ロフトベッドの購入を検討しているものの、インテリアの雰囲気がどう変わるのか不安をお持ちの方はいらっしゃいませんか。
お部屋を上手に使い、インテリアとしても見栄え良く使いたいものですね。
ロフトベッドのメリットとデメリットを知り、実用的かつおしゃれに使うポイントをお伝えします。
最後には、おすすめの商品もご紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね。
ロフトベッドを置くメリットとは?
ロフトベッドを活用する最大のメリットは、お部屋を立体的に使うことができるという点です。
上段にベッドがあり、下の空間にデスクやソファを置いたり、収納スペースとして活用することができます。
デスクやソファ、収納などがベッドとセットになっている商品を活用すれば、おのずとまとまりのあるインテリアをつくりやすくなります。
また、デスクやソファ、収納などとセットになっているロフトベッドは価格が高価に感じるかもしれませんが、それぞれの家具をバラバラで購入するよりもコストを抑えられるケースが多いです。
さらに、ベッドが上段にあることから、湿気を下に逃がしやすくお布団にカビが発生しにくいというメリットもあります。
このように、狭いお部屋でもロフトベッドを活用すればスペースを有効に使うことができ、お布団のカビ問題に悩まされるリスクも減らすことができます。
一方、ロフトベッドを置くことのデメリットとはどのようなことが挙げられるでしょうか。
次項で確認してみましょう。
ロフトベッドのデメリットとは?
ロフトベッドを置くことのデメリットとしてまず挙げられるのは、お部屋に圧迫感が出てしまうことです。
インテリアとしての見栄えもそうですが、寝ているときや起きたときにも天井が近いために、圧迫感を感じる方もいらっしゃるでしょう。
また、ベッドが上段にあることから、夏は寝床が暑く寝苦しくなったり、寝返りをしたときに揺れが気になることもあります。
暑さ対策としては、サーキュレーターや扇風機を使ってお部屋の温度を均一にすることで、ある程度対策ができるでしょう。
揺れに関しては、商品により程度の差が変わりますが、組み立ての際にネジなどの締め付けをしっかり行うことが大前提となります。
また、ベッド下はどうしても薄暗くなってしまうので、学習・作業スペースとして活用する場合は十分な明るさが確保できる照明を使いましょう。
ロフトベッドの主なデメリットはお分かりいただけましたか。
ある程度のことは対策ができますが、圧迫感や暑さがどうしても苦手な方、揺れに敏感な方にとっては、もしかしたらストレスに繋がってしまうかもしれません。
メリットとデメリットを踏まえ、ロフトベッドの必要性をじっくりと検討してみてください。
インテリアの雰囲気が変わる!ロフトベッドの素材
さて、この項では、ロフトベッドの素材に注目してみましょう。
ロフトベッドの主な素材である「木製」と「パイプ製」の特徴とその違いについてお話しします。
■木製
木製のロフトベッドはどんなインテリアにも馴染みやすく、木の温かみを感じられます。
ナチュラルな雰囲気がお好きな方に、おすすめです。
また、パイプ製に比べると、揺れやきしみが比較的少ないです。
価格は上がりますが、安定感を求める方は木製を選ぶと良いでしょう。
■パイプ製
クールな印象でスタイリッシュなインテリアが好みの方におすすめです。
ただし、揺れやギシギシというきしみ音が発生しやすい傾向があります。
また、夏はフレームやはしごが冷んやりして気持ち良いですが、冬はヒヤっとして冷たいです。
木製に比べて、軽量であることから組立や解体もしやすく、価格も抑えられるでしょう。
インテリア性も考えよう!ロフトベッドの種類
次に、ロフトベッドにはどんな種類のものがあるのか見てみましょう。
よく目にする代表的な3種類をご紹介します。
◆デスク付きロフトベッド
ロフトベッドの代表格とも言えるのが、このデスク付きのものです。
小学生のお子さんから社会人の方まで幅広く活用できます。
机が広々使えるタイプや、本棚や引き出しが設置できるタイプ、パソコンデスクとして使えるタイプなどさまざまなものがあります。
また、デメリットとしても取り上げましたが、ベッド下の空間は薄暗くなるので照明を活用して、明るさを確保するようにしましょう。
◆収納付きロフトベッド
ベッド下にパイプハンガーが付いてクローゼット代わりに使えるタイプもあります。
荷物を隠したいという方は、周囲にカーテンが付いている商品を選ぶと良いでしょう。
収納ボックスを入れて使ったり、大きめの荷物を収納したり、多用途な使い方ができます。
◆ソファ付きロフトベッド
インテリアをくつろぎ空間にしたい方におすすめです。
ソファ部分がリクライニングになっている場合は、簡易ベッドにもなり、来客時には二段ベッドとして使えるものもあり便利です。
また、ベッド下に何もないタイプを選べば、お気に入りのソファを置くことができます。
ロフトベッドを購入する前に!お部屋で快適に活用できるかチェック
この項では、ロフトベッドを購入する前に、ぜひチェックしていただきたい点をいくつかお話しします。
●ベッドの高さと天井の高さ
天井があまりに低いと圧迫感に耐えられなくなったり、起き上がったときに頭をぶつけてしまうかもしれません。
目安として《(天井からベッドまでの高さ)-(座高)=55cm~65cm》になるか、チェックしてみましょう。
●エアコンからの距離
空調が近い場所にロフトベッドを配置すると部屋の空気が循環しにくく、お部屋の温度が快適に保てません。
できるだけエアコンから離した場所に配置できるかサイズやレイアウトをチェックしましょう。
●窓の位置
ベッド下の空間は薄暗くなるので、光が入る壁側に配置するとインテリアとしての見栄えも良いです。
また、ベッドのフレームが窓と干渉しないかもチェックしておきましょう。
●耐荷重
パイプベッドは耐荷重が低めなので、大柄な成人の方には向いていません。
安全に使用するため、耐荷重は忘れることなく必ずチェックしましょう。
●組立サービス
ロフトベッドは部材が重く、組立が難しいです。
組立に自信のない方は、配送から設置まで行ってくれるサービスを利用することをおすすめします。
おしゃれなインテリアに!おすすめロフトベッド3選
最後に、おすすめのロフトベッドを3台ご紹介します。
【IKEA:SVARTA スヴェルタ】
・参考価格:¥21,589(税込)
真っ白でシンプルなデザインのロフトベッドです。
ベッド下のスペースは、デスクやソファ、ワードローブなどを設置して自由にカスタマイズして活用できます。
学習・作業スペースとして活用したい場合は、別売りのスヴェルタ デスクトップも取り付け可能です。
【ニトリ:アルルN】
・参考価格:¥29,900(税込)
ハンガーを掛けられる吊り下げバー、作業スペースとなる簡易的なデスクや棚がセットになったロフトベッドです。
別売りのシェルフを置くスペースもあり、限られた空間を最大限に活用できる商品です。
【LOWYA:オールインワン ベッド空間を一つの部屋に(シングル)】
・参考価格:¥69,990(税込)
テレビボード、ソファ、ミニデスクがセットになった商品です。
ベッド下がまるでひとつのお部屋かのような、おしゃれな空間になるでしょう。
ウォルナットとナチュラルの二色あり、インテリアに合わせて選ぶことができます。
ロフトベッド1台で2役可能!?
お部屋にロフトベッドを置いたらどのような雰囲気になるかイメージは沸きましたか。
ロフトベッドを活用することで、お部屋に欲しい機能を下のスペースで補うことができます。
取り入れることのメリットとデメリットを踏まえた上で、ご自身のお部屋でも上手に活用できるかを検討してみてください。
狭いお部屋にこそ、重宝する家具とも言えます。