや間接照明などを使って、明かりを取り入れることをおすすめします。

●ベッド下スペース

こまめに掃除をしてホコリが溜まらないように気を配りましょう。

ベッド下には運が溜まるので、キレイな状態を保てば人間関係の良縁に繋がるとされています。

●ラグマットを敷く

ベッド配置のお話のときにも触れましたが、足元があたたかいことを理想とするので、ラグマットを敷くとさらに良いでしょう。

インテリアとしての見栄えも良くなります。

●布団カバーのコーディネート

コットンや天然素材の布団カバーがおすすめです。

カーテンとのバランスも考えて、カーテンが無地であれば布団カバーは柄物にするなど、変化をつけると気の流れが良くなります。

風水を意識した寝室づくりでやってはいけないNGポイント!ベッドの配置に注意

ここからは、風水を意識した寝室づくりで、やってはいけないNGポイントについてお話しします。

風水に基づいてつくったインテリアが台なしにならないよう、注意しましょう。

▲寝姿が鏡に写る

鏡の前にベッドを配置している場合には対策が必要です。

運を吸収しているはずの睡眠中ですが、鏡に寝姿が写ると運気が半減してしまうと言われています。

どうしても写り込んでしまう場合には、鏡に布などを掛けておきましょう。

また、寝室にテレビを置く場合も同様です。

▲家具の角がベッドを指す

風水では、角が人に向かってくるのを嫌う考え方があります。

チェストなどの角がベッドを向くと、寝ている人に向かった鋭い気が当たることになり、運気が下がると言われています。

▲傾斜した天井

寝室に限らず、天井が傾斜していると気を下げる働きがあるとされています。

家の造りであるため対処することは難しいですが、観葉植物などを用いて緩和することはできると言われています。

▲2つのベッドを付けて使用

夫婦やカップルで寝室を使う場合はご注意ください。

ベッドの間にチェストを置いて離して使うか、ダブルベッドに変更すると良いでしょう。

寝室に置いてはいけない!風水でのNGポイント

引き続き、風水を意識した寝室づくりで、やってはいけないNGポイントを取り挙げていきます。

この項では、寝室に置いてはいけないものをお伝えします。

▲人物ポスター

ご自身やパートナー以外の人物を連想させるポスターなどは貼ったりしないようにしましょう。

気を吸収する効果が半減してしまうとされています。

▲多くの数のぬいぐるみを置かない

風水では、人形やぬいぐるみは、悪い気を吸うと言われていますが、良い気も吸い取ってしまうと言われています。

多くのぬいぐるみを置いてしまうと、運気が下がってしまうので多くのぬいぐるみを置くのは避けましょう。

▲スマホ

最近では、枕元にスマホを置いている方も多いかもしれませんが、電子機器は気を乱しがちと言われています。

安眠の妨げにもなるので、寝室には持ち込まないようにしましょう。

次項では、寝室に置くベッドに焦点をあてて風水の観点から考えてみましょう。

配置以外にも、気を付けたいポイントがあります。

ベッドは配置以外にも素材が大切!

寝室に置くベッドは、配置以外にも気を付けたいポイントがあります。

それは「素材」です。

もし、これからベッドを購入するという方には、木製のベッドをおすすめします。

風水では、木製の家具は自然のパワーを取り入れることができるとされています。

また、木製のベッドはあたたかみがあるため、安眠効果も期待できます。

逆に、パイプベッドはできるだけ避けた方が良いでしょう。

スタイリッシュなデザインで、比較的安く購入できることもあり人気が高いベッドのひとつですが、風水的には陰の気が強いため良くないと考えられています。

とは言うものの、現在パイプベッドを使っている場合には、買い替えるのは簡単なことではありませんね。

そのような場合は、ベッドに暖色系のリボンを付けたり、枕元に暖色系の花を飾るなどして、陰の気を緩和すると良いでしょう。

風水を意識したインテリアは心地良い!

風水を意識した寝室づくりのお話をしてきました。

風水の基本は「掃除」なので、おのずと清潔感のある整ったお部屋になることでしょう。

お部屋の環境が心地良いと、気持ちも前向きに元気になれるかと思います。

風水インテリアはとても奥が深いものですが、考え込み過ぎずできることから無理なく始めてみるのも良いかもしれません。