新居のリビングにソファーを置こうと考えたとき、「ゆったりとくつろぎたいから3人掛けくらいの大きなソファーにしようかな」などと考える方もいるかと思います。
しかし、このような安易な考えでソファーを購入してしまうと、後悔することになるかもしれません。
この記事でソファーのサイズの選び方のポイントをお伝えしますので、参考にしてみてください。
3人掛けなどのソファーのサイズを選ぶ前に部屋のサイズを確認!
ソファーはリビングの主役的な存在ともいえますから、多くの方が新居のリビングにソファーを置こうと考えることでしょう。
このとき、「リラックスできるよう3人掛けくらいの大きなソファーにしよう」と考える方もいますが、リビングのソファーを選ぶ前に確認しておくべき項目があります。
それは「部屋のサイズ」です。
部屋のサイズとソファーのサイズが合っていなければ、例え3人掛けソファーを購入したとしても、ゆったりとくつろぐどころか窮屈なリビングになることも考えられます。
そのため、部屋のサイズのチェックは忘れずにしておきましょう。
このとき大切なのが、「生活導線」と「動作空間」です。
室内での人の動きを示すものを生活導線といい、ソファーを避けて通るスペースや、棚の前で引き出しを開閉したり物を取り出したりするときに必要なスペースなどを動作空間といいます。
この2つを考えたうえで、ソファーを置く場所を決めることが大切です。
ソファーの周囲で必要な空間幅の目安は下記のとおりです。
●ソファーの正面を1人通る:60cm~
●2人がすれ違う:90cm~
●車いすが通る:100cm~
●横歩き(カーテンの開閉など):40cm~
●テレビとの距離:130cm~(テレビのサイズで異なる)
●棚との距離(立って開閉する場合):棚+引き出し+50cm~
用途に合ったサイズ感かもチェックしておこう
部屋のサイズに合っているかも大切なポイントですが、用途に合ったソファーのサイズであるかも確認しておきたいポイントです。
例えば、「あまり広くない部屋だからソファーも小さめのサイズにしよう」と考えた場合で見ていきます。
ソファーのサイズが小さいと、ソファー周りの生活導線や動作空間は確保しやすくなるかもしれません。
しかし、もし2人でこのソファーを使用する場合、2人ではソファーが小さすぎて窮屈になってしまいます。
そうなれば、リビングでの居心地が悪くなってしまいますね。
また、ソファーの上でゴロンとしたくても、小さいサイズのものではできない場合もあるでしょう。
このように、サイズ選びを間違えてしまうと、いざ使用するときにソファーの上でくつろげなくなってしまいます。
そのため、部屋に合ったサイズであるかとともに、自分たちの用途にあったサイズかも確認することが必須といえます。
後ほど3人掛けソファーなどがどれくらいのサイズなのかをお伝えしますが、次の項ではソファーでくつろぐときに、1人あたりどれくらいのサイズが必要なのかについてお話ししていきます。
ソファーでくつろぐときに1人あたりどのくらいのサイズが必要?
ソファーでくつろぎたいとき、どのくらいのサイズのソファーが良いのかはなかなか判断しにくいかと思います。
ここで1人あたりどのくらいのサイズがあると良いか、目安のサイズをお伝えします。
性別や体格などで必要となる大きさは違ってきますが、だいたい1人あたり60cm角が、ソファーでくつろぐ際の一般的に必要なサイズといえます。
そのため2人でくつろぎたい場合は、ソファーの幅は120cmあると良いでしょう。
このサイズより大きいソファーであればあるほど、よりゆったりとくつろぎやすくなります。
ただし、ここで注意すべき点があります。
ここで挙げたサイズはソファー全体の幅ではなく、「ひじ掛けを除いた座面の広さ」ということです。
2人で使用するソファーを、ひじ掛け込みで120cmのものを選んでしまうと、窮屈になりやすくなってしまいますのでご注意ください。
次の項では、3人掛けなどのソファーがどれくらいのサイズなのかをお伝えします。
1人掛け・2人掛け・3人掛けのソファーのサイズはどれくらい?
ソファーを選ぶ際には、お部屋や用途に合ったサイズを選ぶことが大切であることはお伝えしてきました。
ここで、1人掛け~3人掛けのソファーがどれくらいなのかをお伝えします。
何人掛け用のソファーであるかは、ソファーの幅が大きく影響します。
メーカーによって違いがありますので、ここでは「a.flat」のソファーを例にして、目安の幅サイズをご紹介します。
●1人掛け:幅60~90cm
1人掛けソファーは、ソファタイプとラウンジタイプに分かれ、座り心地重視の方の場合はソファータイプがおすすめです。
ソファータイプは75~90cm近くの幅があるのでゆったりと座ることができます。
ラウンジタイプは幅65cm前後と、1人でくつろぐ分には問題ないサイズ感です。
ソファータイプよりもコンパクトなので、空間をすっきり見せることが可能です。
●2人掛け:幅110~160cm
2人掛けソファーは、ソファーの座面内寸の幅がどれくらいかで、2人で座ったときの距離感が変わります。
2人でゆったりと座りたい場合は、座面内寸の幅が130cm以上あると良いですね。
ソファーでくつろぐよりリビングの生活導線などを重視する方でしたら、110cmのものを選ぶと良いかもしれません。
●3人掛け:幅200~220cm
3人掛けのソファーともなると、幅は2m以上となり、リビング内での存在感も大きくなります。
ソファーのタイプによっては、部屋のサイズへの影響も出やすくなるので、ライフスタイルに合ったサイズのソファーを選ぶことをおすすめします。
リラックス重視の方はカウチタイプのソファーがおすすめです。
1人掛け・2人掛けサイズのおすすめのソファーをご紹介
ではここから、おすすめのソファーをご紹介しましょう。
まずは、1人掛け・2人掛けソファーのおすすめをご紹介します。
【a.flat:シン・ヒヤシンスソファ (DG)】
●サイズ:1人掛け 幅92.5cm、2人掛け 幅155cm(ひじ掛け込み)
天然のヒヤシンスを丁寧に編み込んでつくられたソファーで、快適な座り心地を味わえます。
背もたれのクッションが肩甲骨付近までしっかりと支えてくれるので、良い姿勢をキープしながら座ることも可能です。
機能性の高さも特徴で、アームの奥行を短くしたことで座面幅が広くなったので、立ち座りがしやすい設計となっています。
また、背もたれと座面のクッションのカバーはファスナー式で取り外すことができるので、自宅でカバーの洗濯ができるのは嬉しいポイントといえますね。
3人掛けサイズも取り扱っており、サイズの幅が広いのも魅力的です。
3人掛けソファーのおすすめはこれ!
ここでは、3人掛けソファーのおすすめをご紹介していきます。
【a.flat:テン・ハイバックソファ v01 カウチセット】
●サイズ:幅219cm(ひじ掛け込み)
上質な座り心地と無垢材デザインを追究した、カウチソファーのセットです。
腰から肩、首、足までをやさしく支えられるように設計されているため、極上ともいえるリラックスタイムを味わうことができるでしょう。
基本パーツとアームには着脱機能が備わっているため、間取りや家族構成、ライフステージなどのの変化に合わせて組み換えできるのも魅力です。
【LOWYA:ソファー 3人掛けソファ「商品番号:f205-g1022-100」】
●サイズ:幅220cm(ひじ掛け込み)
コンパクトながら、ゆったりとくつろぐことができるサイズ感の3人掛けソファーです。
しっとり&もっちり感のある座面にこだわり、座った瞬間から肌になじみやすくなるように設計されています。
座面クッションは8層からなっており、体をやさしく支えつつ心地よく座れるのも魅力です。
自分たちに合ったソファーを選ぼう!
新居のリビングにソファーを置く際、あまり考えないでソファーを選んでしまうのは危険です。
部屋の広さに合っていないと、リビングが窮屈になってしまうこともあり、ゆったりとくつろぐこともできなくなってしまいます。
また、2人で使うのにあまり幅のないソファーを選んでしまうのもおすすめはできません。
部屋の広さ・使用用途などをよく考えたうえで、自分たちに合ったソファーのサイズを選ぶようにしましょう。