どのような部屋の照明を設置していますか。
照明は色や大きさ、形によって、部屋の雰囲気をがらりと変える効果があります。
特に「間接照明」は、それ1つだけで、部屋を落ち着いたおしゃれな雰囲気に変えることができます。
昨今では、間接照明はLEDに対応した高機能な種類も多く販売しています。
そこで今回は、間接照明について特徴やメリットなどを詳しくご紹介していきましょう。
LED対応がおすすめ!間接照明とは?
まずは、間接照明がどのような照明なのかご紹介していきましょう。
部屋に設置する照明には、「直接照明」と「間接照明」があり、昨今ではLEDに対応したものが多くあります。
直接照明とは、部屋全体に光をあて、明るく照らすものです。
リビングや子供部屋などで採用されることが多い、ごく一般的な照明です。
もう一方の間接照明は、壁や天井などに反射させた間接的な光で、部屋を明るく照らすものです。
直接光をあてず、間接的に部屋が照らされることにより、柔らかく優しい光になります。
ムードのあるおしゃれな雰囲気の部屋にすることができ、リラックス効果も期待できます。
壁や天井に光をあてることで、部屋に陰影が生まれ、奥行きのある空間に見せることができます。
この効果により、狭い部屋でも圧迫感のない広い空間に見せることができるのです。
間接照明はデザイン性のあるものが多いため、昼はインテリアの一部として活躍し、夜は優しく部屋を照らす照明として活用できるでしょう。
間接照明を部屋に設置するメリット
前項でご紹介した間接照明の特徴を踏まえ、ここではメリットを見ていきましょう。
部屋に間接照明を設置すると、どのような効果があるのでしょうか。
●疲れを癒す
先ほど、間接照明にはリラックス効果があるとお話ししました。
人の脳は明るい光を見ると覚醒するという特徴がありますが、柔らかく優しい光には自律神経を整える効果が期待できます。
また、部屋の中にできる陰影などにも心を落ち着かせる効果があるため、疲れを癒すためには間接照明のある部屋でゆっくりくつろぐことが効果的です。
●睡眠の質が上がる
体内時計を正しくするには、朝は日光を浴び、就寝前はなるべく薄暗い場所で過ごすと良いとされています。
光には交感神経を刺激する効果があるため、就寝前は間接照明だけをつけた優しい光の部屋で過ごしましょう。
こうするだけで睡眠の質が上がるため、おすすめです。
●部屋が落ち着いた空間になる
間接照明が生み出す陰影によって、部屋を落ち着いた雰囲気にすることができます。
下から天井に向けて光をあてれば、間接的に優しい光で部屋全体が照らされます。
寝室など、落ち着いて過ごしたい場所におすすめの照明です。
続いて、LED対応の間接照明のメリットを見ていきましょう。
LED対応の間接照明!メリットは?
部屋に設置する間接照明には、さまざまなメリットがあることが分かりました。
では、「LEDに対応」した間接照明には、どのようなメリットがあるのでしょうか。
以下で詳しく見ていきましょう。
●寿命が長い
LED対応の間接照明は、寿命がとても長いというメリットがあります。
一般的な白熱電球の寿命は「約2,000時間」、蛍光灯の寿命は「約13,000時間」なのに対し、LEDの寿命は「約40,000時間」となっており、もっとも長く使用できることが分かります。
●電気代などの節約になる
LED対応の間接照明は、白熱電球や蛍光灯と比べて、年間電気代が約1/10だと言われています。
LED自体は値段が高いですが、電気代が安いことや交換時期が長いため、金銭面で節約になると考えられます。
●発熱しない
LEDは発熱しないという特徴があるため、本棚や絵画の近くに設置しても、安心して使用できます。
また赤外線がほとんどないため、照射部分に直接手を触れても熱くなく、小さな子供のいる家庭でも安心して使用できます。
LED対応間接照明にはさまざまな種類がある!
LED対応の間接照明には、さまざまなメリットがあることが分かりました。
間接照明と一口に言っても、たくさんの種類があります。
ここでは、採用されることが多い間接照明の種類をご紹介していきましょう。
●スタンドタイプ
最も人気が高いのは、置き型のスタンドタイプです。
ベッドサイドに置ける小さなものから、床に置いて補助照明となる大きなサイズまであります。
デザインのバリエーションが多く、アジアンテイストや和風、北欧風など、部屋のインテリアに合わせたものが選べます。
●スポットライトタイプ
一点を照らすことのできる、デザイン性のある間接照明です。
ヘッドが動かせるものを選べば、光の当たり具合を調節できるため、好みの陰影を部屋に作り出すことができるでしょう。
●バータイプ
バータイプは細長い、棒状の形をした間接照明です。
狭い場所に設置することに適しており、多いのはテレビと壁の間に設置し、映画館のようなおしゃれなリビングにする方法です。
●テープタイプ
テープタイプは薄いテープ状の間接照明です。
好きな長さにカットして貼り付けて使用でき、防水タイプのものもあります。
ショーケースの内部や、食器棚を照らすのにおすすめです。
間接照明の色は部屋の雰囲気を左右する
間接照明はLED対応でも、対応でなくても、光の色を選ぶことができます。
光の色は、部屋の雰囲気を左右するため、慎重に選ばなければなりません。
以下で照明の色について、詳しくご説明しましょう。
●電球色
間接照明で最も多く見かけるのは電球色でしょう。
オレンジ色の、優しい温かみのある色が特徴です。
リラックス効果が高く、また食器を美しく見せる効果もあることから、寝室やダイニングで採用されることが多いです。
●昼白色
昼白色は、太陽光のような自然な明るさが特徴です。
癖がない色なので、リビングなどで補助照明として使うことに適しています。
●昼光色
昼光色は、昼白色に少し青みを足した色をしています。
青白い光は頭を冷静にさせる効果が期待できます。
手元がはっきりと明るく見えるため、勉強机などの間接照明に取り入れるのがおすすめです。
部屋に設置しよう!LED対応の間接照明のおすすめをご紹介
間接照明にはさまざまな種類がありますが、ここではLED対応のおすすめの間接照明をご紹介しましょう。
【BeauBelle:テーブルライト BBF-026】
サイズ:幅20×奥行20×高さ29cm
テーブルの上に置くことのできる、小振りの間接照明です。
アカシア製の木のお皿がベース部分についているため、小物入れとしても活用できます。
ライトの部分はファブリック素材となっており、ナチュラルで柔らかい雰囲気を醸し出します。
おしゃれで実用性のある、使い勝手の良い間接照明です。
【IKEA:フロアランプ HOLMO 50184172】
サイズ:高さ116×シェード直径22cm
イケアの北欧風の大きな間接照明です。
ライトの部分は和紙でできていますが、洋室にマッチするおしゃれなデザインで、部屋を優しく照らします。
コードが220cmもあるので、部屋のどこにでも置くことが可能です。
【BeauBelle:スポットライト レダ クリップ BBF-016】
サイズ:幅22×奥行12.3×高さ15cm
スポットライトタイプで、クリップでどの場所にも挟んで固定できる間接照明です。
500gほどのミニサイズですが、おしゃれなデザインで存在感があります。
設置場所を気分で変えることができるため、観葉植物を照らしたり、絵画にあてたり、さまざまな演出ができるでしょう。
ブラウン、ナチュラル、ホワイトの3色から選べます。
LED対応のおしゃれな間接照明で部屋を飾ろう
間接照明が部屋にあるだけで、ムードのあるおしゃれな空間にすることができます。
間接照明をより効果的に楽しみたいのであれば、部屋の複数の場所に間接照明を設置してみてください。
間接照明がたくさんあれば、より陰影を多く生むため、高いリラックス効果を実感できるでしょう。
また、間接照明を選ぶなら、メリットの多いLED対応のものがおすすめです。
当記事でご紹介したものを参考にしていただき、理想の間接照明を見つけてくださいね。