間接照明のライティング効果!LED使用のおしゃれな部屋作り

最終更新日:2019/12/14

「お部屋をもっとおしゃれにしたい」そんなときは間接照明の利用がおすすめです。

なかでもおすすめなのがLED電球対応の間接照明です。

LED電球対応の照明は長く使うことができるうえ、インテリアとしてのメリットもあります。

ここではLED電球の間接照明を使ったおしゃれなお部屋作りをご紹介いたします。

間接照明とは?

照明には直接照明と間接照明と呼ばれるものがあります。

直接照明とはシーリングライトなど、リビング全体を明るくする照明のことで、光源が見えるタイプのものです。

一方、間接照明は照明器具から直接発する光をダイレクトに使用するのではなく、天井や壁などに反射させて明るさを確保する照明です。

発した光の90%が天井や壁を照らし、反射光を楽しむ照明なので、LED電球でも光源は基本的に見えません。

間接照明は直接照明と異なり、やわらかい明かりです。

そのため、直接照明では出せないおしゃれさや雰囲気を出したいときに間接照明が役に立ちます。

ただ、間接照明のみでは食事をしたり何か作業をしたりする際の照明としては明るさが不足するので、注意しましょう。

LED間接照明にするメリット

間接照明などの照明器具には、一般的に白熱電球、蛍光球、LED電球の3種類が使用されています。

そのなかでもLED電球は白熱電球や蛍光球に比べて寿命が長いのが特徴です。

白熱電球の寿命はおよそ2,000時間、蛍光球は13,000時間に対し、LED電球はおよそ40,000時間とされています。

一日10時間使用すると、白熱電球は5ヶ月前後、蛍光球は3年6ヶ月、LEDはおよそ11年もつ計算になり、LED電球がとても長持ちする電球ということが分かります。

また、LED電球は電気代の節約にもつながります。

LED電球の電気代は白熱電球の10分の1で、消費電力もおよそ20%と、省エネ効果も期待できるのです。

LED電球は白熱電球や蛍光球と比べて価格が高めなので、購入時は数百円で購入できる白熱電球を手に取りがちですが、白熱電球は頻繁な買い替えが必要になります。

その反面、LED電球は交換頻度が少ないため、購入後のランニングコストを考えるとLED電球の方がはるかにお得になるのです。

間接照明を取り入れる際はぜひLED電球を選んでみてください。

また、LED電球は赤外線や紫外線を発しないので、虫が寄り付きにくく点灯していても熱くならないというメリットがあります。

LED電球を使った間接照明を使えば、おしゃれなうえ電気代も節約できるなど、たくさんのメリットを得ることができます。

おしゃれな部屋にするためのLED間接照明の取り入れ方

間接照明を使っておしゃれなお部屋にするためには、間接照明の特徴であるやわらかい光と影をどのように生かすかがポイントになります。

光源から漏れる光を楽しむために、光源が見えないようにしましょう。

間接照明は天井や壁など反射を妨げるものがない場所に設置するのがコツです。

こうすることで光が上手く反射し、おしゃれな空間へと仕上げることができるのです。

例えば絵画やポスターなど、趣味やお気に入りのものを間接照明で照らすなら、ディスプレイしたいものの後ろ側に間接照明を設置したり、スポットライトにように直接当ててみてもおしゃれです。

また、観葉植物などの緑をライトアップさせると、お店のような高級感を演出できます。

LED電球なら熱くなりにくいので、照らすものを選ばないというのが魅力ではないでしょうか。

また、間接照明の取り入れ方として埋め込みタイプのものがあります。

おしゃれで高級感があり、飲食店などで取り入れられていますが、建物の設計の段階から施工しなくてはならないので、既存の家での利用は少し難しいかもしれません。

また、カレンダーなどの生活感があるものを照らしてしまうとおしゃれに見えず、なんとなくしっくりこない可能性があります。

お部屋の雰囲気を損ねないためにも、生活感のある場所は避けて設置しましょう。

おしゃれなカフェなどでも採用されているLED間接照明!

LED電球を使用した間接照明は、おしゃれなカフェや飲食店、アパレルショップでも採用されていることをご存じですか?

間接照明を駆使することで、お店の雰囲気が良くなり顧客の購買意欲を高める効果が期待できます。

飲食店では食事を美味しそうに見せる役割もあるため、高級料亭などでは欠かせない販促の手段となっているのです。

お店の規模やどのくらいの数を取りいれるかによって異なりますが、間接照明をお店で使用するためにはコストがとてもかかります。

しかし、ライティング効果によって売上アップにつながることを考えると、取り入れる価値はあるかもしれません。

それほど間接照明の効果は高く、高級感やムード作りには欠かせないアイテムだといえるでしょう。

おしゃれな間接照明には模様替え効果やリラックス効果も!

「お部屋の雰囲気をおしゃれに変えるために模様替えをしたいけど、家具を動かすのが面倒…」と思っている人もいるのではないでしょうか。

確かに重い家具を動かすのは大変ですし、模様替えをするためには時間も労力も必要です。

そんなときもぜひ間接照明を取り入れてみてください。

間接照明のライティング効果により、重い家具を移動することなくお部屋の雰囲気を変えることができます。

また、間接照明や天井に当てることで、お部屋を広く見せることができます。

壁の一部を照らすことで濃淡や立体感が生まれ空間が広がるので、お部屋の狭さが気になっている方はぜひ試してみてください。

天井を照らすと天井に奥行が出るので、天井が高く見えます。

また、LED電球の間接照明の優しい光は特別感を与えてくれるほか、リラックス効果も期待できます。

映画やテレビを見るとき、ヨガ、就寝前に間接照明だけを照らせば自分だけの上質な時間を楽しむことができるでしょう。

間接照明の上手な選び方

間接照明は、どのような演出をしたいかや設置場所によって選び方が異なります。

天井を照らす間接照明にしたい場合は、アップライトと呼ばれる上向きのスタンドライトがおすすめです。

ソファの横などに立てて置くタイプの間接照明で、間接照明がはじめての方でも取り入れやすいタイプです。

また、LED電球を使用した間接照明のなかでもお部屋全体を明るくしてくれるものなので、明るい間接照明を探している方はアップライトを選んでみてください。

壁を照らす場合はスポットライトやクリップ式ライトがおすすめです。

クリップ式ライトは近くにあるインテリアなどに挟んで使用することができる便利な照明で、絵画やポスターなど目立たせたいものがある場合に便利です。

アップライトもスポットライトも特別な工事は必要なく、賃貸でもすぐに使用することが可能です。

よりインテリア性を高めたい方は、シェードライトを選んでみてはいかがでしょうか?

シェードライトとはカサがついた照明のことで、カサの素材によって光の柔らかさが異なる間接照明です。

和紙や木などの天然素材を使ったものがあり、置いておくだけでおしゃれなインテリアになります。

間接照明はお部屋を彩るキーアイテム!

LED電球の間接照明を取り入れることで、お部屋がムードあるおしゃれな空間に生まれ変わります。

間接照明が生み出す心安らぐ空間は、とても居心地が良いものです。

一見難しそうに見える間接照明ですが、ポイントやコツを押さえておけば大丈夫です。

今回ご紹介したライティングテクニックで、ライフスタイルや好みに合うお部屋作りを行ってください。