憧れのウッドデッキ!おしゃれなインテリアにするポイント

最終更新日:2019/08/27

自宅で過ごす時は、食事をしたり、ゴロゴロするなど、室内で寛ぐという方が多いのではないでしょうか。

もし、ウッドデッキでゆっくりと寛いだり、食事をすることができるのならば、自宅で過ごす時間の楽しみ方も増えて、より充実した生活を送ることができるでしょう。

そこで今回は、快適でおしゃれなウッドデッキインテリアを作り上げるポイントをまとめました。

ぜひ、参考にしてみてください。

ウッドデッキの魅力を知ろう!

ウッドデッキとは、地面より1段高いところに設置された、木製のテラスのことです。

硬く丈夫で防腐性に優れた天然木材が使われることも多いのですが、最近は本物そっくりの見た目と質感の樹脂木も増えてきました。

一戸建て以外にも、大きなバルコニーさえあれば、マンションでも設置が可能です。

近年更に人気が高まっているウッドデッキですが、どのような魅力があるのでしょうか。

ウッドデッキは、室内の床とほぼ同じ高さで設置をしますので、リビングから見ると奥行きが出て、開放感のある大きな空間に感じられます。

また、芝生や土であれば履物が必要ですが、裸足で出られるという気軽さがあります。

リビングの延長線のような感覚で使えますので、子供の遊び場にもぴったりです。

リビングと同じ高さなので、ビニールプールで子供を遊ばせていても、リビングからしっかり見守ってあげることもできます。

それから、家族でBBQを楽しんだり、テーブルやイスなどのインテリアアイテムを用意して、ゆっくり食事やお酒を楽しむ、おしゃれな時間を過ごすのも良いでしょう。

リビングとの出入りが簡単なため、食器などの片付けもスムーズに行うことができます。

ウッドデッキで実現!アウトドアリビングのある暮らし

アウトドアリビングとは、文字通り屋外にある「第2のリビング」で、最近は家作りのアクセントとして幅広い世代に人気です。

太陽の光や風を感じられる開放的な空間で、ゆったりと過ごす時間はさぞかし格別でしょう。

そこで、快適に過ごすために取り入れたい、おすすめアイテムをご紹介します。

屋外にいる限り避けられないのが、強い日差しや急な雨です。

特に日差しは熱中症になってしまう可能性があるため、しっかりと対策をしましょう。

ガーデンパラソルは、庭に設置することを想定して作られており、持ち運びができるタイプも多く、気軽に取り入れることができます。

ウッドデッキがおしゃれなカフェテリア風のインテリアに、あっという間に変身です。

また、オーニングも日差し・雨除けには大変有効です。

家の壁面に取り付けて電動で動かすような本格仕様のものから、気軽に取り外しできるテントタイプや突っ張り棒タイプまで様々です。

それから、テーブルやイスを置くとゆっくりとくつろげますね。

室内用ではなく、屋外用に作られたガーデンセットを選びましょう。

屋外用のテーブルやイスは、様々な素材やデザインで作られていて、雨風には比較的強くなっています。

室内と同じようなインテリアでも良いですが、全く違う雰囲気にしてしまうのも楽しいでしょう。

おしゃれなインテリアにしたい!ウッドデッキにおすすめの家具の素材

ウッドデッキに置く家具を選ぶ際に、おしゃれな見た目の他に、重要なポイントが2つあります。

それは、「耐久性」と「持ち運びのしやすさ」です。

アウトドアリビングとしてウッドデッキを使う場合、使う度に片付けるのは面倒です。

そのため、置きっぱなしにするとなると、家具は常に紫外線や雨風にさらされることになるので、耐久性は大事です。

また、台風など、いざ家具を移動させようとした時に、重くて動かせないということのないように、持ち運びのしやすさも考えて家具選びをしましょう。

●高密度ポリエチレン製

水だけではなく、紫外線にも強い素材なので、屋外に出したままでも大丈夫です。

メンテナンスも簡単で、汚れた場合は水をかけて丸洗いすることができます。

そして、熱にも強いため、熱いコップやお皿をのせても安心です。

繊細に編み込まれたデザインは人工ラタンともいわれていて、ホテルのプールサイドの家具としてもよく見かけます。

ウッドデッキとの相性も良く、リゾートのようなラグジュアリーテイストはもちろん、アジアンなインテリアにもぴったりです。

高密度ポリエチレン材は、軽くて持ち運びも簡単で、屋外家具には大変優秀な素材です。

●塩化ビニール製

雨水に強く、軽くて持ち運びも簡単ですが、紫外線に弱いため、長期間日光にさらされていると劣化が早まります。

しかし、比較的安価な価格で購入できますので、まずはリーズナブルに気軽に楽しみたい方には良いでしょう。

マンションのバルコニーでも大丈夫!ウッドデッキインテリアを楽しもう

ウッドデッキは一戸建てのものではなく、マンションでもある程度の広さがあれば、バルコニーに作ることができます。

バルコニーは洗濯物を干す時しか使わないという方も、おしゃれにバルコニーを演出してみてはいかがでしょうか。

「できるだけ手間とコストをかけたくない」という方には、ホームセンターや100均にもある「すのこ」がおすすめです。

敷くだけで簡単にウッドデッキ風インテリアになりますし、自分の好きなようにペイントすることができます。

また、ウッドパネルは、リーズナブルな価格で手に入りますし、パネル同士をはめ込んで敷いていくだけなので簡単です。

ウッドパネルは、組み合わせ次第で、様々な表情になります。

例えば、平行に敷いていくとすっきりシンプルな雰囲気に、市松模様に敷いていくと華やかな雰囲気に仕上がります。

少し上級者向けになりますが、防腐剤を染み込ませたSPF材を使い、ウッドデッキをDIYするのも良いでしょう。

SPF材はホームセンターで手に入りますし、価格も安く、ウッドデッキDIYには最適な木材です。

それから、人工芝を組み合わせてみたり、玉砂利を隙間に敷き詰めてみると、より庭のような自然な雰囲気のバルコニーになります。

しかし、注意点として、バルコニーには避難用のハッチがある場合が多いので、いざという時に支障がないように、気を付けながら設置をしていきましょう。

ウッドデッキをおしゃれに演出!照明選びのポイント

ウッドデッキでは昼だけでなく、夜もお酒を楽しんだり、涼んだり、思い思いの時間を過ごすことができます。

そして、夜のウッドデッキで快適に過ごす時に必要なのが、照明です。

照明は、明るく照らすという本来の役割の他に、インテリアをおしゃれに演出してくれます。

まず、ウッドデッキに照明を取り付ける場合、どこに設置するか考えましょう。

よくある例としては、軒下から吊り下げたり、庭にガーデンライトを埋め込むというケースです。

その他にも、ウッドデッキにそのまま置いたり、手すりがあれば、そこに取り付けたりすることもできます。

そして、ウッドデッキに使う照明器具として欲しい機能はいくつかありますが、まず挙げられるのが屋外で電源を確保する必要のない、ソーラータイプです。

また、案外見落としがちなのが虫除け機能です。

外で明るい照明を点けると虫が寄ってきてしまって、リラックスどころではなくなってしまうため、虫除け機能はあったほうが良いでしょう。

最後に、照明のタイプです。

照明には様々な種類がありますが、気軽に取り入れやすいのがガーランドライトやランタンです。

ガーランドライトは吊り下げ式のライトで、ウッドデッキのアクセントとなり、おしゃれなデザインのものが多いです。

ランタンは、空間を柔らかい光でおしゃれに演出してくれます。

そのままウッドデッキに置いたり、吊り下げて使ったりと、状況によって様々な使い方ができます。

お手本は海外のインテリア!おしゃれにアレンジしよう

SNSなどの写真を見てみると、ウッドデッキやお庭に作られたアウトドアリビングなどの、おしゃれな海外インテリアに魅了される方も多いでしょう。

日本の住宅では難しいと思う方もいるかもしれませんが、おしゃれで素敵なアイデアを参考にしてみてください。

まず、海外のアウトドアリビングで非常に多く取り入れられているのが、お花やグリーンを取り入れたインテリアです。

お庭にたくさんのグリーンがあったとしても、テーブルの上にお花を飾るなど、ちょっとした工夫で空間が華やぎます。

また、海外でキャンドルは、インテリアを演出してくれる身近な存在です。

夜は、ライトとはひと味違う、柔らかい雰囲気の光を楽しんでみるのも良いかもしれません。

それから、屋外家具だけでは少し寂しい印象になりがちなので、ファブリック類で彩りを加えてみるのもおすすめです。

屋外にラグを敷くイメージはないかもしれませんが、思い切ってアウトドアラグを購入してみるのも良いでしょう。

最近はフォトジェニックな柄やカラーのアウトドアラグがたくさんあり、敷くとあっという間におしゃれな雰囲気になりますし、そのままゴロンとお昼寝もできる優れものです。

そして、インテリアのアクセントとなるようなクッションを置いてみると、おしゃれなだけではなく、居心地も良くなります。

ウッドデッキインテリアは、屋外用アイテムを使っておしゃれにアレンジを楽しもう!

ウッドデッキはアウトドアリビングとして使うことができ、マンションのバルコニーでも設置ができます。

色々なアイテムや家具で、おしゃれにアレンジしてみましょう。

家具は、「耐久性」と「持ち運びのしやすさ」を重視して選ぶのがポイントです。

また、パラソルやオーニングでしっかり日除け対策をしてください。

海外インテリアのように、お花やファブリックを取り入れてみたり、照明でおしゃれに演出するなど楽しみ方も様々です。