おしゃれなインテリアは暮らしに癒しをもたらしてくれますね。
北欧インテリアは人気の高いテイストで、おしゃれさだけでなく温かみや居心地の良さも支持されています。
また、本場の北欧アイテムは、確かな質と洗練されたデザインを兼ね備えているため、ハイプライスなものが多く存在します。
そこで、この記事では誰でも気軽に取り入れやすい、プチプラで北欧インテリアに近付けるアイディアをご紹介します。
ブームは続く!北欧インテリアの魅力とは?
デンマーク、スウェーデン、フィンランドなどの北欧の国々は、寒くて暗い季節が長く続きます。
そのため室内には、居心地良く快適に過ごすためのアイディアがたくさん詰まっています。
また、過度に主張しない慎ましさや内に秘めた美しさは、日本人のイメージと重なる部分があるように感じます。
そんな北欧インテリアでは、自然の素材感や温もりを大切にしていることもあり、日本の住宅や家具に使われている「木」とも相性が抜群です。
また、鮮やかな色調のファブリックも、和の空間に違和感なくマッチするのも不思議なものです。
もはやインテリア上級者とも感じられる、洗練された落ち着きのあるテイストとも言えます。
しかし、本場の北欧ブランドの家具や雑貨はハイプライスなものが多いのが現実です。
そこで、この記事では、プチプラでおしゃれな北欧インテリアを実現させるアイディアをご紹介していきます。
北欧インテリアにはテキスタイルが欠かせない!
北欧インテリアに欠かせないのが、テキスタイルファブリックです。
色鮮やかで温かみのある北欧柄のテキスタイルは、独創的であり目を惹く素敵なデザインがたくさんあります。
そんな北欧柄のテキスタイルをインテリアに取り入れてみてはいかがでしょうか。
北欧を代表するデザインをご紹介します。
【Marimekko(マリメッコ)】
北欧フィンランドのライフスタイルブランドであるマリメッコです。
明るい色使いが魅力で、数多くのデザインがあります。
有名な「ウニッコ」柄は大胆なデザインで、お部屋の印象をガラリと変えてくれるでしょう。
また、「プケッティ」柄は個性的なデザインの中にも上品な印象を与えてくれるでしょう。
【Rosenberg Cph(ローゼンバーグ・コペンハーゲン)】
デンマークで120年続いている工房でプリントされていて、100%オーガニックコットンの環境にも人にも優しいテキスタイルです。
本場デンマークのおしゃれな女性にも大人気のテキスタイルブランドで、シンプルでありながらも絶妙な色使いで、可愛らしさを感じるデザインです。
【artek(アルテック)】
北欧モダンを代表する家具を展開しているインテリアプロダクトブランドです。
モダンでシックなデザインの中にも温かみがあり、毎日眺めていても見飽きることがないでしょう。
男性のお部屋にも女性のお部屋にもおすすめです。
また、「H55」柄は、白スペースが多いのでインテリアに取り入れやすいとも言えます。
これらのテキスタイル生地を使って、ご自分でカーテンやファブリックパネルを作ってみませんか。
ご自分で手作りすれば、プチプラで北欧インテリアに大きく近付くことができますよ。
次項では、ファブリックパネルの作り方をご紹介します。
プチプラで北欧インテリアが実現!~ファブリックパネル編~
お好みの北欧柄のテキスタイルは見つかりましたか。
お気に入りの一枚が決まったら、プチプラでものづくり初心者の方でも作りやすいファブリックパネルを作ってみましょう。
北欧では季節や気分によって、ファブリックパネルを飾り換えてインテリアを楽しんでいるそうですよ。
《材料》
・お好みの北欧柄テキスタイル(生地)
・木製パネル(初心者の方には33cm×33cmがおすすめ)
・裁ちばさみ
・ガンタッカー
・水貼りテープ
《作り方》
①生地のどの部分をパネルにするか決める
②パネルより各辺が10cm程大きいサイズで生地をカットする
③生地にアイロンをかける
④生地を裏返してパネルをセットする
⑤ガンタッカーで生地を仮止めする
各辺の真ん中に一ヶ所ずつガンタッカーを打ち込みます。
生地を引っ張りながら、「上→下→左→右」の順に打ち進めると、生地がたるみにくいです。
⑥ガンタッカーを打ち込む
仮止めをした箇所から角に向かってガンタッカーを打ち込みます。
最後に角の処理をするため、角から3cmは空けておくようにしましょう。
⑦角の処理をする
生地をパネルの角に合うように引っ張りながら折り、しっかりと折り目をつけ、反対側に畳み込みます。
見栄えが良くなるよう、丁寧にぴったりと折り畳めたら、ガンカッターを打ち込みましょう。
⑧余った生地がパネルの枠からはみ出ないようにはさみでカットする
⑨裏面を保護するため水貼りテープをパネルの枠の各辺に貼りつけて完成
お部屋の印象を素敵にしてくれるアイテムなので、ぜひチャレンジしてみてください。
プチプラで北欧インテリアが実現!~壁に付けられる家具編~
次にご紹介するのは、無印良品で販売されている「壁に付けられる家具」です。
この商品は、無印良品のロングセラーアイテムでもあり、北欧インテリアのマストアイテムとも言われています。
壁に大きな傷をつけることもなく、大掛かりな工事やDIYに比べて断然プチプラで取り付けができますよ。
北欧雑貨などをディスプレイすることを簡単に楽しめるアイテムです。
「棚」「箱」「長押」など種類が豊富なので、インテリアに合ったスタイルで取り入れることができるでしょう。
では、実際にどのような使われ方をしているのか見てみましょう。
□棚タイプ
ドライフラワーやキャンドルに加え、北欧雑貨を飾っている例が多く見られます。
棚上にまとまって飾られることでごちゃつき感が出ず、シンプルに北欧感を演出するコーナーができます。
□箱タイプ
キッチンやダイニングテーブルの近くに取り付けて、マグカップやお皿をディスプレイすると、おやつの時間もより楽しみになりそうです。
マグカップやお皿も北欧ブランドのものを選ぶと、納得のできるディスプレイになるでしょう。
□長押タイプ
前項でご紹介したファブリックパネルやお気に入りの絵本をディスプレイするのに最適です。
眺めるだけでも楽しい気分になるコーナーになりそうですね。
プチプラで北欧インテリアが実現!~観葉植物編~
観葉植物も北欧インテリアには欠かせませんね。
白やグレーなど、シンプルな色調を基調としたスタイルということもあり、観葉植物のグリーンが良く映えます。
そして、できるだけプチプラで済ませるには100円ショップで売られている観葉植物がおすすめです。
100円ショップではまだサイズの小さなものが多いですが、育っていく過程も楽しめますよ。
また、モンステラやパキラ、クワズイモといった定番の観葉植物から多肉植物まで売られています。
お気に入りのものをいくつか取り入れてディスプレイしてみましょう。
その際は、プラスチックの容器のままでは味気がないので、鉢にも気を配ることがポイントです。
おしゃれな瓶やブリキ缶、紙袋や麻袋などを利用すると一気にこなれ感が出ますよ。
また、北欧インテリアで人気の「ワイヤーバスケット」にまとめて入れて飾ってもインテリアのポイントになりそうですね。
プチプラで北欧インテリアが実現!~リメイクシート編~
最後にご紹介するのは、おしゃれなデザインのリメイクシートを使ってプチプラで北欧インテリアをつくる方法です。
リメイクシートは、ネットショップやホームセンター、100円ショップなどで購入することができます。
切って貼るだけのシートなので、家具や壁などを短時間で簡単にリメイクできます。
定番のレンガ柄や木目デザインなど種類は豊富にありますが、中でもナチュラルウッドは北欧インテリアにも取り入れやすいデザインですよ。
また、北欧と言えば暖炉というイメージをお持ちの方もいらっしゃることでしょう。
そんな方は、レンガ風のデザインのリメイクシートを使ってみても良いですね。
誰でも手軽に北欧風インテリアにリメイクができるので、ぜひチャレンジしてみてください。
北欧インテリアは暮らしを豊かにするテイスト
暮らしが楽しく心地良くなる、そんなアイディアがたくさん詰まった北欧インテリア。
北欧インテリアとは、私たちの暮らしをより豊かなものへと導いてくれるテイストとも言えそうです。
高いお金をかけなくても、ポイントを抑えればそのテイストに近付くことができます。
今回ご紹介したアイディアは、プチプラで誰でも簡単にできることばかりです。
ぜひ上手に取り入れて、北欧インテリアで過ごす時間を楽しんでください。