カーペットの「上手な掃除機のかけ方」を知っていますか?
毎日しっかりと掃除機をかけている人は多くいると思いますが、実は上手に掃除機をかけられていない場合もあります。
カーペットの表面には汚れやゴミがないように見えても、奥には埃や髪の毛などが残っている場合があるのです。
今回は、上手な掃除機のかけ方のコツをご紹介していきます。
しっかりとマスターして、清潔なカーペットを保ちましょう。
時間帯を意識した掃除機のかけ方
普段カーペットなどの掃除機がけの際に、時間を気にしたことがない人は多くいるかと思います。
今回は上手なカーペットの掃除機のかけ方をご紹介していく上で、まずは、時間帯を意識してみることをお伝えしていきます。
上手に掃除機をかけるコツとして、掃除機は午前中または朝一番にかけるといいです。
埃は、日中や夕方の時間帯に、人が活動するのと一緒に部屋の中に舞い上がります。
そして、夜間に人の活動が終わり、就寝中に再び床に落ちていきます。
そのため、早朝などの比較的早い時間帯には、カーペットや床は埃が多く落ちてきていて、掃除機をかける絶好のチャンスになるのです。
特に、家族などが活動を始める前の時間帯は、最も埃を捕らえることのできる時間帯であるということになります。
この時間帯に掃除機をかけることで、日中に舞い上がっていた多くの埃を吸い取ることができるでしょう。
しかし、マンションなどでは、早朝に掃除機をかけるのは、騒音が気になる人もいるかと思います。
そのため、早朝ではなく、なるべくトラブルとならないような、午前中には掃除機をかけるようにしましょう。
また、最近では静音の掃除機も多く販売されています。
そのような掃除機を使って、早朝に掃除機をかけるもの1つの方法です。
生活環境などによって、なるべく早い時間帯の掃除機がけを心がけましょう。
カーペットの上手な掃除機のかけ方は動かし方にあった!
普段カーペットの掃除機のかけ方をどのようにしていますか?
時間がなくて、ササっとかけてしまっているという人はいませんか?
それでは、カーペットの表面をなぞっているだけになってしまい、十分に埃やゴミを吸い取ることができていません。
そのため、カーペットの奥には、多くの埃やゴミが残ったままになってしまいます。
そのカーペットの上で活動することによって、再び埃が舞い上がり、部屋の中には目に見えない埃でいっぱいになってしまいます。
そこで、上手な掃除機のかけ方をご紹介していきます。
そのコツとしては、掃除機の動かし方にあります。
カーペットの掃除機がけをする際には、掃除機のヘッドをゆっくりと動かします。
ヘッドとは、掃除機の先端の部分であり、吸い取り口がついている部分を呼びます。
ゆっくりと掃除機をかけていくことで、奥にある埃やゴミを確実に吸い取っていきましょう。
また、カーペットの真ん中辺りから始めるのではなく、端から始めてカーペット全体を確実に掃除機がけしていきましょう。
同方向に動かすだけでは上手な掃除機のかけ方にはならない!?
カーペットの奥に入り込んだ埃やゴミをより確実に吸い取るためには、同方向だけの掃除機がけでは、十分に埃やゴミを吸い取りきれません。
上記の掃除機のかけ方に加えて、縦横方向への掃除機がけがコツといえます。
カーペットの奥の埃やゴミも確実に吸い取るために、十字を描くように縦横で掃除機をかけていきましょう。
例えば、カーペットの端から縦に掃除機をかけていきます。
反対側の一番端まで掃除機がけができましたら、次は横に掃除機をかけていきます。
その際にも、カーペットの端からかけていきましょう。
このようにすることで、より確実に埃やゴミを吸い取ることが可能です。
また、カーペットの毛を起こすようにして掃除機をかけることもコツになります。
カーペットの毛を起こしながら、奥に溜まった埃やゴミを吸い取るイメージで掃除機をかけるとよりいいでしょう。
カーペットの毛が起こされることで、掃除機の吸い取りが奥まで届きやすくなります。
普段何気なくササっと掃除機をかけている人は、こちらの掃除機のかけ方を取り入れてみましょう。
すると、さらに清潔なカーペットに近づくでしょう。
掃除機では吸いきれないカーペットに絡んだ毛はどうする?
通常の掃除機のかけ方では、なかなか吸いきれないものもあります。
カーペットに絡んだ毛は、なかなか掃除機では吸い取ることができません。
そこで活用したいのが、粘着式のクリーナーです。
上記の方法で、ある程度の埃やゴミを吸い取ったら、次に粘着式のクリーナーを使っていきましょう。
カーペットに絡んで、なかなか掃除機で吸い取れない毛などに使っていきます。
こちらも上記でご紹介した掃除機のかけ方と同じように、縦や横に十字で転がしていきましょう。
カーペット専用のものが多く販売されているので、なるべくカーペット専用の粘着式クリーナーを使いましょう。
こちらのほうが、より粘着力も高くなっていることが多いです。
掃除機だけでは、カーペットについた毛などは吸い取りきれないので、このようなアイテムの活用も必要になってきます。
お手入れが簡単なカーペットを選んでみよう!
カーペットを購入する際は、掃除のしやすそうなものを選んでみましょう。
普段の掃除機のかけ方でも、しっかりと埃やゴミが吸い取れそうな種類が好ましいです。
カーペットには、様々なデザインや素材のものがあるので、その中から掃除機がかけやすいものを選ぶといいでしょう。
また、定期的に丸洗いしたい人は、洗うことができる素材を使ったカーペットを選択してください。
掃除機のかけやすいカーペットとしては、毛足の短いタイプのカーペットがおすすめです。
毛足が短い方が、より埃やゴミを溜めにくくなったり、掃除機をかけたときも埃やゴミを吸い取りやすくなります。
また、化学繊維のポリエステルを使ったカーペットは、お手入れが簡単にできるので、掃除のしやすさを求めてカーペットを購入する人におすすめです。
拭くだけでも掃除ができる点が、おすすめのポイントとなります。
カーペットの上に家具がある場合は移動しよう!
「カーペットの上に家具が置いてある」というケースも少なくないでしょう。
その場合は、しっかりと家具を移動させてから掃除しましょう。
重い家具がある場合には、家族や友人に手伝ってもらうようにしてください。
怪我や事故に注意しながら、安全に移動させてから掃除機をかけていきましょう。
家具の置いてあった場所には、埃やゴミも多く溜まっていることがあります。
上記でご紹介した掃除機のかけ方で、しっかりと埃やゴミを吸い取っていきましょう。
また、掃除のしやすさや清潔さを考えときに、カーペットの上にはなるべく家具を置かないほうがいいです。
そして、掃除のしやすさを考えた家具の配置も大切です。
「家具を動かす作業が毎回大変」という人でも、埃やゴミが溜まる一方になってしまうので、なるべく定期的に家具を移動して掃除機をかけるようにしましょう。
掃除機のかけ方のコツをマスターしよう!
ここまで、掃除機の上手なかけ方や、掃除のしやすいカーペットなどについてご紹介してきました。
掃除機の上手なかけ方のコツをマスターして、しっかりとカーペットの埃やゴミを吸い取っていきましょう。
カーペットの上は、毎日あなたや家族が生活する大切な場所です。
確実に埃やゴミを取り除き、快適で清潔なカーペットを保ちましょう。
今回ご紹介した掃除機のかけ方を参考に、キレイなカーペットを目指してください。