狭い部屋でも広く見えるようなカーペットの選び方・敷き方

最終更新日:2019/05/14

ワンルームなどで、部屋が狭いことに悩んでいる人も多くいるのではないでしょうか。

また、「部屋をより広く見えるようにしたい」と考えている人もいると思います。

今回は、カーペットを活用して、狭い部屋でも広く見えるようなコツをご紹介していきます。

どのようなカーペットを選ぶか、どのように敷くかなどについてお伝えしていきます。

カーペットを使って部屋の印象を変えられる方法をマスターしましょう。

狭い部屋は白系のカーペットで広く見えるようにしよう!

部屋を広く見えるようにするための工夫として、カーペットの色は白系にしてみましょう。

白系のカーペットは、狭さの気になる部屋の印象を変えることが期待できます。

白は、インテリアカラーの中でも一番明度が高いので、部屋を広く見えるようにするために適した色であると言えます。

逆に、黒などの暗い色は収縮効果があるので、余計に狭い印象を与えてしまう可能性があります。

インテリアとしては、黒系のものには落ち着いた印象であったり、格好いい印象がありますが、部屋を広く見せたい場合には、それほど効果的でないことが多いです。

基本としては、部屋を広く見せたい場合、膨張色でもある白を使うといいでしょう。

引越し先の部屋が狭い場合には、カーペットを白系のものにしてコーディネートするのがおすすめです。

広い印象を与えることができるので、まずは、カーペットを白系にして他のインテリアを配置してみてはいかがでしょうか。

カーペットの大きさも部屋が広く見えるためには重要!

部屋を広く見えるようにするためには、カーペットの色選びも重要になりますが、それと同じように、カーペット自体の大きさも関係してきます。

床を全て覆い尽くしてしまうような大きさのカーペットでは、部屋が広く見える効果はそれほど期待できません。

また、それに加えて濃い色のカーペットは、狭い部屋の場合は圧迫感を与えてしまい、より狭く感じてしまう可能性があります。

カーペットを敷きたい部屋の大きさを考えた上で、どの程度の大きさのカーペットを使うのか、考えていきましょう。

例えば、6畳ほどのワンルームだった場合には、185cm×185cm程度のカーペットが適していると言えます。

それぞれの部屋の広さによっても、使うカーペットの大きさは異なります。

ポイントは上記でご紹介したように、床を覆い尽くさない程度の大きさが目安となるでしょう。

また、毛足が長いものも、場合によっては圧迫感を与えてしまうことがあるので、注意が必要になります。

自分の部屋では、どのくらいの大きさが部屋を広く見せることに繋がるのか、確認してカーペットを使っていきましょう。

カーペットの色を床の色に合わせることも部屋が広く見えるコツ

狭い部屋の場合は、広く見えるようにするために、ベースカラーをしっかりと見極めることが重要です。

では、ベースカラーはどのように決めればいいのでしょうか。

多くの場合は、部屋の天井や壁、床と同系の色で揃えるといいと言われています。

特に、カーペットは床に敷くものなので、床の色に注目してみましょう。

これは、他のインテリアにも言えることになります。

例えば、床の色が白系な部屋では、カーペットの色も白系で合わせるといいでしょう。

また、黒っぽい色の場合には、黒のカーペットを使うと、上記で取り上げたように狭く感じてしまうこともあるので、ブラウン系のカーペットを使ってみてはいかがでしょうか。

天井や壁の色とのバランスも考えて、カーペットを敷くことができれば、狭い部屋でも広く見えるようにすることが可能になるでしょう。

丸い形のカーペットを使ってみよう!

カーペットの形も意識してみると、狭い部屋を広く見えるようにすることができるかもしれません。

特に、今回取り上げてご紹介していくのが、丸い形のカーペットです。

四角形のカーペットよりも丸いカーペットのほうが、床面の見える範囲が多くなるため、部屋を広く見えるようにするために効果的になります。

また、丸みのあるビーンズ型のカーペットも、部屋が広く見える効果に期待できます。

選ぶ大きさですが、部屋を広く見えるようにしたいのであれば、上記でもご紹介したように、部屋の床面に対して、少し小さめの大きさがいいでしょう。

丸い形のカーペットでも、床を覆い尽くしてしまうほどの大きさでは、部屋が広く見える効果はそれほど期待できないからです。

少し小さめの大きさカーペットを選んで、床の余白が見えるように意識してみましょう。

そうすることにより、狭い部屋でも広い印象を与えることができるのではないでしょうか。

四角形のカーペットを使うよりも、部屋を広く見せる効果が期待できるので、丸い形のカーペットを取り入れてみることがコツと言えます。

あえてカーペットを使わないこともアリ?

ここまでご紹介してきたような方法が、狭い部屋を広く見えるようするために有効ですが、全ての部屋に当てはまるというわけではありません。

あえてカーペットを敷かないことで、広く見える部屋もあるでしょう。

こちらも、床面を多く見せるということで、部屋を広く見えるようにする方法です。

もちろんカーペットを敷くことも可能ですが、あえて敷かないことで、部屋をより広く見せることができることもあるでしょう。

また、小さなお子様がいる家庭では、カーペットと床の境目での転倒や躓きが気になる場合もあるかと思います。

そのような場合では、特に有効なのではないでしょうか。

部屋の中にインテリアを多く置きたい場合にも、カーペットをあえて敷かないことは有効と言えます。

インテリアが多くある部屋では、カーペットを敷くことで逆にゴチャゴチャした圧迫感を与えてしまうこともあるので、その場合には、カーペットを敷かないという手もアリです。

カーペットと共にインテリアも気にしてみよう!

ここまでは、カーペットの色や大きさなどで、部屋が広く見えるような方法をご紹介してきました。

次に、カーペット以外のインテリアについても補足としてご紹介していきます。

カーペットと共に、その他のインテリアも意識してみることで、さらに部屋を広く見せる効果を得られる場合もあります。

特に、他のインテリアの配置、レイアウトを意識してみましょう。

また、インテリアの高さも意識してみると、部屋を広く見せる効果が期待できます。

インテリアの配置、レイアウトとしては、壁面にインテリアを配置してみる方法があります。

壁面にインテリアを配置することで、中央に空間ができるので、部屋を広く感じることができるようになる可能性もグッと上がります。

インテリアの高さを低いもので揃えてみると、視界が部屋の奥まで遮られることなく届くので、より奥行を感じられ、部屋を広く感じることができます。

このようなことを、カーペットと共に意識していくと、より部屋が広く見えるようになるのではないでしょうか。

また、「今使っているインテリアに背の高いものが多い」という人は、部屋の入り口に背の高いインテリアを配置し、低いものを部屋の奥に配置することで、奥行を感じられます。

その結果、部屋を広く見せる効果にも繋がります。

カーペット以外でも、部屋の広さを演出することができるので、試してみましょう。

カーペットを上手に活用して部屋を広く見せよう!

カーペットの色や大きさを、それぞれの部屋に合ったものから選び、上手に活用してみましょう。

今回ご紹介した方法で、狭い部屋でも広く見えるように工夫することで、素敵な空間を作り上げることができるでしょう。

自分の部屋に合ったカーペットで、部屋の印象を変えて、さらにおしゃれにすることができれば、一番素敵なことなのではないでしょうか。