間接照明で寝室を癒しの空間に!LEDタイプがおすすめ

最終更新日:2019/12/04

寝るときには、小さな明かりをつけておくという方も多いのではないでしょうか。

そのような方におすすめなのが、間接照明です。

間接照明を寝室に使うことにはさまざまなメリットがあります。

ここでは、おすすめのLED間接照明についてご紹介します。

ぜひ参考にして、おしゃれで癒しの寝室を作ってみてください。

寝室におすすめ!間接照明のメリット

間接照明は、光源が直接部屋を明るくするのではなく、光を壁や床に当てた間接的な明かりで部屋を照らす照明のことです。

間接照明は、光源が直接見えないためほんのりと部屋を明るくしてくれます。

そのため、寝室などにはぴったりの照明です。

近年では、LED照明も一般的になりましたので、間接照明のランプ交換作業が少ないことは嬉しいポイントですね。

このような間接照明ですが、設置するとさまざまなメリットがあります。

◯リラックスできる

間接照明の光は、光源が直接目に入らないため、柔らかく温かみを感じられる明るさがあります。

その光が、人間を落ち着いて安定した気分にさせてくれ、リラックス効果が期待できます。

間接照明のある空間にいると、とても落ち着いた気分になることがありますよね。

それが、間接照明のメリットの一つなのです。

◯睡眠に適した空間を作れる

夜間に蛍光灯の光、スマートフォンの明るい画面などを直接見ると、人間の体は日中だと勘違いしてなかなか眠れないということがあります。

寝室の光を間接照明にすることで、光源が直接目に入らず、刺激を抑えて寝つきやすくしてくれる効果が期待できます。

反対に、真っ暗だと人間は不安を感じやすいと言われており、少しの明るさがあるほうがよく眠れると言われています。

そのような点からも、間接照明は寝室の照明として適していますね。

寝室以外にも間接照明を使うメリット

寝室に間接照明を取り入れることはとてもメリットがあります。

加えて、寝室以外の場所にも間接照明を設置するメリットがありますよ。

◯おしゃれさが増す

間接照明を取り入れると空間に柔らかな陰影が生まれ、空間をモダンな雰囲気に演出できます。

リビングやダイニングで間接照明を使う場合には、間接照明を単体ではなくその他の照明と併せて使用するのがおすすめです。

間接照明の光がさりげなく分かる程度のほうが上品な印象を与えます。

◯視線をコントロールできる

人間の視線は、暗いところよりも明るいところを見ようとする性質があります。

そのため、部屋の見せたいところには照明を当て、見せたくないところには照明を当てないことで、人の視線をコントロールしやすくします。

視線を集めたいインテリアや空間に間接照明の光を当ててみましょう。

さて、ここまで間接照明のメリットをご紹介してきましたが、間接照明の中でも特におすすめなのは「LED」タイプのものです。

そのおすすめの理由を見ていきましょう。

間接照明にはLEDのものがおすすめ

一口に間接照明といってもさまざまな形やタイプのものがあります。

その中でも特におすすめなのは「LED」の間接照明です。

LEDとはLight Emitting Diode(ライト・エミッティング・ダイオード)の頭文字で、日本語では発光ダイオードと呼ばれています。

従来の照明である、白熱灯や蛍光灯に比べて、長寿命かつ省エネルギーなところが魅力です。

寿命は、蛍光灯の4倍である4万時間持つと言われています。

消費電力に関しては、白熱灯の10分の1とも言われており、省エネルギーでランニングコストが低めです。

また、他にも

・CO2排出量が少ない
・電源を入れてから最大の明るさになるまでが速い
・フィラメントやガラスを使う必要がなく安全
・紫外線や赤外線の発生がほぼ無い
・ほとんど発熱しない

というメリットもあります。

寝室の間接照明の場合には一晩中点灯させておくこともありますから、省エネルギーということや発熱しにくいことは嬉しいポイントですよね。

寝室におすすめのLED間接照明

LED間接照明にはさまざまな形、色、タイプのものがありますが、寝室で使う場合におすすめなものをご紹介していきます。

まず、寝室の間接照明の重要なポイントは光の色です。

一般的な照明の色は大きく分けて、電球色・昼白色・昼光色に分けられます。

寝室におすすめなものは「電球色」のLEDです。

昼白色や昼光色は光の色が白に近く、明るい光が特徴です。

この2色は、集中力を必要とする作業や、手元をしっかりと見なければならない作業をするときに適しています。

そのため、学習机やオフィスの照明として適しています。

一方、電球色はオレンジがかった色味をしており、温かみや落ち着いた雰囲気を感じられる光です。

寝室などの落ち着いた空間に適しているほか、料理をおいしそうに見せてくれる効果も期待できるので、ダイニングの照明としてもおすすめですよ。

おすすめのLED間接照明はほかにも

寝室におすすめのLED間接照明はほかにもあります。

それは、調光機能が付いたLEDを使うことです。

寝室で読書などのちょっとした作業をする場合には明るさを最大にし、就寝前になったら明るさを最小にするという使い方ができます。

映画鑑賞をするときなども、この調光機能があると映画館のような雰囲気を作れるのでおすすめですよ。

また、調光機能や電源を付けたり消したりなど、操作をリモコンでできるLEDは特におすすめです。

寝室のどこに間接照明を設置しても、ベッドから動かずに照明の操作ができるのです。

就寝前に、電気を消すためだけにベッドから出るのは億劫になることも多いでしょう。

リモコンで操作できるLEDならば、ベッドから出る必要がないので、入眠がスムーズになりますね。

残念な間接照明にならないようにするには?

間接照明はさまざまなメリットがあるおしゃれな照明です。

寝室にもおすすめでしたね。

しかし、その設置の仕方に気を付けなければ、おしゃれな空間になるどころか、反対に残念な印象の照明となってしまいます。

間接照明の設置で気を付けるべきポイントを押さえておきましょう。

◯間接照明以外の照明と組み合わせる

部屋の照明が間接照明のみですと、殺風景な印象が強くなってしまいます。

シーリングライトやスタンドライトなど、間接照明ではない照明器具と組み合わせて使用するのがおすすめです。

◯光源を見えないようにする

光沢のある天井や壁に光を当てる場合、光源の角度や距離によっては光源が天井や壁に映ってしまうこともあります。

また、窓ガラスなども夜になると鏡になってしまい、光源が見えてしまうこともあるでしょう。

光源の角度に注意したり、窓ガラスにはカーテンを設置したりする、などの工夫を施す必要があります。

◯掃除やランプ交換がしやすい設計にする

間接照明は、通常の照明に比べるとメンテナンスがしにくい場所やタイプであることが多いです。

LEDタイプにしてランプ交換の回数が少なくても、掃除などのメンテナンスは定期的に必要になります。

手入れが全くできないような設計には注意しましょう。

LEDの間接照明は寝室におすすめ

寝室にLED間接照明がおすすめであるポイントをご紹介してきました。

寝つきが悪いということで悩まれている方は、もしかすると照明が関係しているのかもしれません。

寝室の照明を工夫して、リラックスできる空間を演出してみてはいかがでしょうか。

間接照明を使って、寝室以外の場所もおしゃれで癒しの空間にしていってくださいね。