バスチェアでお風呂をおしゃれに!タイプ別の特徴をご紹介!

最終更新日:2019/08/04

お風呂で使うバスチェア、購入する時に皆さんは何を基準にしているでしょうか。

バスチェアを購入するのは、結婚して新居を構える時や一人暮らしを始める時、ただ汚れたから買い替える時と様々な理由があることでしょう。

しかし、そう頻繁に買い替えるものでもありませんから、購入する時にはおしゃれで素敵なものを選びたいものです。

今回は、お風呂で使用するバスチェアにはどんな種類があるのか、それぞれの特徴と併せてご紹介しましょう。

バスチェアを選ぶ時の基準は?

おしゃれなバスチェアをご紹介する前に、まずはバスチェアを選ぶ時の基準から考えてみましょう。

素敵なお風呂におしゃれなバスチェアを置きたいのはもちろんですが、毎日使用するものだからこそ使い勝手が悪くては意味がありません。

そのため、まず第一に考えるのは、自分や家族が使いやすい形状であるか、丁度良いサイズであるか、ということです。

バスチェアには様々な形状があり後程じっくりとご紹介しますが、座りやすい形はひとりひとり異なります。

また、座面の広さだけではなく床からの高さや浴室カウンターとの高低差も使い勝手と大きく関わりますので確認しておく必要があります。

次に、お手入れ方法も考えるようにしましょう。

お風呂掃除が大好きで、こまめに隅から隅まで掃除をするという方であればお手入れのしやすさはあまり問題になりませんが、場所が浴室である以上お手入れの仕方によってはカビが発生してしまう可能性もあります。

「自分はずぼらだから」「掃除は苦手だから」と思う方は、できるだけ湿気を逃すタイプの形状を選んだほうが安心して使うことができるでしょう。

そして、最後に見た目や価格が挙げられます。

自分や家族の条件に合ったチェアの中から好みのタイプを選びたいところですが、近年はおしゃれなバスグッズがたくさんあるので、簡単には出せない金額だという場合もあります。

これら全ての条件を満たせる素敵なバスチェアを探してみるようにしましょう。

安価で手に入れやすい安定の箱型バスチェア

それでは、ここからはタイプ別にバスチェアをご紹介しましょう。

最初にご紹介するのは、最もポピュラーな形の箱型バスチェアです。

箱型バスチェアというのは、口の開いた箱をそのままひっくり返した形のことで、必ずしも四角いわけではなく楕円形のものも多くあります。

素材は主にポリエチレンやポリプロピレンが多く、ホームセンターなどで販売しているので安価で一番簡単に手に入れられるバスチェアといえるでしょう。

しかし、ポピュラーで安価だからといっても、決しておしゃれではないというわけではありません。

ポピュラーだからこそ豊富なカラー展開があり、高さや幅などサイズ展開も多くあるため、自宅のお風呂に合うチェアを選びやすいともいえます。

ただし、デメリットとしてチェアの中の通気性が悪いことが挙げられます。

箱型はどうしても湿気が中にこもってしまうため、一日の終わりには水滴を拭き取ったり、逆さにひっくり返した状態で換気扇をかけたりとお手入れは必要になります。

近年は、少しでも通気性が良くなるように完全な箱型ではなく、脚を大きく残す形でアーチ型に間を切り取っているものもあります。

どちらにしても、床との設置面積が大きいため、安全に使用することができるのもポイントのひとつです。

シンプルなのにおしゃれなコノ字型バスチェア

次にご紹介するのは、シンプルなコノ字型のバスチェアです。

コノ字型のバスチェアはアクリルでできていることが多く、座面がわずかに曲線を描いているので武骨なコノ字ではなくやわらかな印象を与えてくれます。

アクリルでできているバスチェアは透明感が高いので、カラーや柄を入れながらも透けて見える絶妙におしゃれな模様が非常に人気の高いものです。

表面もただ透けているだけではなく艶やかに光を反射させてくれるので、清潔感があって明るい浴室になることでしょう。

もちろん透けないタイプのカラーもありますし、柄だけを透かさない絶妙な美しさを持つものもありますので、コノ字型はおしゃれなバスチェアの代名詞ともいえますね。

コノ字型のバスチェアはその形状から通気性は良く、カウンターなどに引っ掛けて置くだけでもカビ対策になります。

アクリルは元々汚れにくくもあるので、お手入れのしやすい素材といえます。

汚れが気になる方は、あえて透明のものを選べば汚れやカビに気付きやすく、こまめにお手入れができると考えます。

同じ素材で同じ柄のボウルとセット販売されていることも多いため、揃えてお風呂に置いておくと、よりお風呂タイムを楽しむことができそうですね。

まるで普通のイス!四本脚のバスチェア

さて、バスチェアの中にも普通のイスのような四本脚のタイプがあります。

ここまでにご紹介した箱型やコノ字型よりは数が少ないのですが、バリエーションはいくつかあります。

イスの座面に四本の脚があるスツールタイプ、座面にアルミのパイプなど素材の違うものを取り付けるタイプ、完全に普通のイスを小さくしたような背もたれ付きタイプなど、脚が四本であること以外には全く特徴の違うものも多くあります。

四本脚タイプは、見た目で分かる通り通気性が良くお手入れは簡単です。

また、比較的高さのあるものが多いため、脚の悪い方や年配の方などには安心して使ってもらえるのもポイントのひとつでしょう。

特に、背もたれのあるタイプを選べばチェアが高くてもしっかりと背中を支えてくれるので、より安心できると考えます。

一方で、高さがある分座面も広いため、狭い浴室だと少々大きさが気になることもあるかもしれません。

しかしながら、四本脚であることで向こう側へ視線が抜けるため、それほどには圧迫感を感じることもないでしょう。

もちろん見た目におしゃれなことも大きなポイントのひとつで、バスチェアには見えないその形状が他のチェアとは一線を画しています。

懐かしくもおしゃれで落ち着きのある和風のバスチェア

ここでご紹介するのは、昔から銭湯や温泉でもよく見かけることのある和風の木製バスチェアです。

木製のバスチェアは一般的にヒノキや杉が使われることが多く、形はコの字にロの字などシンプルなものが多いものです。

木製のバスチェアの魅力はなんといってもお湯を掛けた時に立ちのぼる香りですが、夏は涼しく冬はほんのりと温かい座り心地も定評があります。

また、ひとつひとつ違う木目の美しさも多くの方に好まれることでしょう。

木製の湯桶やすのこと一緒に使用すれば、浴室内が和の雰囲気でとてもおしゃれな空間になりそうですね。

唯一のデメリットといえば、木材でできているために浴室内に置いたままだとカビがつきやすいことです。

そのため、使用した後には汚れや水気をよく切って、風通しの良い場所でしっかりと乾かす必要があります。

頻繁なお手入れが苦手な方は、青森ヒバのバスチェアを選んでみてはいかがでしょうか。

香木と呼ばれるほどに香りが高いヒバは、抗菌性も高いので他の木材と比べると格段にカビにくい傾向にあります。

湯桶やすのこも青森ヒバで作られているものがあるので、揃えることでより浴室内を清潔に保つことができるでしょう。

金額的には他の木材と比べて少々高値ですが、耐久性も高いので決して高すぎることはない商品と言えます。

赤ちゃんにもおしゃれなバスチェアで気持ちの良いお風呂タイムを

最後にご紹介するのは、赤ちゃん用のバスチェアです。

バスチェアが必要なのは大人だけではありません。

むしろ、赤ちゃんやまだ上手に歩くことができない小さな子どもにこそ安全にお風呂に入ってもらうため、バスチェアは必要だと言えるでしょう。

赤ちゃん用のバスチェアも種類が豊富で、プラスチック製にビニール製、メッシュで水が流れやすいものやスポンジでできたベッドタイプなどもあります。

形にもメーカーのこだわりがあり、座椅子のように斜めに寝転ぶタイプや滑り落ちないようにハンドルが付いているタイプ、バウンサーのようなタイプもあります。

赤ちゃん用のバスチェアはカラー展開も多く、赤ちゃんの好む原色カラーでまとめたものややさしいパステルカラー、アニマルやキャラクターものまで豊富に揃っています。

どれもとてもかわいらしいのですが、浴室をおしゃれにしたいと考える方にはキャラクターものやハンドルの付いたタイプのバスチェアは好まれないかもしれません。

座椅子型やバウンサータイプのシンプルな形で、好みのカラーを選んだ方が間違いないといえるでしょう。

もちろん、赤ちゃんの安全性が第一ですので、月齢に合ったものを使用するようにしましょう。

よく動く元気な赤ちゃんの場合には、滑り止めが付いているタイプの方が安全です。

自分や家族に合ったバスチェアを選ぼう

毎日入るお風呂だからこそ、おしゃれなバスチェアを選びたいという方もいることでしょう。

バスチェアには様々な種類があり、おしゃれなデザインのものも多くあります。

しかし好みだけで選んでしまうと、形状や素材によっては使い勝手に影響する場合もあります。

そのため、自分やご家族に合ったバスチェアを選ぶことが大切です。

また大人だけでなく、赤ちゃんにもバスチェアは必須といえますので、赤ちゃんの安全のことも考えて選んでみてください。