クッションフロアの上手な貼り方!畳に使用する際の注意点

低価格でクッション性に優れたシート状のクッションフロアは、手軽なDIYアイテムとして人気を集めています。

クッションフロアを和室の畳に貼る場合を取り上げ、メリットや注意点などをまとめてみました。

失敗しにくいクッションフロアの貼り方を考えていきます。

畳のカビや凹み、接着剤やテープの跡が残ってしまうことなど、クッションフロアを使用する際に気になる問題を解決しましょう。

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床材の1つ!クッションフロアの特徴は?

クッションフロアは、塩化ビニル樹脂を原料とする床材の総称です。

大きなシート状の床材で、クッション性に優れ傷にも強いことに加えて、防音効果や防水効果も兼ね備えていると言われています。

厚みが1.8mm~4.5mmと幅広い種類で展開されていて、表面には木目や石目などの模様に合わせた凹凸を施した加工がなされ、裏面には白い不織布が貼り付けられているものが人気です。

衝撃吸収のために、薄いスポンジが貼り付けられているものもあります。

厚みが3mm以上あるものは遮音効果があるとも言われています。

表面の模様などが長持ちするように傷に強い表面強化加工が施されたものや、気になるニオイを化学反応で消す消臭剤が素材に練りこまれたものなど、様々な種類のものが販売されています。

このように様々な加工を施したクッションフロアは、住宅用、土足用、店舗用というように、使用する場所によって適したものを選ぶことができるのです。

今回は、住宅用のクッションフロアを畳に使用する際の貼り方について考えていきます。

クッションフロアを畳に貼るメリットは?

クッションフロアを使うことによって、畳の和室をフローリングなどの洋室のように見せることができます。

まずは、畳の上にクッションフロアを貼るメリットを挙げてみましょう。

●他の床材よりも低価格
●デザインやカラーが豊富
●床材用ボンドなどを使用しなくても貼ることができる
●簡単にカットできる
●耐久性がある
●水に強い

ホームセンターなどで手軽に購入できるクッションフロアは種類が豊富なことから、お部屋のイメージにあったものを購入しやすいという嬉しい利点がまず挙げられます。

例えば木目のデザインのものの中にも様々な色合いのものがあり、お部屋のイメージにあった、フローリングに近いものを選ぶことができるのです。

さらに、低価格というのも嬉しい魅力ですね。

ハサミやカッターで簡単にカットできますし、床材用ボンドなどを使用しなくても、両面テープやピンなどを使う畳をいたわった貼り方でお部屋に敷くことが可能になっています。

また、家具で上から抑えてしまえば、ボンドやテープを使わなくても敷き込むことが可能なことから、賃貸などの和室のDIYアイテムとしても使用できるのです。

さらに、耐久性があって水に強い性質は、掃除機を掛けやすく簡単に拭き掃除もできることから、「畳よりメンテナンスが簡単」という利点にも結び付くと考えられます。

クッションフロアを畳に使用する際の注意点

畳にクッションフロアを貼る時の注意点について考えてみましょう。

1つ目は、カビの発生です。

そもそも畳には自然の調湿効果があるとされていますが、クッションフロアで蓋をしてしまうことで、どんどん湿気が溜まってしまいます。

それに加えて、塩化ビニル素材のクッションフロアは空気を通さないとされていますので、クッションフロアの裏側には湿気の逃げ道がほとんどありません。

さらに、1度クッションフロアを敷いてしまうと、わざわざめくってまで掃除をすることはないかもしれません。

畳とクッションフロアの裏側部分にはカビの栄養分ともいえる、埃やゴミ、髪の毛などがいっぱいです。

適度な湿気と栄養分があることで、カビはどんどん増えてしまうのです。

そして2つ目は、畳を傷めてしまうことです。

そのうちの1つとして、もちろんカビも含まれるのですが、カビ以外にも畳を傷つける要因が考えられます。

クッションフロアを貼る際に接着時を使用した場合、剥がす時に畳に負担を掛けてしまいますし、クッションフロアの上から洋風のベッドやテーブルを置くことで、畳が凹んだり跡がついてしまうこともあるのです。

畳へのクッションフロアの正しい貼り方を考えるにあたり、この2つはしっかり念頭に入れておきましょう。

クッションフロアの基本の貼り方

畳に貼る場合と比較するためにも、クッションフロアの基本的な貼り方についてまとめておきます。

まずは、貼りたい位置にクッションフロアを仮置きし、半分ほどめくっておきます。

めくった部分の下地に、床材専用のボンドを塗っていきます。

下地に塗ったボンドの上にめくっていたクッションフロアを戻し、刷毛を使って上からなぞって空気を抜いていきます。

ボンドではなく床材貼り付け専用の両面テープがありますので、下地に等間隔で貼っていくと綺麗に仕上がると言われています。

貼り付け後にクッションフロアの余分な部分をカットすればほぼ完成です。

最後に重要なのが、クッションフロアの継ぎ目の処理になります。

この継ぎ目はクッションフロアの弱点とも言われていて、隙間が空きやすいうえに耐久性も低下してしまうとされているのです。

継ぎ目処理材という専用ボンドなどを使用して、きっちりと継ぎ目処理をしておきましょう。

クッションフロアの畳への貼り方!カビ対策を徹底しよう

ここからは、畳へのクッションフロアの貼り方についてまとめていきます。

まず、畳に使用する際の注意点の1つ、カビ対策を考慮した貼り方からご説明していきます。

畳を全部取り外してからクッションフロアを貼るというのが、カビ対策として最も適した方法と言われています。

しかし、手間も時間も掛かるうえに取り外した畳の置き場所にも困るため、なかなか実際には難しいところです。

カビの発生を考慮するのなら、クッションフロアを貼る作業は雨天や湿気の高い日は避けて行いましょう。

クッションフロアと畳の間に、防ダニ・防カビシートを敷き詰めておく方法をおすすめします。

ネット販売などで大きなサイズのものが販売されてますので、畳とクッションフロアの接する部分全体にしっかりと敷き詰めておきましょう。

また、クッションフロア自体に抗菌、防カビ加工が施されたものも販売されています。

一般的なクッションフロアより価格はUPしますが、このような加工の施されたものを使用し、少しでもカビの発生を抑えておきましょう。

さらに、クッションフロアを畳に貼った後のメンテナンスがとても重要になります。

部屋の換気をこまめに行い、定期的にクッションフロアを剥がして空気を通して掃除することを心掛けましょう。

クッションフロアの畳への貼り方!傷がつかないように考慮しよう

先ほど、「カビの発生以外にも気をつけたいのが、畳に傷がついてしまうこと」とお伝えしました。

畳への傷を考慮してクッションフロアを使用する際に注意しておきたいのが、接着テープなどの貼り方になります。

基本的に、床材用のボンドの使用は畳にはおすすめできません。

床材用のボンドよりは粘着力が少々劣るとされていますが、「クッションフロア用の両面テープ」を使用すれば仕上がりも美しく、ずれにくくなります。

ここでは、クッションフロア用の両面テープを使用した貼り方をご紹介しておきましょう。

畳にべったり両面テープがくっついて剥がれないことがないように、弱粘性の床養生テープを一緒に使うといいでしょう。

まず、床養生テープを貼り、その上から両面テープを使用すると貼り替えがスムーズに行えます。

テープ跡はもちろんですが、クッションフロアの上から家具を置くことで畳に跡がついたり、凹んでしまうことも気になるようでしたら、先にベニヤ板などを敷いておくことも1つの方法です。

前章でご説明したカビ対策と合わせて、畳が傷まないことをしっかりと考慮してクッションフロアを貼ってみましょう。

賃貸のお部屋で使用する際には注意が必要!

畳のお部屋にクッションフロアを貼ることで、フローリングなどの洋室へのDIYが手軽にできると言われています。

しかし、賃貸のお部屋ですとどうしても畳への負担が気になります。

カビ対策を行い養生テープを使用したり、貼らずに敷くだけにするなどの対処策を考慮してから作業しましょう。

また、ぴったりと接着してしまわなければ問題ないとは言われていますが、念のため、大家さんなどに相談することをおすすめします。