「部屋をもっとおしゃれにしたい!」「リラックスできる空間が理想…」という方は、室内に間接照明を取り入れてみましょう。
間接照明にこだわることで、魅力的な空間へと生まれ変わります。
この記事では、間接照明の種類や演出テクニックなどをご紹介していくので、是非とも参考にしてみてください。
部屋がおしゃれになる?間接照明について
間接照明とは、補助的な照明のことを指します。
また、「間接的な用途で取り入れる照明」という意味合いもあるようです。
間接照明を使うことで、大掛かりな模様替えをしなくても、部屋の雰囲気をガラリと変えることができるでしょう。
そのほかには、次のようなメリットが挙げられます。
・部屋がおしゃれな印象になる
・ホテルやバーのように、洗練されたイメージになる
・リラックスしたムードを演出できる
・狭い部屋でも奥行きを与えることができる
・インテリアアイテムとしても使える
間接照明の使い方次第で、さまざまな演出が可能になりますから、そのテクニックを学んでいきましょう。
次項では、間接照明の種類をご紹介します。
間接照明の種類をチェック!
間接照明の種類としては、以下のタイプが主流となっています。
●スタンドタイプ(置き型)
サイズが小さめなものは「テーブルライト」、床の上に直接置くものは「フロアライト」と呼ばれます。
近年は、球体型の「ボールライト」なども人気です。
デザインやサイズのバリエーションは豊富で、部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
スタンドタイプの間接照明を選ぶときは、重量や運びやすさなども重視してみましょう。
●スポットライトタイプ
一点に光を集めるのが、スポットライトタイプです。
ライトヘッドが可動式になっていると、照らす角度を調整することができます。
スポットライトで天井から下方向へと照らしたいときは、「ダクトレール」を設置してみましょう。
ダクトレールなら、ライトの位置や間隔、数も自由に変えることができます。
また、低い位置から照らしたいときには、クリップ式のものを選んでみてください。
クリップ式だとつけ外しも簡単ですね。
●バータイプ
家具にある隙間を光らせたいときには、バータイプの間接照明がおすすめです。
細長くて厚みが少ないため、いろいろな場所に設置可能でしょう。
家具と壁の間やベッドの下、クローゼットの中など、活用方法は無限大です。
また、バータイプよりも薄い「テープライト」という種類もあります。
こちらは折り曲げたり、カットしたりすることも可能なので、気になる方は是非お試しください。
間接照明を使いこなして、おしゃれな部屋へと仕上げましょう。
間接照明テクニック!部屋に奥行きを出したいときは?
ここからは、間接照明の演出テクニックをご紹介します。
まず、部屋に奥行きを出したいときは、間接照明を壁面に向けてみてください。
普段は暗くなりがちな壁際ですが、反射された面が強調されることで、部屋が少し広くなったように感じます。
配置場所のおすすめは、「コーナー部分」です。
部屋の隅を照らすことにより、開放感を演出することができ、同時におしゃれな印象も与えます。
この場合、背の高いスタンドタイプの間接照明を選んでみましょう。
すると、部屋を広く見せるだけでなく、メリハリやアクセントがつきやすくなります。
また、壁を照らすときには、アートボードやパネルも飾ってみてください。
ギャラリーのような雰囲気になり、部屋全体のセンスアップが期待できます。
部屋をおしゃれに!間接照明とインテリアアイテムの合わせ技!
次にご紹介するのは、インテリアアイテムを使った間接照明テクニックです。
ここでは、いくつかのアイデアをご紹介します。
●観葉植物を照らす
部屋に観葉植物があるときは、その裏側に間接照明を配置してみましょう。
裏側から照らすことで、観葉植物のラインや陰影が引き立ちます。
また、床から上方向へと照らすことで、天井に葉っぱの影を映し出すこともできます。
とてもおしゃれな演出なので、是非挑戦してみてください。
●テレビの裏側を照らす
テレビの裏側にスポットライトタイプの間接照明を設置してみましょう。
すると、生活感の出やすいテレビが、普段とは一味違う雰囲気になります。
背後を明るくすると、画面との明暗差をなくすことができ、テレビが見やすくなるという利点もありますから、一石二鳥といえるアイデアですね。
●家具の下側を照らす
シェルフやソファの下に隙間があるときは、横長のバータイプ間接照明を設置してみてください。
家具の隙間から光が漏れていると、高級感のある空間になります。
●カーテンを照らす
カーテンボックス内に少し奥行きがあるときは、テープライトを取りつけてみましょう。
ドレープカーテンを照らすことで陰影が浮かび、空間コーディネートのアクセントになります。
間接照明でリラックス効果を生み出すためには?
ただおしゃれなだけでなく、部屋をくつろげる空間にしたいときも、間接照明が役に立ちます。
使い方のポイントを見てみましょう。
●赤みを帯びた電球にする
くつろぎたい部屋には、白色系の光よりもオレンジ系の光がおすすめです。
あたたかみのある電球を使用することで、リラックスムードを高めることができます。
具体的には、「昼光色」や「昼白色」よりも「電球色」が適しているでしょう。
【電球の種類】
・昼光色:青みが強い、寒色系
・昼白色:白に近い、昼光色と電球色の中間
・電球色:オレンジに近い、暖色系
●部屋を明るくしすぎない
間接照明を複数利用するのは構いませんが、光が強くなってしまうと目に刺激を与えてしまいます。
特に、入眠前の時間は、なるべく直接的な光が入ってこないように工夫してください。
●目線より下に間接照明を取り入れる
光の重心を低めに設定することで、落ち着いた雰囲気になります。
床や壁へ向けて、やわらかな光を当ててみましょう。
おしゃれで魅力的!おすすめの間接照明ブランド・メーカー!
最後に、間接照明のおすすめブランドとメーカーをご紹介します。
~リーズナブルな間接照明をお求めなら~
【LOWYA(ロウヤ)】
おしゃれなインテリアアイテムが豊富なロウヤは、北欧風の間接照明が豊富に取り揃えてられています。
デザイン性が高いのはもちろん、価格もリーズナブルなので、きっとお気に入りが見つかるはずです。
【IKEA(イケア)】
北欧スウェーデン発祥のイケアは、素材の良さや優れたデザイン性に定評があります。
間接照明の種類も豊富なので、実物が見たい方はイケアストアへ足を運んでみてください。
【ニトリ】
身近なインテリアショップでは、ニトリがおすすめです。
良心的な価格設定と機能性が魅力で、おしゃれな間接照明も取り扱っています。
~本格的な間接照明をお求めなら~
【ルイスポールセン】
ルイスポールセンは、デンマークの照明メーカーです。
世界中で人気の「PH5」シリーズは、ルイスポールセンの代表作です。
【イサム・ノグチ】
世界的彫刻家がデザインしており、非常に独創的な仕上がりとなっています。
和紙や竹を使っているので、和モダンな部屋にもピッタリでしょう。
おしゃれな間接照明で部屋を格上げ!
間接照明を配置するだけで、空間内の印象や雰囲気は大きく変わります。
ただし、間接照明にも種類があるため、ご自分の求めているイメージに合わせて選んでみましょう。
光を当てる位置や角度・明るさ・色など、いろいろな面からこだわってみてください。
また、照明自体のデザイン性も重要なポイントです。