ダウンライトは何色がベスト?電球色・昼白色の選び方ガイド

ダウンライトを選ぶ際に、電球色か昼白色か、など色選びで悩む方は案外多いのではないでしょうか。

そこで、まずは電球色と昼白色の違い・性質についてご説明していきます。

その上で、どの部屋にどの色のダウンライトを設置すればいいのか、を部屋別に考えていきましょう。

最近では、電球色と昼白色の切り替えが簡単にできる、調色タイプのダウンライトも人気です。

おすすめ製品や注目のダウンライトメーカーもご紹介しますので、ぜひダウンライト選びの参考にしてください。

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電球色と昼白色、それぞれのダウンライトにはどんな特徴がある?

光の色は色温度(ケルビン=K)という単位で表されます。

ケルビンの数字が小さいほど赤っぽい光味になり、逆にケルビンの数字が大きいほど青っぽい光味になります。

ケルビンの大きさによって、色温度の持つ性質は変わってきます。

どの部屋に、どの色温度の光がふさわしいのか理解しておくと、ダウンライトの色味も選びやすくなるでしょう。

●電球色の特徴は?

電球色は約3000ケルビンで、多少暗い印象はありますが、落ち着いた暖かいリラックスムードに部屋をまとめられます。

目への負担が少ないというメリットもあり、安らぎたい空間に用いると最適でしょう。

読書や子供が勉強する、あるいは何らかの作業をするような場面には不向きです。

また、老眼が気になる方だと電球色の下で文字を追うのは、なかなか辛い作業になってしまいます。

ゲームをしたりテレビを見る場合も、ある程度の集中力が要るので、電球色では疲れやすいとの声もあります。

あくまで、くつろぎ感を重視した部屋への設置を考えるといいでしょう。

●昼白色の特徴は?

昼白色は約5000ケルビンの色温度です。

自然の太陽光に近い色味なので、人の目に一番慣れた、過ごしやすい色味と言えるでしょう。

日常、長い時間を過ごすメインの部屋など、多くの部屋で使われる非常にポピュラーな色味です。

個性的な雰囲気に部屋をまとめる効果はあまり期待できませんが、まずは安定した無難な色味となります。

物を本来の自然な色で確認したい場合や、手元を明るく照らしたい場合などにも有効です。

昼白色は、調理時や活動的なシーンにマッチし、読書や勉強にも合った色味です。

ダウンライトの選び方を部屋別にご紹介!

それではここから、部屋別にダウンライトの選び方をご紹介していきます。

●リビング

1日のうちで一番長い時間を過ごすリビングには、無理のない自然な明るさが必要とされます。

日常使いの部屋なので、「長時間過ごすにはナチュラルな色味がいい」との理由で、昼白色を選ぶ方もいることでしょう。

お子さんがまだ小さい場合は、明るさ優先という意味で昼白色を選ぶことをおすすめします。

小学生ならリビングで勉強することも多いので、集中できる昼白色のほうが好都合でしょう。

また、大人ばかりの家族構成である場合は、電球色を選ぶことで空間演出がしっくりくるケースも多そうです。

ゆったりとソファに座って家族の団欒タイムを楽しむなど、くつろぎ重視なら電球色が合っています。

リビングでお気に入りの映画を見る時も、電球色なら本格的なホームシアターの雰囲気を堪能できます。

リビングに関しては、電球色か昼白色どちらにするかは、好みも大きく関係するので、感性に合ったほうを選んでみましょう。

●ダイニング

ダイニングでリラックスして食事を楽しむには、電球色のダウンライトが向いています。

電球色には赤い波長が含まれているので、肉などの食べ物をより美味しそうに見せる効果が期待できます。

また、電球色は食欲を増進させてくれる色味とも言われているため、レストランなどでもよく使われる色温度です。

このような効果は食べ物だけでなく、プレートやナイフ・フォークなどの食器の色合いがより美しく見える点も電球色の魅力と言えるでしょう。

●キッチン

調理をする場として手元がよく見える明るさが必要なので、昼白色のダウンライトがいいでしょう。

野菜や肉・魚などの食材の色も、できるだけ自然な色味のもとで確かめられます。

この昼白色のダウンライトでまとめると、軽快な雰囲気も出るので、調理の効率もよくなるかもしれません。

部屋別にダウンライトを選ぶ!子供部屋や寝室は?

引き続き、部屋別にダウンライトの選び方をご紹介していきましょう。

●子供部屋

子供部屋のダウンライトは、勉強や読書をするのに適した昼白色を選ぶのが望ましいでしょう。

一般的に、子供部屋は明るい昼白色のほうが健康的なイメージにまとまります。

また、「子供部屋のダウンライトに昼白色を選ぶ」との意見も多く見受けられます。

●寝室

就寝前に、最もリラックスした環境に整えたいのが寝室です。

くつろげる空間づくりを演出するには、電球色のダウンライトを選ぶのが一般的です。

眠りにつく前のひとときを、軽いバータイムとして過ごしたい場合も、電球色なら寝室がムーディにまとまります。

電球色が持つオレンジ色など暖色系の色味には、睡眠の質を高めてくれるメラトニンというホルモンをつくる働きもあります。

●バスルーム・トイレ

サニタリー空間はくつろぎ感が大事なので、電球色のダウンライトを選ぶといいでしょう。

比較的狭く、滞在時間が短めのスペースには、電球色のダウンライトを設置するケースが多いようです。

機能面から言うと、防水・防滴機能の付いたダウンライトを選ぶのも大切です。

トイレのダウンライトは、人感センサー付きのものなら省エネ効果が高く人気があります。

●廊下・階段・洗面所・クローゼットなど

廊下や階段スペース用のダウンライトも、利用時間が短いとの理由で、電球色が選ばれることが多いでしょう。

洗面所は、顔色チェックやメイクをすることも考えれば、自然光に近い昼白色が実用的です。

クローゼットも、洋服の色合いを確認する必要があるので、太陽光に似た昼白色のダウンライトが適しています。

ダウンライトの他に別タイプの照明をプラス!電球色と昼白色の合わせ技を使う手も

リビングには昼白色、ダイニングには電球色のダウンライトを、などと1部屋1色に決める照明プランはごく一般的でしょう。

しかし、もう少し工夫して、ダウンライトに他の照明器具をプラスし、電球色と昼白色の合わせ技を考えてみる手もあります。

たとえば、ダイニングのダウンライトは昼白色にし、食卓の上は電球色のペンダントライトに、というケースはよく見られます。

また、家族が過ごす時間が最も長いリビングなら、生活シーンも1日のうちで様々に変わっていきます。

子供が宿題をする・家計簿をつけるなどの事務的な場面もあれば、夕食後のゆったりした団欒タイムもありますね。

そこで昼白色のダウンライトに、電球色のブラケットやペンダントライトを追加して、目的別に照明を使い分けると便利です。

あるいは、ダウンライトは電球色で統一しても、部分的にはっきりした光も確保したい場合もあるでしょう。

そんな時は、ソファの脇などに床置きタイプの昼白色の照明を配するのも有効です。

新聞を読むのに適した灯りが欲しい、疲れを癒してソファでくつろぎたい等々、目的に合わせて必要な場所の照明をON・OFFに切り替える。

こういった手法を使えば、部屋全部を同じ光で照らさなくても済み、無駄な灯りをなくして省エネにも貢献します。

寝室ならダウンライトは電球色にし、読書には暗いのでスタンドタイプの昼白色の読書灯を追加するなども考えられます。

時間帯によって、部屋をどんな風に使うかは変わってきますし、ニーズに合わせて照明の色味を変えられるのはいいですね。

従来までの「一室一灯」の考え方から、「多灯分散」の方向へと、照明プランも進化しているということでしょう。

電球色・昼白色の切り替えができる調色機能付きダウンライトが便利

「電球色と昼白色、どちらがいいのか…」など、ダウンライトの色味を決めかねて悩んでしまうことは多いでしょう。

このような場合は、多少値段は割高になりますが、電球色と昼白色を自由に切り替えられる調色機能付きダウンライトが便利です。

特にリビングは、様々な使い方が考えられるので、ダウンライトに調色機能があると重宝します。

たとえば、ちょっと疲れている時・のんびりしたい時など、体調によって電球色が欲しい場合もあるでしょう。

逆にパソコンを使いたい・掃除をしたいなど、活動に便利な色味が求められることも多々あります。

単に気分を変えてみたい時も、電球色と昼白色を切り替えると、空間のイメージが全く変わって楽しいものです。

電球色か昼白色か、家族の好みが分かれる場合も、調色機能があればダウンライトの色選びで揉めることもないですね。

最近は、電球色と昼白色の他に、その中間タイプの温白色もプラスした、3段階切り替え可能なダウンライトも人気です。

なお、調光機能付きダウンライトの設置には、別途ライトコントローラーの導入が必要です。

ダウンライトの代表的人気メーカーをピックアップ!

最後となりますが、人気のダウンライトメーカーをいくつか取り上げてみました。

これからダウンライトを設置するご予定があれば、ぜひ参考にしてみてください。

●パナソニック

圧倒的な商品の豊富さが強みです。

LED照明「美ルック」は、光に独自の制御技術を施し、より自然で明るい光を実現したものです。

建築の良さを引き出す「HomeArchiシリーズ」や、眩しさを軽減した「パネルミナシリーズ」が代表格です。

電球色から昼白色へ、生活シーンに合わせ簡単にチェンジできる、光色切替タイプの需要も多いようです。

さらには、スピーカー内蔵のダウンライトもあります。

●コイズミ照明

高コストパフォーマンスの低価格ダウンライトは、万人受けする商品です。

調光器で自在に色温度を変える「Fit調色」導入のダウンライトが提案されています。

また、広範囲への灯りと狭い部分への灯りを組み合わせた「Twin配光」仕様のダウンライトも見逃せません。

壁スイッチで「拡散←→間接光」「拡散←→中角光」「散光←→ウォールウォッシャー」の3つの配光タイプが選べます。

眩しさ(グレア)に配慮した「グレアレスダウンライト」は、光源や余分な反射光が直に目に入らず快適です。

●オーデリック

旧社名はオーヤマ照明で、価格を抑えた商品群はかなり高人気です。

デザイン提案は6種で、和を意識した「JAPAN SENSE」や、自然派でモダンさを強調した「STYLISH WHITE」がまず挙げられます。

建築の良さを引き出す「NATURAL MATERIAL」や、贅沢な「LUXURY」もあります。

「RENOVATION」はインダストリアル調、「STEAMPUNK」はレトロ調です。

この6種に沿うダウンライトを選べば、好みの空間がつくりやすいでしょう。

ダウンライトを電球色か昼白色にするかはどんな生活シーンかで決まる

ダウンライト選びの基本は、「我が家の場合、どんな暮らし方をしているのか」と、具体的にイメージすることが大事です。

家族構成や時間帯によって家での過ごし方も違ってくるので、「我が家なりのライフスタイル」を一度チェックしてみましょう。

イメージをより体感的に実感できるよう、住宅展示場のモデルハウスや近くのショールームを見学してみるのもおすすめです。

いろいろと行動しながら考えて、我が家なりの選択肢をできるだけ広げていくことから始めてみましょう。