近年、北欧風の家具や雑貨が人気を集めています。
スタイリッシュでシンプルかつ、あたたかみのある北欧インテリアはおしゃれですよね。
お家を北欧風でそろえている場合、空間ごとにどのようなオープンシェルフがおすすめなのかご紹介します。
また、オープンシェルフに収納するものについても、あわせてご紹介します。
リビングのオープンシェルフは実用性を考えて収納できるものがおすすめ
北欧風のオープンシェルフといえば、木製のものがおすすめです。
北欧家具は、自然のあたたかみを感じられるのが特徴の1つです。
例えば、側面は白に塗装された木で、天板は塗装していないナチュラルな木を使ったオープンシェルフなら、その色合いだけで北欧風と感じられておしゃれです。
他にも、木製で真四角のキューブ型をモチーフにしたオープンシェルフも北欧風といえるインテリアでしょう。
そして、リビングの場合、収納の目的に合ったオープンシェルフを選ぶのも重要です。
まず、職業柄仕事を持ち帰る可能性がある方は、仕事で使う書類やパソコンを収納したいと思うことでしょう。
また、リビングで趣味を楽しむために、道具を使う方もいらっしゃることでしょう。
その場合、収納するものの大きさに合わせたオープンシェルフを選ぶようにします。
つぎに、子供のいるご家庭の場合、幼稚園や保育園、学校で使う勉強道具などを収納できるオープンシェルフを選ぶようにします。
子供でも手の届く高さのオープンシェルフなら、自分で片付けができるのでおすすめです。
キッチンのオープンシェルフは見せる収納!
キッチンのオープンシェルフには、白や黒のスチールフレームに木製の天板が使われたものがおしゃれです。
黒のフレームでこげ茶の木製天板のオープンシェルフなら、ヴィンテージ風の雰囲気を感じられます。
一方、白のフレームにナチュラルの木製天板のオープンシェルフなら、スタイリッシュな雰囲気を感じられます。
どちらも、北欧風のインテリアになじみやすいでしょう。
このオープンシェルフには、キッチンで使うアイテムを収納しましょう。
●調味料
煩雑になりやすい調味料類はオープンシェルフに収納すると、おしゃれに片付きます。
砂糖や塩など、よく使う調味料やスパイスなどを並べて収納します。
それぞれの調味料をガラスボトルに入れてラベリングすると、統一されてさらにおしゃれな見た目になるでしょう。
●キッチン家電
コーヒーメーカーやミキサー、ポットや炊飯器などの家電類を置いても使いやすいでしょう。
ただ、ポットや炊飯器などは蒸気が出るので、引き出し式の天板となっているオープンシェルフを選ぶか、オープンシェルフの最上段に配置する必要があります。
●食器
毎日使うお皿やお椀、コップやマグカップ、カトラリー類などはすぐに手に取れるオープンシェルフに収納しておくと便利です。
毎日使用する食器類はある程度限られているので、見た目もきれいに収納できます。
ベッドサイドはおしゃれなS字オープンシェルフがおすすめ!
ここでは、寝室の空間におすすめのオープンシェルフをご紹介します。
寝室といえば、ベッドサイドですね。
ベッドサイドには、S字のオープンシェルフがおすすめです。
こちらもキッチンと同じく、黒や白のフレームに木製の天板でつくられているものです。
北欧らしさを感じられるオープンシェルフですね。
「S」の字のように、上に天板、縦の板があり、真ん中の天板、縦の板があり、下の天板というかたちをしています。
寝室で使うものをひとまとめに収納できる、S字オープンシェルフを取り入れてみませんか。
ベッドサイドにちょうどいい高さのオープンシェルフなら、上の天板には、目覚まし時計やペンダントライトなどの間接照明を置き、真ん中の天板にはスマートフォンやエアコンや照明のリモコン、下の天板にはよく読むお気に入りの本を置くというような使い方ができます。
おしゃれで実用性のあるオープンシェルフです。
スタイリッシュでおしゃれなオープンシェルフはランドリーゾーンでも活躍!
脱衣所や洗面所といえば、洗濯機がおいてあることが多いでしょう。
そのランドリゾーンでは、すっきりとスタイリッシュなオープンシェルフがおすすめです。
扉のついた収納は、脱衣所や洗面所のような湿気のこもりやすい空間ではあまりおすすめできません。
オープンシェルフであれば、通気性が確保できます。
特に白のフレームでつくられたオープンシェルフは、おしゃれで清潔感があります。
洗濯機の上には、洗剤類やバスタオルなど毎日利用するものを収納できます。
ただ、白フレームのオープンシェルフだけでは、北欧らしいあたたかみを感じられませんから、籐かごなどを利用してみてはいかがでしょうか。
籐かごには、洗濯で使うネットを入れたり、ドライヤーやカミソリなど、洗面所で使う小物類を入れたりできます。
おしゃれなウォールシェルフは便利!
玄関や階段、トイレなどは奥行きのあるオープンシェルフを置くスペースが確保できない場合も多いでしょう。
そこで便利なのが、ウォールシェルフです。
ウォールシェルフは、壁に簡単に取り付けられます。
ちょっとしたものを置けるため、便利でおしゃれなオープンシェルフです。
玄関では、ウォールシェルフのなかでも、フックがついているフックシェルフがおすすめです。
これは、天板の下にフックがついているので、鍵をかけられます。
階段では、ウォールシェルフに観葉植物を置いてみてはいかがでしょうか。
殺風景な階段に観葉植物を置くことで、ちょっとした癒しを感じられるでしょう。
また、家族の写真を飾るのもいいですね。
結婚式や七五三、子供の誕生日を並べて飾れば、成長を感じられますね。
そして、ウォールシェルフはトイレにもおすすめです。
トイレは収納がない場合もあります。
そこで、少し幅広のウォールシェルフにすれば、トイレットペーパーのストックや消臭剤などの置き場にです。
また、英字があしらわれたブリキ缶にサニタリー用品を入れて、ウォールシェルフに置けば、北欧風に見せつつ、便利でおしゃれな収納となります。
おしゃれに収納できるオープンシェルフの注意点とは?
最後にオープンシェルフの注意点をお伝えします。
サッと手に取れるのがオープンシェルフの最大の魅力です。
しかし、それゆえに、落下しやすいという点も考えなくてはなりません。
例えば、キッチン用品や小物類をオープンシェルフに置く場合、落下して怪我をする可能性が考えられるなら、すべり止めマットを敷くといった対策をしましょう。
また、リビングや寝室では読書をすることも多く、本を収納するオープンシェルフを使う方も多いでしょう。
本棚としてオープンシェルフを活用するなら、背の高いオープンシェルフより、背の低いオープンシェルフであれば、万が一倒れたとしても安心です。
収納量を確保できる背の高いオープンシェルフを使う場合は、天井や壁に固定して使える耐震グッズで備えましょう。
そして、オープンシェルフは「見せる収納棚」です。
キャパを超えて詰め込み過ぎてしまうような収納だと、しまいにくく取り出しにくい状態となってしまい、生活感が出てしまい、おしゃれに見えません。
つまり、シェルフ内は余裕をもたせ、種類ごとにまとめて置くようにすると統一性が感じられ、きれいに見えます。
オープンシェルフとはいえ、目隠ししたいものを置きたい場合もあるでしょう。
見られたくないようなものは、ヴィンテージ風の木箱や英字が書かれたブリキ缶、籐かごなどを用意してその中に収納し、オープンシェルフに置けば、北欧らしい見た目を保ちつつ、おしゃれに目隠しができますよ。
北欧風のオープンシェルフでおしゃれに収納しよう!
木製のオープンシェルフやスチールのオープンシェルフは、北欧風のインテリアによくなじみます。
リビング、キッチン、寝室、ランドリーゾーンの収納についてご紹介しました。
また、玄関や階段、トイレはウォールシェルフなら場所をとらず飾ったり収納したりできます。
空間ごとで、収納するアイテムが変わりますから、目的に合わせてオープンシェルフを選びましょう。
オープンシェルフは取り出しやすくてしまいやすいのが魅力ですが、地震対策も考慮しましょう。