ベッドを窓際に配置すると寒い!快眠するための5つの対策

最終更新日:2019/04/19

ベッドを窓際に配置するとお部屋が広く見える効果があるので、そのようなレイアウトをしている方も多いことでしょう。

しかし、冬場はベッド付近が寒いというデメリットがあります。

寒いと寝つきが悪くなったり夜中に起きてしまうこともあり、睡眠が妨げられてしまいます。

窓際にベッドを配置した場合には、どのような対策を取ると良いのでしょうか。

誰でもできるおすすめの対策をご紹介します。

ベッドを窓際に配置するメリットとデメリット

窓際にベッドを配置すると、どうしても外の気温の影響を受けやすくなります。

寒い冬には、窓が大きければ大きいほど窓から冷気が伝わってきます。

そのため、ベッドに入ったときは格段に寒いので、なかなか寝付けなくなってしまうこともあるでしょう。

また、窓に発生した結露の影響でベッドがカビやすくなってしまうというデメリットもあります。

一方で、窓際にベッドを配置することのメリットもありますので見てみましょう。

●お部屋が広く見える

どんなお部屋でも、ベッドを窓際や壁際に配置するケースがほとんどでしょう。

ベッドがお部屋の真ん中にあるより、隅に寄せた方が空間が広く見える上に、スペースが有効に使えます。

家具の配置もしやすくなり、まとまりのあるインテリアに仕上がりやすいです。

●ベッドから転落しにくい

ベッドの側面を窓際や壁に付けておくことで、ベッドから転落する危険が減ります。

このようなメリットもあり、どうしても窓際にベッドを配置したい場合には、次項からご紹介する寒さ対策をすることをおすすめします。

窓際は隙間風が寒い!隙間シールで応急処置

窓際にベッドを配置する場合、寒い冬は対策が欠かせません。

まずは、窓から入る「隙間風対策」をしてみましょう。

住宅で一般的に多い引き違い窓には、もともとわずかな隙間があります。

そのため、きちんと閉めた状態でも、多少の隙間風が入ってくる構造になっています。

通常は、窓に気密性を保つゴムなどの部品が付いているものの、築年数が経過するとその部品も劣化していき、隙間風が入ってきてしまうようになります。

このように経年劣化が原因で隙間風が入ってくる場合には、専門の業者に修理や交換を依頼することをおすすめします。

しかし、すぐに修理の手配ができない場合もあるでしょう。

そんなときには、ご自身で応急処置をしてみてください。

ホームセンターなどで販売されている【槌屋:すき間モヘアシール グレー 幅9mm×高さ9mm×長さ2m】を使うと、窓の隙間をふさぐことができます。

モヘアタイプなので隙間にフィットしやすく、隙間風だけではなく虫の侵入も防いでくれます。

賃貸物件にお住まいの場合には、退去時の原状回復の問題があるので、大家さんに相談してから対策を取るのが賢明です。

契約状況によって異なりますが、状況によっては大家さんが修理費用を負担して、専門業者を手配してくれるということもあるかもしれません。

ベッド付近が寒いのは窓から伝わる冷気が原因!?

ベッドに入っても、窓ガラスから冷気が伝わってきて寒いと感じている方は多いようです。

前項でご紹介した隙間風対策に加え、「窓の断熱対策」も行うとより大きな効果が期待できます。

窓の断熱対策には、【ニトムズ:窓ガラス断熱シートフォーム 4m E1582】を使うことをおすすめします。

断熱性の高い3層の特殊ポリシートとプチプチの空気層のダブル効果で、窓からの熱の移動を少なくしてくれます。

そのため、窓際が冷えることを防ぐだけではなく、暖房効率を上げることも期待できます。

さらには、お部屋の外と中での温度差で発生する結露を防いでくれる効果があるので、ベッドにカビを発生させてしまうことも予防できます。

また、このような断熱シートを窓に貼る際にはインテリア性も気になるところですね。

このシートの場合は、透明度が高いので窓に貼ってもお部屋が暗くなることはなく、水だけで貼れるので剥がすときも跡が残りません。

このような面からも、安心して使える断熱シートです。

隙間風も窓からの冷気も遮断するカーテンを工夫!

寒い窓際に配置したベッドでも心地良く眠るためには、さらに「カーテン」に工夫してみましょう。

しっかり寒さ対策のできるカーテンを選べば、外からの冷気を遮断し、お部屋を保温する役割を果たしてくれます。

ここでおすすめするのは、【カーテンくれないWeb:Plenty】です。

断熱性や保温・保冷効果が期待できる省エネ遮光カーテンです。

さらに、裏地に高密度一級遮光生地を縫い付ける仕様である「WS縫製」を選ぶことができます。

裏地を付けることで、カーテンと裏生地の間に空気の層を作り外の冷気の侵入を防ぐので、高い防寒効果が得られます。

また、空気層をつくって防寒するおかげで、暖かい空気が直接窓に触れないため結露が起こりにくくなります。

別途料金がかかりますが、お部屋の断熱と保温効果のアップを期待できる縫製なのでおすすめです。

既製品とオーダー品のどちらも丁寧な縫製で、非常にキレイな仕上がりの日本製カーテンなので、インテリア重視の方も見た目・性能ともに満足のできる商品でしょう。

すぐにできる対策!ベッドを窓際から20cm~30cm離す

これまで、ベッドを窓際に配置した際の寒さ対策として、「隙間風テープ」「断熱シート」「カーテン」を使った方法をご紹介してきました。

これら3つの対策を行えば、かなりの効果が期待できるでしょう。

また、窓際からベッドを少し離すというのもおすすめです。

ベッドを窓にぴったりくっ付けていると、窓からの冷気が直接伝わってしまいます。

そこで、20cm~30cmほどベッドを窓際から離してみてください。

たったこの程度離すだけでも冷気の感じ方がだいぶ変わり、お布団に入ったときのひんやりと寒い感じが軽減されるはずです。

また、窓の結露がベッドに付いてカビてしまうことも避けられます。

少々お部屋が狭くなったように感じるかもしれませんが、快適な睡眠を得るために冬の間だけでも少し離してみてはいかがでしょうか。

すぐにできる手軽な対策なのでぜひお試しください。

寒い窓際でもベッドで心地良く過ごす対策!

最後に、お布団の中であたたかく寝るための対策をご紹介します。

■ベッドに入る少し前からお布団の中を温めておく

あらかじめ湯たんぽなどをお布団の中に入れて温めておくと、心地良く眠りにつくことができます。

特に足元は冷えやすいので、お布団の下側に入れておくと良いでしょう。

■自然素材の毛布はシーツの上に敷く

ウール・コットン・シルクなどの毛布は保温効果があります。

そのため、シーツの上に敷いて、掛け布団との間にあたたかい空気層をつくるとあたたかく眠れます。

■快適なお部屋の温度・湿度

お部屋全体が暖かい状態でベッドに入りましょう。

室温は20度以上、湿度は50%以上を保っていると入眠しやすいです。

このような対策をすれば寒い窓際にベッドを配置していても、お布団の中はあたたかく、快眠につながるでしょう。

窓際に配置したベッドでも対策次第で快適に過ごせる

窓際にしかベッドが配置できない間取りであったり、インテリア性を重視して窓際にベッドを配置したいという方もいらっしゃるでしょう。

そんなときは、冬の寒さが辛く眠りの妨げになってしまうので、今回ご紹介したような対策をぜひ取り入れてください。

どのグッズも購入しやすいものであり、簡単な方法ですのでおすすめです。

冬の寒さが大幅に軽減されるはずです。