おしゃれで清潔なトイレに!壁から床まで掃除していこう

最終更新日:2019/04/02

トイレは毎日使う場所なので、できるだけ清潔な状態を維持していきたいですよね。

特に、壁や床は思った以上に汚れています。

不衛生なトイレでは、いくらインテリアにこだわったとしても魅力的になりません。

そこで今回は、トイレ掃除のやり方を中心にお伝えしていきます。

また、末項ではおしゃれなトイレインテリアにするための、おすすめアイテムをご紹介します。

トイレってそんなに汚いの?

清潔そうに見えるトイレでも、「アンモニア臭」が気になることってありませんか?

それは、掃除が行き届いていない証拠かもしれません。

小さな汚れが蓄積してしまったトイレでは、ホコリに「尿しぶき」が付着し、それがニオイの元になってしまいます。

もしご家族の中で、立ったまま用を足す男性がいらっしゃれば、さらなる注意が必要です。

どんなに狙いを定めていたとしても、尿は小さな粒子となって飛散してしまいます。

その量は、便器の狙う場所によって異なると言われており、奥側を狙った際に「7,500滴」以上の尿はねがあるという話があるほどです。

これでは便器の中だけでなく、壁や床にまで飛び散ってしまいますね。

そこで大事になるのが、トイレ掃除です。

掃除の基本は「上から下へ」なので、天井や壁から掃除していくことがおすすめです。

次項から、トイレ掃除のやり方についてご紹介します。

トイレ掃除の基本!床よりも壁から先に掃除していこう

トイレに限ったことではありませんが、高い位置にある天井や壁から掃除していくのが基本的な掃除方法です。

ホコリは床のほうへと落ちていくので、この順番を守れば二度手間が防げます。

天井の掃除には、柄の長い「モップ」や「ハタキ」を使っていきます。

ホコリが吸着できる素材だと、簡単にキレイになります。

照明や換気扇にもホコリが溜まっているかもしれないので、取り外して拭き掃除できると理想的です。

また、窓があればサッシの細かい隙間まで、きちんと掃除しておきましょう。

壁の掃除には、トイレ用の「流せるお掃除シート」が便利です。

ホコリだけでなく、尿しぶきによる汚れもしっかりキャッチしてくれます。

それだけでは嫌なニオイが残っているという場合には、「ミョウバン」が役に立ちます。

ミョウバンを水に溶かしてスプレーボトルに入れておきましょう。

これを気になる部分に吹きかけて、雑巾で乾拭きします。

消臭効果や除菌効果が見込めますから、来客前に使用するのも良いですね。

ホコリはどこからやってくる?床掃除の基礎をマスター!

ここからは、トイレの床掃除についてお話ししていきます。

先ほどから何度も問題視されているホコリですが、その原因は「トイレットペーパー」にもあります。

トイレットペーパーを切ったときに出る「紙ホコリ」です。

宙に舞い上がった紙ホコリは床に落ち、飛散した尿しぶきを吸い込んでしまいます。

そうなると、トイレが不衛生な状態になってしまうので、こまめに取り除いていきましょう。

トイレの床掃除は、基本的に「掃除機掛け」からはじめます。

便器の背面となる奥側の床まで掃除できるように、ノズルは細いタイプを取り付けてください。

このとき、トイレの雑菌が気になる方は、先に除菌作業を行なっておくのがおすすめです。

食品にも対応している「アルコールスプレー」なら、小さなお子さんのいるご家庭でも安心して利用できます。

掃除機掛けが終わったところで、床を拭く作業に移ります。

捨てても構わない「古布」を用意し、「トイレ掃除用洗剤」を塗布しながら床を拭いていきましょう。

前項でご紹介した、トイレ用の「流せるお掃除シート」を使用しても構いません。

衛生的な面を考慮すると、一度使ったものは捨てるようにしてください。

床の奥側から拭きはじめ、隅から隅まで掃除していきます。

便器の設置面やキワの部分までキレイに拭き上げたら、作業は完了となります。

床掃除の応用編!「フローリング」の黒ずみを落とす方法は?

トイレの床掃除において、「黒ずみ」が気になった場合どうすれば良いでしょうか。

床が黒ずんでしまう原因には、「尿はね」「ホコリ」「皮脂」などが挙げられます。

これらが混ざり合って、しつこい黒ずみへと変化していくのです。

ここでは、床の材質別に黒ずみの対処方法をご紹介します。

まずは、トイレの床が「フローリング」だった場合を取り上げてみましょう。

<フローリングの黒ずみを落とす方法>

【用意する物】

○消毒用エタノール

○水

○スプレーボトル

○キッチンペーパー

○乾いた雑巾

※必要に応じてマスクやゴム手袋を装着してください。

【作業手順】

①消毒用エタノールと水を混ぜて、スプレーボトルに入れる

(消毒用エタノール3:水1の割合)

②黒ずみに(①)を吹きかける

※目立たない部分で試してから使用しましょう。

③キッチンペーパーで擦る

④乾いた雑巾で拭き上げて、作業は完了となります。

フローリングは水分に弱いので、最後の拭き上げ作業は念入りに行なってください。

黒ずんだトイレの床が「クッションフロア」だったらどうする?

続いてご紹介するのは、トイレの床が「クッションフロア」だったときの対処方法です。

<クッションフロアの黒ずみを落とす方法>

【用意する物】

○住宅用中性洗剤

○掃除用ブラシ

○乾いた雑巾(2枚)

○水に濡らした雑巾

※必要に応じてマスクやゴム手袋を装着してください。

【作業手順】

①あらかじめ、床にあるホコリやゴミを取り除いておく

②住宅用中性洗剤を黒ずみに塗布する

③掃除用ブラシで擦る

④そのまま数分放置する

⑤乾いた雑巾で洗剤を拭き取る

⑥水に濡らした雑巾で拭き上げる

⑦しっかりと乾拭きをして、作業は完了となります。

これでも落ちない黒ずみには、クッションフロア専用の「床クリーナー」を使ってみましょう。

身近なホームセンターやドラッグストアなどで購入することができます。

しつこい黒ずみ汚れにも効果があるので、ぜひお試しください。

トイレインテリアがすっきり!おしゃれなアイテム特集

壁や床をキレイに掃除することができたら、トイレインテリアにもこだわっていきたいですね。

そこで最後に、スタイリッシュなデザインの「トイレアイテム」をご紹介します。

おしゃれなトイレ空間を目指している方は、参考にしてみてください。

【LIKAR:トイレブラシ(全9色)】

洗練されたフォルムが印象的なトイレブラシです。

コンパクトなサイズ感や細かいパーツが分解できる点は、うれしいポイントとなります。

【ベルメゾン:タワートイレボックス】

トイレポットとブラシケースが一緒になった、多機能なタワートイレボックスです。

シンプルなデザインとカラーリングで、ごちゃごちゃとした無駄な装飾はありません。

これさえあれば、トイレインテリアがすっきりとした雰囲気になるでしょう。

【フェリシモ:ちょい置きスリムラック〈ブラック〉の会】

スリムな二段ラックは、トイレットペーパーのストックに便利です。

天板が付いているので、雑貨や小物を飾るスペースとしても役立ちます。

トイレの隅々までキレイに掃除しよう!

トイレが清潔な空間になれば、おしゃれなインテリアコーディネートが楽しめます。

ご自分のペースで構いませんから、壁や床まで徹底的に掃除していきましょう。

掃除の基本は「上から下へ」です。

トイレットペーパーから出てしまう紙ホコリを取り除くことで、ニオイ対策にもなりますよ。

快適なトイレ空間を維持し、日々の暮らしをランクアップさせましょう。