お部屋のカーペット、どのくらいの頻度で洗濯していますか?
皮脂汚れやほこりなど、カーペットは意外に汚れています。
くつろぐ場所にあるカーペットですので、清潔に保ちたいですよね!
今回は気になる洗濯方法や、洗濯頻度などをご紹介します。
カーペットはどのくらいの頻度で洗濯すればいい?理想は?
みなさんはカーペットをどのくらいの頻度で洗濯していますか?
なかには、洗濯したことがないというご家庭もあるのではないでしょうか。
平均的には半年に1回から、1年に1回くらいの頻度で洗濯するご家庭が多いようです。
また、夏の時期に2回、冬の時期に1回など、季節によって洗濯をする頻度を変えるご家庭も多いという話も耳にします。
夏場は汗をかく分、カーペットの汚れも気になる方が多いのでしょう。
ペットや小さな子供がいるご家庭では、1ヶ月に1回は洗濯するご家庭も多く、毎週洗濯しているご家庭もあるようです。
素肌に直接触れるカーペットは、清潔に保ちたいものです。
また、専門家が理想としているカーペットの洗濯頻度は、1ヶ月~2ヶ月に1回としています。
できることなら、洗濯頻度を高めにカーペットを清潔にしていきましょう。
それでは、カーペットを洗濯する方法をいくつかご紹介します。
洗濯する頻度を減らせる!カーペットのお手入れ方法
「カーペットを綺麗にしたいけど、洗濯するほどでもない」と思うこともあるでしょう。
そこで、洗濯以外でカーペットを綺麗にする方法をご紹介します。
こまめにお手入れして面倒な洗濯の頻度を減らしましょう。
ここでは2つの方法をお伝えしますが、どちらの方法も試す前にしっかりと掃除機をかけてから行ってください。
・水拭きをする
①固く絞った雑巾で水拭きをする
②乾いた雑巾を使い、乾拭きする
③しっかり乾かす
汚れが気になる場合は衣類用中性洗剤を水に混ぜて行ってください。
洗剤を使った場合は、乾拭きの前に水拭きをして洗剤をしっかり落としましょう。
濡れてしまわないかと不安になりますが、雑巾をしっかりと固く絞れば問題ありません。
・重曹を使って簡単お手入れ
①重曹をカーペット全体にまんべんなく振りかける
②数時間放置
③掃除機でしっかり吸い取る
たったこれだけでイやな匂いがサッパリします。
しかし、毛足の長いカーペットには不向きなので注意が必要です。
カーペットを洗濯する前にしておく下準備
カーペットを高い頻度で綺麗にしていても、やはり洗濯をしたいと思われることがあるでしょう。
そこで、カーペットを洗濯することを考えていきます。
カーペットを洗濯する前に、下準備をしておきましょう。
・洗濯可能なカーペットか確認する
カーペットには洗濯が可能なものと、不可能なものがあります。
カーペットについているタグを見て、洗濯が可能か必ずチェックしましょう。
洗濯が可能でも、手洗い指定のものや、温度の指定があるものがあるので注意が必要です。
・ゴミを取り除く
洗濯をする前に、掃除機やコロコロ、ブラシを使いカーペットのゴミを取り除きましょう。
掃除機をかけるときは、ゆっくりと丁寧にかけるのがコツです。
掃除機は前に動かすときより、後ろに引くときのほうが吸引力が強いのです。
後ろに引くときもカーペットから掃除機を離さないようにかけると、たくさんのゴミやほこりを吸い取ることができます。
シミなどの目立つ汚れがある場合、洗剤をつけておくのも効果的です。
自宅でカーペットを洗濯しよう!
カーペットを自宅で洗濯する方法をご紹介します。
カーペットについているタグを見て、洗濯機を使用するか手洗いをするか判断してください。
・洗濯機でカーペットを洗濯する
①カーペットの汚れている面が外側になるようにし、じゃばら折にたたんでいきます。
②洗濯ネットにカーペットを入れ、洗濯機で洗っていきます。
洗濯機のコースに「毛布」や「大物」コースがある場合は、そちらがおすすめです。
使用する洗剤はタグの表示に従います。
・カーペットを手洗いする
手洗い表示があったり、洗濯機に入りきらない場合など洗濯機が使えないときは、自宅で手洗いしましょう。
カーペットは大きいので、浴槽で行います。
①浴槽にカーペットを入れ、お湯を溜めます。
②洗剤を入れ、しっかりと混ぜます。
汚れがひどい場合は、酸素系漂白剤も一緒に使用したり、数時間つけおきするのがおすすめです。
③踏み洗いをしていきます。
全体の汚れが落ちるように、カーペットをひっくり返したりしながら、満遍なく踏み洗いしていきます。
洗剤で足が滑りやすくなっているので、注意してください。
④しっかりと洗えたら、すすぎ洗いを数回行います。
溜めているお湯を排水し、カーペットを踏み洗いしながら、再びお湯を溜めていきます。
この作業を数回繰り返し、すすぎ洗いをしましょう。
⑤水切りをします。
そのまま干すと水分が多く時間がかかってしまいます。
また、たくさん水を含んでいて重たいですよね。
カーペットを洗い終えたら、踏んで水を切ります。
その後は浴槽の縁にかけて少し放置し、自然に水切りさせましょう。
・洗濯機や手洗いで洗濯したカーペットを干す
物干し竿2本にまたがるようにかけると、風通しが良く早く乾きます。
物干し竿が1本しかない場合は、ハンガーをかけた上からカーペットをかけると、隙間ができて乾きやすいです。
裏返したりしながら干して、完全に乾燥させるようにしましょう。
また、洗濯した後だけでなくとも、たまにカーペットを干すのは効果的です。
天日干しにすることで、ダニなどを退治する効果が期待できます。
ダニの死骸を掃除するために、干した後にしっかりと掃除機をかけてください。
洗濯をするのは大変ですが、干すだけなら高い頻度で行うこともできるでしょう。
コインランドリーでカーペットは洗濯できる?
「自宅の洗濯機にカーペットが入らない」
「洗濯したいけど干す場所がない」
そんなときはコインランドリーでの洗濯がおすすめです。
コインランドリーによって設置している機械のサイズが異なりますので、大型の洗濯乾燥機がある店舗を選びます。
カーペットの汚れをしっかり落とすためには、カーペットだけを洗濯乾燥機に入れるようにしましょう。
ほかの洗濯物も入れたくなってしまいますが、汚れが落ちにくくなるだけでなく、色移りの可能性や、生乾きの原因になってしまいます。
また、コインランドリーでは乾燥まで行えることが魅力的です。
高温でしっかりと乾燥をかけることで、フワフワな仕上がりになるだけでなく、ダニを退治することもできます。
ダニは生命力が高く、高い頻度で洗濯していてもしっかり除去するのが難しいと言われていますが、高温で30分乾燥をかけることで退治することができると言われているのです。
コインランドリーでカーペットの乾燥をするときは、最初に30分間の設定をし、終わってからは100円分ずつ追加乾燥していくと無駄がなくおすすめです。
カーペットはクリーニングに出せるの?クリーニングの種類と頻度
汚れが気になるのに、洗濯ができないカーペットなどもあります。
そんなときはクリーニングに出してみましょう。
カーペットのクリーニングには種類があります。
普段よく利用する衣類等のクリーニング店への持ち込みと、ハウスクリーニング業者への依頼です。
洗濯可能なカーペットであれば、衣類などのクリーニング店へ依頼することができます。
サイズが大きく、持ち込むのが難しい場合は宅配サービスを行っているお店を選ぶと良いでしょう。
クリーニング店でのカーペットクリーニングには、日数がかかることが多いため、カーペットがないと困ってしまう方は注意が必要です。
一方でハウスクリーニング業者に依頼すると、洗濯ができないカーペットでも対応してくれます。
自宅まで来てくれるので、持ち運びが難しい大きなカーペットにも対応しています。
敷き詰めたまま作業してくれるのでとても便利です。
どちらのクリーニングも、自宅やコインランドリーで洗濯するよりも費用がかかってしまいますので、なかなか高い頻度で依頼するのは難しいと思います。
しかし、プロの手でしっかりと洗浄してくれるのでとても綺麗にすることができます。
また、理想は1ヶ月~2ヶ月に1度は洗濯したいところですが、なかなかこの頻度で洗濯するのが難しいご家庭も多いと思います。
その場合は、年に1回程度、プロにお任せしたいところです。
自分に合った方法を選んでカーペットを清潔に保とう!
カーペットの洗濯方法は洗濯機や手洗い、コインランドリーやクリーニングなど、様々な種類があります。
専門家は1ヶ月~2ヶ月に1回の洗濯を推奨していますが、汚れが気にならないご家庭もあれば、ペットや小さな子供がいてカーペットが汚れやすいご家庭など、ご家庭によって必要となる洗濯頻度も異なります。
自分に合ったカーペットの洗濯方法を選び、カーペットを清潔に保ちましょう。