ベビーベッドは、場所を取る上使用する期間が短いため、購入に悩んでしまう方も多いでしょう。
また、存在感も大きいため、お部屋のインテリアとして浮いてしまわないか等の問題もあります。
それだけでなく、ベビーベッドはお手入れを怠ると、マットレスにカビが発生してしまう可能性も高いと言われています。
ここでは、カビを防止するための対策について考えていきましょう。
他にもおしゃれで機能性の高い寝汗グッズや、おしゃれなベビーベッドも一緒にご紹介していきます。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
ベビーベッドの必要性
ベビーベッドは、場所を取る上に使用期間が限られているため、本当に必要なものなのか悩まれる方も多いと思います。
ベビーベッドの購入は、暮らしの環境によって必要かそうでないかを見極めることができます。
まずは、ベビーベッドの購入に悩んでいる方に向けて、ベビーベッドの必要性が分かるケースについて見てみましょう。
●兄姉がいる
上の兄姉がまだ小さい場合、好奇心でお世話をしたがったり、力の加減が難しいことも考えられます。
赤ちゃんへ手が届かないベビーベッドに寝かせておけば、安心です。
●犬や猫などのペット
犬や猫などのペットを飼われている家庭では、ベビーベッドがあったほうが安心でしょう。
●オムツ替えがしやすい
特に腰痛持ちの方は、しゃがんでオムツ替えをすると腰に大きな負担をかけてしまうことがあります。
その点、ベビーベッドでしたら腰に負担が少なくオムツ替えを行うことができます。
ベビーベッドは必ず必要とは言いきれない部分もありますが、ここまでご説明したようにあると便利なケースも多いです。
そして、ベビーベッドを購入するにあたり、いくつか注意して覚えておきたいことがあります。
その1つにマットレスのカビが挙げられますが、詳しくは次にご説明していきます。
ベビーベッドのマットレスはカビが生えやすい!?
ベビーベッドマットレスは、特にカビに注意しなければなりません。
ベビーベッドのマットレスにカビが発生しやすい原因は、まず1つに赤ちゃんは新陳代謝が活発であるため、体温が高く汗をかく量が多いことが考えられます。
そしてもう1つ、カビが生えやすい原因としてはベビーベッドの床板が合板であることが多く、マットレスとの間に湿気がこもりやすいという点です。
他にも、加湿器をつけている場合、その加湿器が原因でカビが発生しやすくなることもあります。
加湿器は、タンクの中に補給された水を噴射して室内の湿度を上げるものです。
そのタンク内の水を交換せずに何日も使い続けたり、掃除を怠ってしまうと、水垢などの汚れや雑菌、カビの繁殖の原因になります。
また、カビは湿度が高いところを好み繁殖しますから、加湿器のタンク内は絶好の繁殖場所であると言えます。
もし加湿器のタンク内でカビが発生してしまうと、水分が噴射されると同時に、カビの胞子を空気中に撒き散らしてしまうことになります。
加湿器を使用する際は、毎日水を交換したり定期的に掃除を行うことが大切です。
マットレスに一度カビが生えてしまうと、取り除くことは困難であり、アレルギーの問題などもあります。
特に小さな赤ちゃんの場合、大人に比べ抵抗力が弱いものです。
カビが原因で喘息やアトピーになる可能性もありますから、しっかりと対策を行いカビの発生を防ぎましょう。
ベビーベッドのマットレスのカビを防ぐ!対策は?
アレルギーや喘息など、様々な疾患をもたらすカビですが、ここからはカビを発生させない対策について考えていきます。
まず、カビが発生する条件としては「温度・湿度・栄養」の3つの条件が必要です。
特に、温度20~30度、湿度80%以上、プラス食べかすや人の垢などの汚れが揃うと発生しやすくなると言われています。
できる対策としては、まず湿気を取り除くことが大切です。
ベビーベッドのマットレスは定期的に干したり、お部屋の窓を開け空気を入れ替えるようにしてください。
窓を閉め切ったお部屋は、湿気がこもりカビが発生しやすい環境になってしまいます。
外の空気を室内に取り入れ、お部屋の湿気を下げつつ、マットレスも同時に干すようにしましょう。
可能であれば、マットレスは天日干しを行うとより湿気を除去する効果が高くなります。
ほかにも、カビの栄養源となる食べかすや人の垢などを残さないように定期的にお掃除を行うことをおすすめします。
そのためにもベビーベッドのマットレスは、そのまま使用するのではなく、ベッドパットやシーツを使用してください。
ベッドパットやシーツを使用することで寝汗を効率的に吸収し、また簡単に取り外すこともできますので、洗濯も容易になります。
温度に関しては20~30度は人も快適に感じる温度であり、調整するのは難しいと考えられますから、「湿度」と「栄養」の2つを重点的に対処し、カビを防いでいきましょう。
カビを防ぐには!マットレスに敷く寝具の素材や衣類にも注意しよう
前にもお伝えしたように、赤ちゃんは非常に汗をかきやすいものです。
そのため、ベビーベッドに使う寝具の素材や衣類の素材にも注目しましょう。
特に、生まれて間もない赤ちゃんは非常にお肌がデリケートです。
そのため、吸収性に優れ肌触りのよいガーゼ素材の肌着が基本になります。
マットレスに敷くベッドパットやシーツも同様に、通気性や肌触りに優れたガーゼ素材のものがおすすめです。
寝汗を吸い取りにくい素材のものは汗疹や湿疹、カビの発生の原因になりますから、避けるようにしましょう。
寝汗をかきやすい頭や背中部分には、余分に1枚タオルやガーゼを敷くのもおすすめの方法です。
たとえ、寝汗で濡れてしまったとしてもタオルやガーゼを1枚取り替えるだけで済みますので、忙しいお母さんの負担を減らすことができます。
また、寒い冬の時期は、ついつい赤ちゃんに厚着をさせてしまいたくなりますが、着込みすぎてしまうと体温が上昇し汗を大量にかいてしまう可能性も考えられます。
赤ちゃんが快適に過ごせるように、温度や湿度に合わせて衣類も調節してあげましょう。
ベビーベッドと一緒に使いたい!寝汗を吸収する汗取りパッド
ではここから、ベビーベッドのマットレスのカビの発生を防ぐために、おしゃれで機能的なおすすめのグッズをご紹介していきます。
●「FIRST DRESS(ファーストドレス)」天使の羽・汗取りパッド
参考価格:税込 1,944円
こちらの商品は、背中に羽が生えたような個性的で可愛らしいデザインで、かつ機能性も充実している汗取りパッドです。
素材は、コットン100%の泉州タオルで、汗をしっかりと吸収してくれます。
また、柔らかな肌触りのタオルは、デリケートなお肌の赤ちゃんも安心して使用することができます。
使い方も簡単で、背中の首もとから汗取りパッドを入れるだけと簡易に着脱できる工夫が施され、機能性も重視しています。
衣類の上から着用することができ、首元から見える羽のデザインがどんなお洋服も可愛らしくコーディネートしてくれると思います。
カラーは「シャンパン・ラベンダー・サクラ・スカイブルー・グレージュ・レモネード」からお選びいただけます。
サイズは着丈26cm、横幅20cmとなっています。
おしゃれで機能的!おすすめのベビーベッド
ここまで、ベビーベッドのマットレスのカビを防止する対策やおすすめのアイテムについてご紹介してきました。
最後になりますが、これからベビーベッドを購入しようと考えている方に向けて、おしゃれで機能性の高いおすめのベビーベッドをご紹介していきます。
●「STOKKE(ストッケ)」スリーピーベッド
参考価格:税込 97,200円
ベビーベッドでは珍しい楕円形の形をした商品です。
こちらの特徴として、ベッドのサイズを広げることができるので、0歳から10歳くらいになるまでと長く使用することができます。
また、床板の高さも調節可能で、ロック機能がついたキャスターがついていますので、お部屋の移動も簡単に行うことができます。
さらにマットレスと床板のデザインにより、通気性が確保されているため、カビの発生が抑えやすい作りとなっています。
お値段はお高めですが、長く使用できるベビーベッドとなっています。
・対象年齢:0~36ヶ月
・サイズ:W127×D74×H86cm
●「カトージ」ミニ立ちベッド
参考価格:税込 20,520円
コンパクトでリーズナブルなベビーベッドをお探しの方に、おすすめのベッドです。
コンパクトながら3段階の高さ調節が可能で、ベッド下は収納スペースとして利用することができます。
また、こちらもキャスターつきですので、移動も簡単に行うことができます。
・対象年齢:0~24ヶ月
・サイズ:W68×D94×H110cm
カラーは、「スノーマウンテン・プチバニラ・プチブルー」の中から選ぶことができます。
どうせ購入するのなら、インテリアとしても映えて、機能性も充実しているものが欲しいですよね。
おしゃれで機能的なベビーベッドはほかにもたくさんありますから、お部屋のインテリアと合わせて購入してみるのも楽しいですよ。
ベビーベッドのマットレスはこまめなお手入れを
マットレスにカビが発生してしまうと、簡単に取り除くことは難しくなります。
また、カビを防ぐことは、見た目の問題だけでなく健康面でもとても大切なことです。
特に赤ちゃんが使用するベビーベッドのマットレスにはカビが発生しやすい条件が揃っていますから、定期的に掃除を行ったり、干したりしてカビの発生を防いでいきましょう。
また、最近では、多機能でおしゃれなベビーベッドもたくさんありますから、ご自分の好みに合わせて選んでみてください。