ロフトベッドを使ったことがない方でも、ロフトベッドと聞いて何となく頭に浮かぶものがあると思います。
お洒落な部屋や実用的な部屋にしたい場合に役立つ、というイメージがあるのではないでしょうか。
もしかしたら、ロフトベッドは家具として「金額が高い」という印象があるかもしれません。
しかし、最近では安い物でもしっかりとしたロフトベッドがあります。
ロフトベッドを利用する時の注意点やメリットなどをご紹介していきます。
部屋を広く使うことのできるロフトベッド!
ロフトベッドは、少し前であれば、なかなか手軽に買うことのできるものではありませんでした。
しかし、最近では安いロフトベッドも沢山販売されています。
ただ安いだけではなく、お洒落なデザインのものも沢山ありますから、自分の部屋のコンセプトに合わせて色を合わせたり、テイストを合わせることができます。
何よりもロフトベッドの1番の利点は、部屋を広く有効に使うことができるところです。
自宅の自分の部屋であっても、1人暮らしのワンルームのアパートでも、それほど大きな部屋に住んでいなくても、スペースを有効に活用することができるでしょう。
ロフトベッドは、ベッドを高いところに配置します。
これによって、下のスペースに机などを置いて、部屋を立体的に利用できます。
一般的に考えると、床にベッドを置いた場合、ベッドを置いているスペースは非常に面積が多くなります。
狭い部屋であれば、部屋の半分近くがベッドに占領されてしまうことも考えられます。
そこで、ベッドの位置を上げることでスペースの有効活用ができるロフトベッドが役立ちます。
机を置けば、限られたスペースで書斎を作ることができます。
また、ソファを置くことでくつろぎの空間をつくり出すことも可能になります。
ロフトベッドと言っても、子供用の2段ベッドのような高さのものがあります。
こうした低いタイプなら、寝ていて起きる時に立ち上がるのでなければ、天井を気にする必要もないでしょう。
安い物も豊富!ロフトベッドの種類
ロフトベッドは、以前は子供用の2段ベッドの上の部分だけを利用しているようなものでした。
階段もはしごのようになっていて、上り下りの時には注意が必要でした。
現在もこのような形のロフトベッドはあります。
しかし、安いロフトベッドでも、沢山の種類のものが販売されています。
最も簡単なものとしてはパイプ式のロフトベッドで、手軽に利用することができます。
このパイプ式のものであれば、ネット通販で2万円を切るようなロフトベッドもあります。
そして、少しお洒落なものになると、階段がはしごのような状態ではなく、ベッドサイドに小さな階段として備え付けられているものもあります。
これなら安全に上り下りができます。
また、階段下の部分を物置にすることもできますから、部屋をより一層個性的にすることが可能です。
ロフトベッドの種類として、高さの違いもあります。
ベッドの高さを使用目的や年齢に合わせて変えることができるものもあります。
小さな子供が利用したり、ベッドの下を物置として利用するのであれば、1mくらいの高さのロフトを選ぶといいでしょう。
ベッドの下に机を置いて個人スペースをつくり出すのであれば、1m70cmくらいの高さにベッドを置くことができるものもあります。
ロフトベッドの選び方
ロフトベッドを利用する時には、年齢や暮らしに合わせたベッドを選ぶことが大切です。
ロフトベッドは、実用性と、「インテリアとして部屋のお洒落を演出する」という2つの面があります。
ですから、ロフトベッドを選ぶ時には、安いものでも自分の生活に合わせたものを選ぶことが重要です。
実用性を考えるのであれば、部屋を広く使うことを意識することになります。
ロフトベッドを置けば、下のスペースをクローゼットのように利用したり、書斎にすることができます。
寝る場所を立体的に利用することで、限りある部屋面積を有効に使うことが可能です。
もう一つの側面として、インテリアとしてお洒落に部屋を演出するためにもロフトベッドを利用することは重要なポイントです。
ワンルームの部屋や個人の部屋でもロフトベッドを置くことで、部屋全体をリビングのように利用することができます。
ロフトの上が寝室で、下がリビングとして分けることで、リビングのつくり方が大きく変わってきます。
リビングとして利用するのであれば、小さめのソファを置いたり、ローテーブルを置くことで、広いリビングでゆっくりとくつろぐ時間を演出することができます。
ロフトベッドを安い雑貨でアレンジ
ロフトベッドを置くことで、部屋をお洒落に演出することもできます。
しかし、ロフトベッドはある程度素材や形が決まっているものです。
色の選択はできても、それほど個性のあるものではありません。
そこで、安いものでも良いので、雑貨などを活用して自分なりの個性的な演出をすることがポイントです。
例えば、下のスペースをクローゼット代わりに利用している場合には、100均ショップなどに売っているカーテンを利用して仕切りを作ることです。
ベッドの下の部分に突っ張り式のカーテンレールなどを付けて、そこにカーテンをかけます。
このようにすることで、クローゼットにしている部分を上手に隠すことができます。
また、天井に画鋲や釘を打つことができる場合、ベッドの部分が外から見えないように、カーテンなどで仕切りを付けるのもおすすめです。
これで、人が来てもベッドの布団部分を見られずに済みますし、部屋をスッキリと見せることができます。
ベッドの布団を敷く部分と天井の間に突っ張り棒をして、ベッドの頭を置く両サイドに配置します。
それぞれの突っ張り棒から細い突っ張り棒を横に通して、その中にワイヤーネットを通します。
縦横の突っ張り棒は、結束バンドなどでしっかりと止めます。
こうすることによって、枕元に様々なものを引っかけておくことができる簡単な棚を作ることもできます。
安い100均ショップなどで材料を揃えれば、色々なアレンジをすることができます。
安いロフトベッドには注意も必要
ロフトベッドは手ごろな価格で手に入るようになってきました。
住宅事情によって部屋を広く利用することができますので、とても便利でお洒落な家具と言えます。
安くて良いロフトベッドも沢山出てきていますが、中には安いものであるが故の危険な面もありますので、注意して購入することが必要です。
注意点としては、階段の強度や作りに関する部分と、ベッドそのものの作りに関して考える必要があります。
・階段についての注意点
ロフトベッドには、必ず階段やはしごがついています。
高い位置にベッドがありますから、階段がなければ上に上がることが難しくなるからです。
そこで、階段の形状には注意しておく必要があります。
以前は、直角に付けられたはしごのようなものや斜めにはしごをかけたような階段を付けているロフトベッドが多くありました。
現在もそういった形のものがありますが、こういった階段を付けている場合には、上り下りの時には注意が必要です。
足を踏み外したりすると危険ですから、小さな子供さんが利用する時には、きちんと理解させておくことが望まれます。
・ベッドの作りの注意点
ロフトベッドは高い位置にベッドが配置されます。
万が一、ベッドが下に落ちたりすることがあれば、大けがをする可能性もあります。
そこで、ロフトベッドの作りを把握して購入することです。
ポイントは、体を預けるベッドの構造です。
体重全てを預けるマットレスを置く部分の骨組みが、4面の骨組みにすのこを乗せるような作りであることが多いですが、このすのこ部分とベッドの4面が設置する骨組みの面積が大きいものを選ぶことです。
小さな面積で体を支えることになると、年月が経つ事で削れたり歪みが出て落ちてしまうことが考えられます。
ロフトベッドを選ぶ時には、このような点に注意することが大切です。
安いロフトベッドをベッド以外の方法で利用
今までは、ロフトベッドとしての使い方をアレンジしたり、注意すべき点を考えてきました。
ここでは、ロフトベッドを敢えてベッドではない使い方として利用することを考えます。
通常、ベッド部分は寝るために利用されます。
しかし、ベッド部分を荷物置きとして利用することもできます。
もちろん、人が寝る場所ですから、それなりの重さに耐えることができるように作られています。
安いものであっても、作りの良いものを選べばしっかりとした重さに耐える頑丈さがあります。
重さを考えながらも荷物を置くことで、床をスッキリとさせることができるでしょう。
見えるところに物がなければ、それだけで綺麗な部屋にすることができます。
「実用性」と「お洒落」を兼ね備えたロフトベッドを上手に活用しよう
ロフトベッドを上手に活用することで、限りある部屋を広く有効に使うことが可能です。
安いものでもしっかりとした商品がありますので、ここでご紹介した注意点に気を付けて商品を選んでみてください。
部屋を広く、自分らしい空間に変えることができます。
ロフトベッドは、実用性とお洒落なインテリアの要素を兼ね備えた家具だと言えます。
使い方もアイデア次第で変化を持たせることができる家具として魅力的です。