ダウンライトをペンダントライトに交換!雰囲気を変えよう!

最終更新日:2019/07/03

照明は、部屋の雰囲気を左右する重要なインテリアの1つです。

天井に埋め込まれているダウンライトは、空間を広く感じることができますし、掃除がしやすいことから、多くのご家庭で使われているかと思います。

しかし中には、「部屋の雰囲気を変えたい!」「おしゃれな照明がほしい!」という人も多いですよね。

そんな時は、ダウンライトをペンダントライトに交換して、部屋の雰囲気を変えましょう。

ペンダントライトには、おしゃれなデザインのものも多くあります。

ダウンライトをペンダントライトに交換することは可能?

「ダウンライトをペンダントライトに交換したいけど、そもそも交換することは可能なのか?」という疑問を抱いている人も多いかと思います。

結論から言うと、幾つかの注意点に気をつければ、交換することは可能です。

それも、複雑な電気工事が必要という訳ではありませんから、思ってたよりも簡単に交換できるのではないでしょうか。

ダウンライトからペンダントライトに交換するためには、幾つかの道具が必要になります。

その道具も基本的には、ホームセンターで購入することができます。

今回は、ダウンライトからペンダントライトへ交換するために必要となる道具、交換する手順やその際の注意点についてご紹介していきます。

「ダウンライトをペンダントライトに交換したい」という人は、是非参考にして、部屋の雰囲気を変えてみましょう。

まずは、ダウンライトの構造からご紹介していきます。

実際に、自宅のダウンライトを見て、どのようになっているのかを把握しておくと、この後の作業もわかりやすくなるはずです。

ダウンライトの構造を知っておこう!

ダウンライトからペンダントライトに交換するためには、ダウンライトがどのような構造になっているのか把握しておくと、作業もスムーズに進みますよ。

自宅のダウンライトを実際に見ながら確認してみましょう。

ダウンライトは天井に埋め込まれていて、窪んだ部分に電球の口が付いています。

この部分に直接ペンダントライトを取り付けることは、少し難しそうですね。

ペンダントライトの多くは、引っ掛けシーリングに接続して使うことが多いです。

そのため、ダウンライトの電球を取り外して、ペンダントライトと交換する、という方法では交換できないのです。

しかし、ある道具を使うことで、この問題を解決することができます。

どのような道具を使えば、ダウンライトからペンダントライトに交換することが可能になるのか、確認していきましょう。

次項で、必要になる道具について詳しくご紹介していきます。

ダウンライトをペンダントライトに交換するために必要なもの

ダウンライトをペンダントライトに交換するために、必要になるものをご紹介していきます。

・セパラボディ
・引っ掛けシーリングアダプター

上記の2つの道具が必要になります。

セパラボディはダウンライトの電球を取り外して、その差し込み口に接続して使います。

その先は、コンセントの差し口になっているもので、そのコンセント部分に2つめの道具である引っ掛けシーリングアダプターを接続して使います。

引っ掛けシーリングアダプターまで接続することができれば、その先にペンダントライトを取り付けることが可能になるのです。

また、ダウンライトの種類によっては、この他にも必要になるものがあるので、お伝えしておきます。

・ソケットアダプター

ダウンライトの差し込み口が深い場合には、こちらの道具も必要になります。

では次から、ダウンライトからペンダントライトに交換する手順をご紹介していきます。

ダウンライトをペンダントライトに交換してみよう!

ダウンライトからペンダントライトに交換する手順を、詳しくご紹介していきます。

1つ1つ手順を確認していきましょう。

まず、作業前にダウンライトのスイッチをオフ、ブレーカーをオフにしておくことを忘れないでください。

こちらは感電など、事故や怪我の原因にも繋がるので、確実に行なってください。

ダウンライトのスイッチがオフになっていること、ブレーカーがオフになっていることを確認したら作業を開始していきます。

脚立などがあれば作業もしやすくなるので準備しておきましょう。

また、軍手などもあるといいですよ。

今までライトをつけていた場合には、電球が熱くなっていることがあるので注意しましょう。

●手順①

まずは、ダウンライトの電球を取り外しましょう。

多くの場合は、回すことで取り外せます。

●手順②

用意しておいたセパラボディを、ダウンライトのソケットに差し込みます。

次に、セパラボディの接続部分に引っ掛けシーリングアダプターを接続しましょう。

●手順③

そして、シーリングアダプターにペンダントライトを接続すれば、ダウンライトからペンダントライトに交換完了となります。

もし、ダウンライトのソケット部分が深かった場合には、最初にソケットアダプターを接続しましょう。

ダウンライトをペンダントライトに交換する際の注意点

ダウンライトをペンダントライトに交換する際の注意事項についてまとめていきます。

しっかりと確認して、安全に作業しましょう。

●作業前にスイッチ、ブレーカーのオフを確認

繰り返しになりますが、通電したままの交換作業は非常に危険です。

感電する可能性も十分にあるので、絶対に作業前にライトのスイッチがオフ、ブレーカーがオフになっていることを確認してください。

●電球の熱さに注意

ずっとつけていたライトを交換する場合には、電球が熱くなっていることが考えられます。

交換の際に電球の熱さでやけど、もしくは電球を手放してしまい、落下、破損ということにも繋がりかねないので注意しましょう。

思わぬ怪我にも繋がってしまいます。

電気を消してから少し時間を置いたり、電球の熱さを確認してから作業しましょう。

●ソケットの口金のサイズを測っておこう

ソケットなどにはサイズがあります。

道具を購入する前に、どのサイズが必要になるのか確認しておきましょう。

●上記方法は、重いペンダントライトには適さない

もし、交換したいペンダントライトが重い場合、大きい場合には、上記でご紹介した方法では、落下する可能性があります。

重いペンダントライトを取り付ける場合には、接続部分からそのままコードを垂らして使うのではなく、天井にフックを取り付け、そのフックにコードを引っ掛けて使いましょう。

接続部分に重力がかかると、抜けてしまう恐れがあります。

そのため、天井に新たにフックを取り付けて、そちらに引っ掛けて使うようにしましょう。

ダウンライトと併用することでよりおしゃれな雰囲気に!

今回はダウンライトをペンダントライトに交換する方法についてご紹介してきましたが、応用編としてダウンライトとペンダントライトを併用する方法もあります。

同じ部屋でも、高さの違う照明を設置することによって、また一味違った雰囲気を演出することもできます。

部屋のダウンライトを全てペンダントライトに替えても、もちろん雰囲気を変えられますが、一部にペンダントライトを使ってみるのも魅力的です。

部屋の中に、照明で仕切りを作ってみると、意外にもおしゃれな空間になります。

また、フラットな空間にしたい部屋などはダウンライトにしてみる、という風に使い分けてみるのも楽しいですよ。

照明によって異なる部屋の表情を楽しんでみましょう。

気になった人は、一度試してみてはいかがでしょうか。

ダウンライトからペンダントライトへは意外と簡単に交換できる!

今回は、ダウンライトをペンダントライトに交換する方法についてご紹介してきました。

多くの人が、「意外と簡単にダウンライトをペンダントライトに交換できる」と感じたのではないでしょうか。

幾つかのポイントと、注意点に気をつけて作業することができれば、ほとんどのご家庭で交換することが可能です。

部屋の雰囲気を変えるためにも、ダウンライトからペンダントライトに照明を替えてみましょう。