海外では、ウォールアートでデコレーションするインテリアコーディネートをよく見かけます。
今回は、お部屋の壁を使ってモダンに仕上げるインテリアコーディネートのポイントについて解説します。
参考になるアイデアをご紹介しますので、ぜひチェックしてください。
フレーム付きのウォールアートでインテリアコーディネート
お部屋をデコレーションする際に最適なウォールアートには、油絵や現代アートといった本格的な絵画から飾りやすいポスターなど、さまざまな種類があります。
中にはフレーム付きのウォールアートも販売されており、リビングから寝室まで幅広いお部屋のアレンジにおすすめです。
フレーム付きのウォールアートは、お部屋に飾った際に格式ばった印象になります。
また、フレームのカラーによってお部屋の雰囲気を変えられる点もポイントです。
そこで、フレーム付きのウォールアートをおしゃれに飾るには、どのようなインテリアコーディネートにすると良いでしょうか。
ウォールアートのフレームの中でも、ベージュや生成り、白といったカラーは、ナチュラルテイストなインテリアコーディネートによく合います。
木や麻、籐製といったやわらかな印象のインテリアとマッチします。
ウォールアートには、色鉛筆で描かれた絵画や絵本のようなやさしい世界観のものを選ぶと馴染むでしょう。
ライトベージュの木製テーブルにモスグリーンの布製ソファ、ブラウンのラグといったインテリアコーディネートに取り入れるとおしゃれです。
加えて、フレームの素材も木製を選ぶとよりナチュラルな趣が生まれ、おすすめできます。
モノトーンなウォールアートでモダンにコーディネート
フレーム付きのウォールアートの中でも黒いフレームのウォールアートは、モノトーンテイストなインテリアスタイルによく合います。
モノトーンテイストとは、黒・白・グレーの無彩色なインテリアを使って無機質なイメージに仕上げるスタイルのことです。
モノトーンなインテリアコーディネートの一例を挙げると、黒いソファにガラステーブル、グレーのラグといった組み合わせがあります。
このようなインテリアコーディネートに黒いフレームのウォールアートを飾ると、モノトーンでクールなイメージに仕上がります。
また、ウォールアート自体も黒や白といったモノトーンカラーを使ったものを選ぶとよくマッチするためおすすめです。
また、モノトーンなインテリアコーディネートには、アクセントカラーを取り入れる方法もあります。
無機質なカラーと対比になるような赤や黄色、ピンクなどのビビットなカラーをプラスすると前衛的なイメージに仕上げられます。
ビビットなカラーで描かれたウォールアートを黒いフレームに入れて飾り、アクセントカラーを加えてみましょう。
また、フレーム付きのウォールアートは、ひとつだけでなく、何枚も組み合わせて飾るのもおしゃれでおすすめです。
黒いフレームと白いフレームのウォールアートをシンメトリーに2つずつ飾ったり、3つのモノトーンなウォールアートをかぎかっこのように飾るのもおしゃれです。
ウォールアートはインテリアとのカラーコーディネートを意識
お部屋にウォールアートを取り入れてデコレーションする際には、カラーコーディネートを意識してみましょう。
例えば、パイン材のような明るい色合いのフローリングの上にブラウンの革製ソファがあるお部屋には、同じようにライトベージュやブラウンを使ったウォールアートを飾ってみます。
このようにインテリアとウォールアートのカラーを揃えることで、まとまりのある空間に仕上げられるのです。
また、カラーだけでなく、ウォールアートはインテリアとデザインを揃えると、よりおしゃれでおすすめできます。
例えば、花のアートが描かれたウォールアートを飾り、同じく花柄のファブリック製のインテリアを合わせるといった方法です。
リビングなら目線が届きやすい壁の1面に、花が描かれたウォールアートを飾って、テーブルクロスにはウォールアートと同じようなテイストの花柄を取り入れたりするとおしゃれでしょう。
ウォールアートとインテリアのデザインを揃える際にも、カラーを意識して合わせると、より統一感が生まれます。
ウォールアートとインテリアのテイストを合わせてモダンに
お部屋にウォールアートを飾る際には、ウォールアートとインテリアのテイストを合わせる方法もおすすめです。
具体的にはウォールアートの画風や色合い、ジャンルなどと、インテリアのテイストの種類を合わせるイメージです。
例えば、明るいカラーをたくさん使ったレトロポップなインテリアテイストのお部屋には、ポップアートを飾るのが良いでしょう。
明るい色使いとポップなテイストをインテリアとウォールアートで合わせることで、ごちゃごちゃとせず統一感のある空間に仕上がります。
また、直線的なデザインやブラック、ブラウンなどのシックなインテリアでまとめた都会的なお部屋には、同じく直線や図形などがモチーフのモダンアートを組み合わせるのがおすすめです。
さらに、猫脚のテーブルやロココ調のソファなどを使ったヨーロピアンテイストなお部屋には、西洋美術絵画をゴールドの額縁に入れて飾ると雰囲気に合うでしょう。
このように、インテリアとウォールアートのテイストを揃えることでも世界観が統一でき、ハイセンスな空間に仕上がります。
ファブリック製のウォールアートで柔らかなイメージに
ウォールアートの中にはベースが紙やキャンパスではなくファブリック製のものもあります。
そんなファブリック製のウォールアートは、ワンランク上のインテリアコーディネートにぴったりです。
ファブリック製のウォールアートは、海外のインテリアコーディネートでよく見かけます。
布のあたたかみがあり、インテリアとの素材感を合わせやすい点でもおすすめです。
インテリアコーディネートのポイントとしては、同じくファブリック製のインテリアと合わせておしゃれに仕上げましょう。
例えば、リビングではファブリック製のソファやクロスをかけたテーブルの近くに、同じ色合いのファブリック製のウォールアートを合わせるといった方法です。
こうすると、素材感と色調を統一できます。
また、寝室ではベッドカバーや枕、ベッドスローなどのファブリック製品と、ファブリック製のウォールアートの色調を合わせるとおしゃれです。
先ほどお伝えした方法のように、ウォールアートとインテリアのデザインを合わせる方法も応用できます。
例えば、直線や図形がモチーフの前衛的なファブリック製ウォールアートと、同じく図形などがデザインされたクッションなどを合わせてみます。
こうすると、統一性のあるモダンな印象に仕上げることができます。
お部屋にウォールアートを綺麗に飾る方法!
これまでお部屋にウォールアートを飾る際のインテリアコーディネートのポイントをご紹介してきました。
最後は、お気に入りのウォールアートを綺麗な状態で長く飾るためのポイントを解説します。
まず、大切なウォールアートをお部屋に飾る際には紫外線が当たるのを避けると、色あせにくくなります。
次に、ウォールアートはエアコンが当たらない場所に飾るのもポイントです。
エアコンの風が当たると、ウォールアートの劣化が早まる可能性があるため注意して飾りましょう。
続いて、ウォールアートは風通しが良い場所に飾るのも重要です。
湿気が発生すると、カビが生えたり水分を含んで変形したりする可能性があるため注意しましょう。
また、ウォールアートを購入した際には、緩衝材をすぐに外して空気に触れさせましょう。
以上のポイントを押さえて、お気に入りのウォールアートを綺麗な状態で長く楽しみましょう。
ウォールアートはインテリアとの統一感を意識して
お部屋にウォールアートを飾る際にはインテリアとの統一性を意識しましょう。
カラーやテイストなどを合わせることで、まとまりのあるおしゃれな空間に仕上がります。
また、ウォールアートは、紫外線やエアコンの風が当たらない場所に飾って長持ちさせましょう。