ダイニングチェア用クッションがおすすめ!選び方のコツ伝授

最終更新日:2019/09/26

座面が布張りでないダイニングチェアはどうしてもお尻が痛くなってしまいますし、冬場はひんやりと冷たく感じることもあります。

日々の食事で家族が使用するダイニングチェアの座り心地はとても重要ですよね。

そこで、おすすめしたいアイテムが、ダイニングチェアの座面に取り付けるクッションです。

使用感やメンテナンスなどを考慮しつつ、お部屋のインテリアの1つとしてのクッション選びのポイントをまとめています。

ダイニングチェアは座り心地が大切!

ダイニングスペースを毎日の食事はもちろん、ちょっとしたティータイムをする場所として利用されているご家庭は多いと思います。

家族みんなが集まる寛ぎのスペースの1つとも言えますね。

また、お子さんが宿題をする場所であったりと、デスクワークをする場所として利用することもありますよね。

このように、ご家族みんなが利用するダイニングに配置されたダイニングチェアは、ゆったりと寛ぎ、長時間過ごすことも可能な座り心地であることがとても重要になってきます。

ダイニングチェアには様々な種類のものがあります。

座面が布張りになっているものや布製のソファタイプのものですと、お尻や背にあたる部分が柔らかくフィットし、快適な座り心地のものが多いのでそれほど問題ではありません。

しかし、木製やプラスチック製、スチール製のダイニングチェアは硬い質感のものが多く、座っている間にお尻が痛くなることもあります。

背もたれのないタイプですと、更に座り心地が気になってしまいますよね。

こんな時におすすめなのが、ダイニングチェアの座面にクッションを取り付ける方法です。

ダイニングチェア用のクッションってどんなもの?

ダイニングチェアの座面に使用するクッションは、チェアシートやチェアパットとも呼ばれています。

布製のものが一般的ですが、使用される生地の種類は様々です。

綿素材やポリエステルをはじめ、保温効果も兼ね備えた羊毛やスウェード素材のものなどもあります。

ダイニングチェアの座面に季節ごとに素材の異なるクッションを取り付けるだけで、年中快適に使用することができますよね。

また、座り心地を重視した低反発や高反発素材のものもありますし、ふんわりとした質感を好むのでしたら、高密度ウレタン素材を中材として使用したタイプもおすすめです。

更に、骨盤や姿勢の矯正ができる高性能なものまで販売されています。

このような機能面はもちろんのこと、各素材ごとのカラーバリエーションも豊富ですし、お子さんに喜ばれるような可愛らしいものやシックな雰囲気のものなど、デザイン性を考慮したものがたくさん販売されています。

様々な種類の中から、各ご家庭のダイニングチェアに最適な座面用クッション選びについて考えていきましょう。

ダイニングチェア用クッションは厚みがポイント!

ダイニングチェアの座面に使用するクッション選びでまず押さえておきたいのが、厚みです。

中綿がたっぷりと使用されたしっかりと厚みのあるものは、フワフワとして気持ちよく、座り心地がいいものですよね。

和室で使用する座布団などは、このような厚みのあるタイプももちろん重宝されます。

しかし、ダイニングチェアの座面に取り付けることを考えると、たっぷりと厚みのあるタイプはあまりおすすめできません。

厚みがありすぎると座面が高くなり、不安定な座り心地になってしまうと言われているからです。

また、あまり薄すぎると座面の硬い質感がダイレクトにお尻に伝わってしまいます。

これでは、座面にクッションを取り付けている意味がありませんよね。

厚すぎず薄すぎずというのが、快適に使用できるダイニングチェア用のクッション選びのポイントになります。

5cm前後を厚みの目安としてみましょう。

骨盤や姿勢の矯正ができるタイプのクッションは厚みがあるものが多いので、実際の使用感を試してからの購入をおすすめします。

ダイニングチェアの座面の形状、サイズに合ったクッションを!

ダイニングチェア用のクッション選びで次に注意したいのが、座面の形状やサイズに合ったものであるかということです。

骨盤や姿勢の矯正ができるタイプのクッションには特殊な形状のものが多いとされていますが、一般的には丸型やスクエア型が多く販売されています。

ご家庭でお使いのダイニングチェアの座面の形状に合ったものを選びましょう。

丸型の座面にスクエア型のクッションを取り付けると、はみ出てしまうことは明らかですよね。

逆に、四角い座面に丸型のクッションは使用できないことはありませんが、ダイニングチェアの座面全体をカバーすることが難しくなります。

また、丸型やスクエア型の形状が座面とぴったりであっても、サイズが異なると座り心地がよくありません。

大きすぎるクッションは座面からはみ出て、腰掛けた時に座面から滑りやすくなってしまいますし、小さすぎてもお尻にフィットしません。

もちろん、見た目にもなんとなく不恰好で、せっかくデザインにこだわったものを選んでも台無しですよね。

座面の形状とサイズをしっかりと把握してから、クッションを選びましょう。

ダイニングチェア用クッションは洗濯できるかがポイント!

ダイニングチェアは基本的に食事の際に使用するため、座面に取り付けるクッションは、食べこぼしなどによって汚れやすくなります。

小さいお子さんがいらっしゃるご家庭では特に、食べものや飲み物によるシミの付着が考えられますよね。

また、日々使用するものですので、汗などによって汚れてしまうことも把握しておきましょう。

汗による湿気で座面が蒸れやすい夏場などは、クッションの汚れが特に気になるものです。

ここで、ダイニングチェアに取り付けるクッション選びで重要なのが、選択できる素材であるかということになります。

デザイン性のみにこだわらず、素材選びに注意してみましょう。

まずは、選択表示を確認することをおすすめします。

洗濯機でじゃぶじゃぶ洗える綿100%やポリエステル素材のものがおすすめです。

また、洗える素材であっても、色落ちしやすいものがあることも念頭に入れておきましょう。

低反発や高反発素材を使用したものですと洗濯が難しいものが多いため、抗菌加工や防臭加工が施されているものを選び、メンテナンス方法なども確認しておきましょう。

お部屋の雰囲気に合ったダイニングチェア用クッション選びを心掛けよう!

最後になりましたが、ダイニングチェアの座面に取り付けるクッションは、デザインにこだわることももちろん大切です。

お使いのダイニングチェアはもちろん、お部屋全体の雰囲気に合ったデザインのクッションを選んでみましょう。

座面に取り付けるクッション1つで、お部屋全体のイメージがガラリと変わってきます。

例えば、北欧テイストのインテリアでまとめたダイニングでしたら、シープスキンと呼ばれる羊革や羊毛を使用した落ち着いた色味のクッションを合わせて、シンプルでシックな雰囲気にまとめることができます。

また、同じ北欧テイストでも、鮮やかな色使いの可愛らしいデザインのクッションを合わせて、小物にこだわった洒落なカフェのような雰囲気に演出することもできますね。

ブルックリンやインダストリアルテイストのいわゆる男前インテリアには、お洒落なロゴ入りのクッションなどを合わせて、クールな雰囲気を際立たせることも可能です。

遊び心も取り入れて、小さなお子さん用のダイニングチェアにはイラストなどの入ったキュートなデザインのものを選んでみてもいいですし、シンプルなテイストに、敢えてビビットカラーのカラフルなクッションを合わせるのも素敵ですね。

ダイニングチェアのクッション選びを、是非、楽しんでみましょう。

機能性を考えつつインテリアの1つとしてダイニングチェアにクッションを!

ダイニングチェアの座面にクッションを取り付けるだけで、座り心地が格段に良くなります。

特に、木製やプラスチック製、スチール製などの座面が硬いダイニングチェアにはおすすめです。

また、クッションを取り付けることで、ダイニングチェアだけでなくダイニングスペース全体の雰囲気を変えることができます。

お部屋を彩るインテリアの1つとしても、ダイニングチェア用クッションを上手に活用してみましょう。