スツールは、デザインも大きさも様々で、どれを選べばいいか迷ってしまいませんか?
お手ごろ価格の商品の中から「コレがおしゃれ!」と宣伝され、一時的に流行するようなアイテムには心惹かれない、そのような方もいるのではないでしょうか。
一生使いたいと思うような価値のあるものを探している方には、デザイナーズ家具もおすすめです。
「モダンインテリアを引き立たせる、真っ白なスツールが欲しい」と考えている方に、世界で人気のイタリアン家具ブランドから、選りすぐりの商品をご紹介します。
スツールは便利なだけじゃない
スツールは、リビングや寝室、玄関、子供部屋など、あらゆる場所で使えて場所をとりません。
収納できるタイプやスタッキングできるタイプも便利です。
座るだけでなく、サイドテーブルやオットマンとして使ったり、花やインテリアを飾る台にしたりと、さまざまな使い方をすることができます。
しかし、スツールの魅力は使いやすさだけではありません。
デザインがおしゃれなスツールなら、廊下に並べて置いたり、ただ壁際に一つ置いておいたりするだけでも絵になります。
陽の光がやわらかく差し込む壁際に、お気に入りの美しいスツールがあるところを想像してみてください。
普段は控えめな白のスツールでも、日差しに照らされると陰影が生まれます。
壁に映ったスツールの影は時間の流れとともに表情を変えます。
ただの便利な椅子ではなく、一つあるだけでインテリアコーディネートのアクセントにできるような、個性的で存在感のあるスツールが欲しいと思いませんか。
「どこにでもある、すぐに見つかる、無難なデザインの家具に飽きてきた」
そのような方におすすめのスツールと、それを扱うブランドの魅力をご紹介します。
Minottiのおしゃれスツール!白以外もかわいい
●Minotti(ミノッティ) CESAR(シーザー) コーヒーテーブル
ロドルフォ・ドルドーニ氏がデザインしたサイドテーブル「CESAR」は、スツールとしても使えます。
短い円柱の中央をくぼませたようなデザインで、透明感のある白も存在感抜群です。
砂時計を連想する方もいらっしゃるかもしれません。
彫刻のような繊細なフォルムや、上品なツヤ感がおしゃれです。
サイズは直径36cm×高さ48cm、参考価格は294,800円(税込)です。
☆Minottiについて
メイド・イン・イタリアの老舗家具ブランドで、ラグジュアリーでモダンな世界観を提案しています。
ミノッティ兄弟と、建築家でありデザイナーのロドルフォ・ドルドーニ氏がつくり続けてきたのは、「モノ」ではなく「空間」。
計算しつくされた一枚の絵画のようなインテリアコーディネートを生み出し、世界中にファンを増やし続けています。
Cassinaのカウンタースツール!すっきり見えておしゃれ
●Cassina-ixc(カッシーナ・イクスシー) LASTMINUTE(ラストミニット) カウンタースツール
ほっそりとした脚(スチールパイプ)と、やわらかい曲線を描いた薄い座面が特徴です。
スツールを後ろ側から見た座面裏のシルエットにまでこだわった、おしゃれで軽やさを感じるアイテムです。
高さが3種類あり、ロー、ミディアム、ハイの中から選べます。
持ち運びしやすく、ずらっと一列に並べても抜け感があります。
白くてスタイリッシュで、背の高いスツールを探している方におすすめです。
参考価格はローで72,600円(税込)からとなっており、高さによって異なります。
☆Cassinaについて
長くイタリアン家具のトップを走ってきたブランドで、洗練されたラグジュアリーな作品を多く生み出してきました。
ヴィコ・マジストレッティ氏やマリオ・ベリーニ氏、その他にも著名な建築家とコラボし、数々の名作をつくり続けています。
巧みな木工技術、素材を生かすこだわり、そして長く愛されるデザイン。
なかには200万円以上のソファもあり、芸術品のような佇まいと贅沢な座り心地が絶賛されています。
なお、カッシーナ・イクスシーはカッシーナの正規輸入代理店です。
B&B ITALIAの四角いスツールはキャスター付き!白なら柔らかい存在感
●B&B ITALIA(ビー&ビーイタリア) P60 スツール/オットマン
アントニオ・チッテリオ氏がデザインした、柔らかい雰囲気のスクエアスツールです。
シンプルな立方体ですが、キャスター付きなので移動しやすいのが特長です。
座面が広く平らなのでオットマンとして使いやすく、さまざまなインテリアに合わせやすいのも魅力です。
カバーは白以外にもストライプやブラウンなどがあり、どれも洗練されていておしゃれです。
やさしい肌触りのカバーもあるので、触り心地を楽しみたい方におすすめです。
モードなインテリアにも、クラシカルなインテリアにも合わせられるでしょう。
参考価格は306,900円(税込)です。
☆B&B ITALIAについて
B&B ITALIAといえば、世界ではじめて「低温発砲モールドウレタン」の一体成型に成功したブランドです。
伝統を守りながらも、革新的なデザイン、技術を取り入れて成長し続けてきました。
アントニオ・チッテリオ氏は名門ミラノ工科大学で学び、建築家テリー・ドワンとともに、数々の輝かしい実績を残してきたデザイナーです。
「おしゃれ」を超えたデザイン!?Driadeの真っ白なスツール
●Driade(ドリアデ) Koishi スツール
深澤直人氏がデザインしたKoishiは、川の流れで角がとれてなめらかな形状になった小石のような、楕円形のスツールです。
上品なツヤがありオブジェとして飾るだけでも楽しめます。
「おしゃれなスツール」とご紹介するのが申し訳ないような堂々とした存在感です。
白以外にも、オレンジ、青、チャコールグレーがあります。
幅が100cm以上あるので場所をとりますが、モダンでスタイリッシュな逸品です。
参考価格は341,000円(税込)です。
☆Driadeについて
ミラノのピアチェンツァからはじまったイタリアン家具ブランドDriadeは、アヴァンギャルドなデザインで知られています。
革新的、前衛的なアイテムは、一つ間違えれば奇抜、ショッキングだと言われることもあります。
しかしDriadeは、その挑戦的な姿勢と圧倒的なセンスが全世界で高く評価され、根強いファンも多いブランドです。
一度見たら忘れないようなアートな家具が欲しいなら、ぜひDriadeに注目してください。
個性的でありながら品もあり、ストーリーを感じさせるアイテムが見つかるかもしれません。
こだわり抜いた空間に特別なスツールを
完璧なメイク、完璧なヘアスタイル、その仕上げとして選ぶアクセサリーのように、小さくても大切な役目を持っているのがスツールです。
明るく軽やかな白のスツールは一見取り入れやすいように見えますが、デザインや素材感に気を付けて選ばないと、インテリア全体の雰囲気を損ねてしまうことがあります。
例えば、ポップなカラフルメイクに上質なパールのピアス、そしてモードメイクに華奢なハートピアスは似合いません。
スツールそのもののデザインがいくらおしゃれでも、インテリアとの相性が悪ければ、だんだん邪魔なガラクタに見えてくるかもしれません。
色だけでなく、大きさのバランスや素材感が部屋に合うか考えて選ぶようにしましょう。
今回ご紹介したスツールは、何もない廊下にアートと一緒に飾るだけでも様になるような、デザイン性の高いアイテムです。
高価ですが一生モノの価値があるでしょう。
ハイセンスなスツールを選ぼう!
存在感のあるスツールを探している方に、おすすめのアイテムをご紹介しました。
CESAR(シーザー)のスツールは、コンパクトで使いやすく、花瓶を置いて花を飾っても素敵です。
LASTMINUTE(ラストミニット)のカウンタースツールは、スタイリッシュなモノトーンキッチンにぴったりです。
また、スクエア形のP60スツールならオットマンとして使えますし、キャスター付きなので移動が簡単です。
最後にご紹介したKoishiスツールに至っては、何もない空間に一つ配置するだけでもおしゃれです。
ぜひ長く愛用できる一品を見つけてみてください。